大阪金曜デモと「ネット右翼政権の正体暴露」(「919クーデター政権(隷米・軍国)誕生」と内田樹氏)


夫が親友を誘って山へ出かけて、今日は私一人。午後の紅茶の時間に、母が、「2人分も3人分も一緒だから、夕食は取りにおいで」と言ってくれました。さっき電話があって隣の台所へ。一人分の完璧な夕食ができていて、申し訳ないと思いながら、御汁までつけてもらってきました。もうすぐ94歳の母に、いつまでも娘でごめんなさい・ありがとうと心で言っています。空いた時間で今日3つ目です。(アジサイドライフラワーがいい色に仕上がってきました)

◎18日の金曜日、大阪では、梅田のヨドバシカメラ前でシールズ関西の「強行採決に反対する梅田緊急街宣アピール」がありました。「青空学園だより」さんは、関電前の反原発デモと両方の報告を「闘いは続く,小出英訳もできた」と題して書いておられます。ツィッター生コンミキサー車が横断幕をつけて何台か連なってデモンストレーションしている写真を見たのですが、nankaiさんの写真にはその横断幕がパッチリ写っていますのでコピーさせていただきます。

8時前に梅田に戻る.SEALDsの街宣の前を,それを応援するように,連帯ユニオン関西生コン支部コンクリートミキサー車などが,横断幕を掲げて通る連帯ユニオン関西生コン支部は11日,戦争に反対してストライキをした10台近い大型車がここを何回か通る.まわっているのだ関生は,労働組合としてほんとうに原則的にやってきた.今も組合機関紙「くさり」を毎月送ってくれるが,読むのが楽しみな数少ない機関紙である.そのようにやってきた関生労組こそ,若い人らが立ちあがったことを,心から歓迎しているのだ.連帯とはこういうことをいうのだということだ.
集会は,最後に,皆で大きく声をあわせて終わった.こういう怒りは体が覚えている確かに,この日本の社会で,その基盤のところで,大きな変化が生まれている.(色字by蛙)

☆全文はコチラで:http://d.hatena.ne.jp/nankai/20150918
◎「哲学者=山崎行太郎の毒蛇山荘日記」より9月19日の記事全文:

ネット右翼政権」=「安倍政権」の正体が暴露=露呈した日であった



アメリカ帝国主義の世界軍事戦略のために、「自衛隊の米軍化」を約束する集団的自衛権=安保法案が、参議院で、強行採決されたようだが、安倍は、これからも国民に粘りずよく説明し、国民を説得していくと言っているが、逆だろう国民が、すでに、安保法案の中身を「理解」したからこそ、「反安保法案デモ」が拡大し、異様な盛り上がりを見せたのだろう安倍首相や安倍政権の周辺にいる櫻井よしこ百田尚樹、あるいは安倍応援団の「反知性主義」的体質と「「ネット右翼」的体質では、むしろ安倍首相や安倍政権は、孤立化し、立往生することになるだろう安保法案の実態と深層をもっとも理解できていないのは、安倍晋三とその取り巻きの「ネット右翼」である安倍は、4月、アメリカ議会で演説し、夏までには安保法案を採決することを約束した。約束を守ることだけが安倍の頭を占めている。植民地政権と植民地首相。それが、国民には、丸見えだった反知性主義の「ネット右翼には見えなかったのだろう。この安保法案の強行採決劇の中で、「ネット右翼」の出番はなかった。これからもないだろう。「ネット右翼」の時代は終わった。ー「ネット右翼亡国論」ーhttp://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20150919/1442616631

◎「世相を斬る あいば達也」さんのブログより:

● “919クーデター政権” 「隷米・軍国主義国ニッポン」誕生!


安全保障関連法が平成27年9月19日未明、参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決成立した。これで、積極的平和主義どころか「積極的軍国主義」の道を歩む第一歩となった。舌なめずりしているのは、「テロの標的」「無防備な兵站作戦」に無給無休で米軍に命捧げる日本の軍隊の参加が決まったと歓ぶペンタゴン及び米財務省だろう。下手をすれば、一年以内に自衛隊員の死傷報道と云う悲劇を、我々は目にするかもしれない。



おめでとう、安倍晋三くん!君は、見事なまでに武士の矜持を蔑ろにする“不意打ち”“だまし討ち”で、日本のすべてをアメリカに売り渡すことを完遂した永遠に、「悪の宰相」の典型的事例として、日本史、いや、世界史に名を残した。「悪の宰相」だけならいざ知らず、「売国宰相」「愚鈍宰相」「ズル宰相」の名まで、欲しい儘にすることになるだろう。立憲主義の本家本元の経典《蛙注・安倍さん云うところの『押しつけ憲法』》を、支部長らが合議の上、経典を改竄したのだから、これはクーデターだ。


その好まざる評価は、永遠に磨き込まれ、珠玉なものになって行く。研磨と磨きはここからが本番だ。現在、国会前で頑張っている人々の功績が明確になるのは、これからである今まさに、日本人により、あらためて日本と云う国の民主主義のあり方が議論され、日本人のための民主主義って何だろう、が人々の中で、初めて語られ、考えられるのではないだろうか。このような奇禍は、起きないに越したことはないが、現実に起きてしまっている。多くのメディアや論者が“ねじれ解消、決められる政治”と声高に論を張った結果が、この惨状を導き出したわけだ。  


しかし、起きている奇禍をご破算にすることは出来ない。しかし、奇禍を奇貨に変えることが出来るのが、人間に与えられている良識であり、知恵であるそれに「徳」を加えて、日本の民主主義、統治の形、世界との関わりなど、議論して、熟議の結果得た方向性が見いだせるのであれば、それは、奇禍が奇貨になる。ひとつだけ、筆者が主張するのは、アメリカのデモクラシーは完璧な偽物と云うことだ。偽物でも、自国にのみ影響するニセモノならいざ知らず、その御しがたい「傲慢デモクラシー・ウィルス」を地球上に撒き散らし、ペストの猛威同様に、人類を滅ぼそうと云うのだから、罪深い。


このようなことは、悔し紛れに語っていると思っては、大間違いなのだ。政治に無関心な層が動いたわけだから、今までとは異なった選挙の構図が、現れると考えるべきである一票の格差是正から生まれた選挙区の「10増10減」を含め、投票率の大規模アップも影響を及ぼし、安倍自民党ファシズム党と下駄の雪公明党、コバンザメの大阪維新。この3極勢力を、日本の政治シーンから放逐する、またとないチャンスである。たしかに、今までの日本人は平和すぎた。しかし、一瞬の隙を狙われれば、民主主義と云うものは、極めて脆い制度なのである。決められる政治を託したつもりが、言っていないことばかり実行し、国民に好影響を与える施策は、すべて虚偽表示であった。<後略>

☆全文はコチラで:http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/d00ae75b9fb4e04053d3f746fe54d4c0
◎「内田樹の研究室」の「共同通信で配信されたコメント」より:


安保法案が成立した。これほど瑕疵の多い法案を私は過去に見たことがない。
憲法学者も元最高裁判事も元内閣法制局長官もその違憲性を指摘した歴代内閣が踏襲してきた憲法解釈は「安全保障環境の変化」という一語によって覆された立法事実は次々と変遷し、どのような危機的事態に対応するための法律なのかはついに明らかにならなかった廃案を求める多くの国民の声に政府はまったく耳を貸さなかった。そのようにして戦後日本を律してきた安全保障政策の決定的な転換が行われ、日本は「戦争ができる国」になった


これほど否定的条件が整いながら、あえて安倍内閣が法案の早期成立にこだわった合理的な理由は一つしかない。それは四月の米議会での演説の中で、首相が「この夏までに、成就させます」と誓言したからである。

<中略>

安倍首相には、戦前の全体主義国家の再建という個人的な夢がある。彼の『1984』的な暗鬱なディストピア志向は、靖国参拝特定秘密保護法やメディア支配や派遣法改定やマイナンバー制度への好尚からあきらかである。そして、何よりも「絶えず戦争をしている国」であることこそ『1984』的社会の基本条件なのである。

ただ、これほど大がかりな政治的ヴィジョンを実現するためにはどうしても米国の許諾を得なければならない

逆説的なことだが、戦勝国が「押しつけた」憲法九条を空洞化し、「戦争ができる国」になるためには戦勝国の許可が要るのだ。そして、そのための必須条件は「米国と交わした約束を履行するためには自国民を裏切ることさえ厭わない人物である」という評価を得ることだった
安倍首相はその誓言を誠実に履行した。そして、彼はかつて韓国の李承晩、ベトナムのゴ・ディン・ジエム、インドネシアスハルト、フィリピンのマルコスを迎えた「開発独裁の殿堂」入りを本日果したのである

☆全文はコチラで:http://blog.tatsuru.com/2015/09/19_1248.php
★一番下の昨夜の国会前の写真は「shuueiのメモ」(http://d.hatena.ne.jp/shuuei/)さんの9月19日の記事からコピーしました。