フジバカマにアサギマダラが!


お昼過ぎ、枯葉をひとっ処に集めておいたのを
袋に詰めようと庭に出ました。
大きな蝶が悠然と飛んでいます。
羽が青くて時々滑空しています。
これはアサギマダラだ!!
慌てて部屋に飛び込んでカメラを。
ジューンベリーの木の葉に長い一休み。
2009年のこのブログを始めた年に初めて見て以来です。
人を恐れないのは経験済みなので、フジバカマの傍で立っていました。

真横だけじゃなくって、背中から浅葱色の翅が開いたところを撮ろうと場所を移動して待機。
アサギマダラは、青空をバックに、翅をヒラヒラさせては滑空を繰り返しながら庭を何度も旋回。
じぃ〜と待っていると、やって来て、密を吸い始めました。
シャッターが遅いので合わせるのに一苦労です。


フジバカマの蜜はアルカロイドという毒を含んでいるそうです。
鮮やかな美しい色は毒性を知らせる警戒警報?
翅を優雅に開いたり閉じたりしながらゆっくり蜜を吸っているのも
恐いものがないからですね。


現われなかった5年分の写真を撮らせてもらって中へ。
アサギマダラはフジバカマの密をまだ吸い続けていました。
渡りをする蝶として有名ですが、2009年に見たのは10月12日でした。
これから台湾に向かう途中かな。渡りと言えば思い出すのは:

てふてふが一匹韃靼海峡を渡つて行つた。  安西冬衛