「あべさまのNHK」と「橋下維新は異質の危険性」

11月31日に4人で出発した氷ノ山(ひょうのせん)、扇の山(おおぎのせん)登山(兵庫県鳥取県の間の山)から11月1日帰ってきた夫のお土産がどれもこれもジャンボ!
鳥取産の柿の実は直径18センチ近くありますし、柚子も16センチ、ピーマンは20センチほども。どれもこれも豊かに育って、美味しい柿に軟らかくて美味しいピーマンでした。ユズは、これから柚子味噌にします。
◎夫が仕事を辞めて何が変わったかと言うと一番変わったのは祭日の意味がなくなった事。昨日は文化の日で祭日の火曜日だったのですが、土日は何とか解っても、ウィークデイのお休みは、気が付かない? 10月は慌ただしく出入りが一杯でしたが、やっと月曜日で引きずっていた用事も片付けて、久しぶりにお茶飲み友達を呼んで、お茶の時間を。サンルームにいた夫も、挨拶を交わしたり。そうそう、C型肝炎で患者仲間?のお姉さんがインターフェロンの治療を受けた結果数値が下がったとかで、新薬のことで同じ患者仲間の夫がどうするのか?気にされていたとか。夫は、月250万円かかる治療を3か月、月2万円の負担で受けることが出来るのを申し込んできたという話を。以前ブログ仲間のhateheiさんが書いておられた事ですが、恐ろしい金額ですね。
秋になって初めてリンゴのバター焼きにシナモンシュガーを振りかけてお出ししました。ひとしきり、彼女の同年(60代前半)仲間4人の一泊旅行のお話を聞いて、本当に様々な人生模様に二人で溜息を。結局、自分の出来る範囲で日々精一杯生きることだと、改めて思いました。

◎「小海キリスト教牧師所感」さんの10月30日のブログは、イラストのみ。タイトルは、「面白いと笑っていられない」です。それにしても、来年は申(サル)年、に引っ掛けて、なかなか良くできたイラストです。コピーさせていただきました。NHKを見るときは御用心、ご用心です。

首相の発言をそのまま放送する時間が圧倒的に増えています。以前はニュース番組の中に取り込まれたり、解説の参考資料程度でしたが、今は直に安倍首相の発言している御姿を時間をかけて流しているという感じです。安倍放送局と名付けられる所以(ゆえん)ですね。
◎と言っておきながらですが、昨夜7時のNHKニュースは良かったです。文化の日は、69年前の1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布(1947年5月3日施行)された記念日でもあって、憲法について新たに学びたいという各地域での取り組みを紹介していました。東京ではあきる野市あきる野市と言えば、美智子さまも以前お言葉の中で取り上げられた五日市憲法が発見された場所です。憲法公布の記念の展示会に大勢が詰めかけて、現憲法よりはるか以前の明治の初めに千葉卓三郎が起草した憲法草案の存在や、その民主的な内容の文言を再発見?している様子を取り上げていました。

◎先週の土曜日、同窓会の最後の作業を終わって、お茶を飲みながら話した中に、大阪府知事選の話題も。「自民党共産党と一緒になって…というのは、ええんかぁ〜」と、以前、脱原発は無理といった一人が。もう一人は、「そうやな〜」と、自分の意見はハッキリとは言わず。私が「橋下さんの何ごともケンカ腰の政治は、もういいわ」というと家主さんの彼女が「そうやね〜、政治じゃないよね〜」と。
昨日のお茶飲み友達の彼女もその話題になった時に、共産党自民党を推すのは、維新のやり方がヒドイからという理由がハッキリしているけど、自民党の人の中に共産党と一緒にやることに批判があるみたいね〜」と。自民か共産か、という以前の、民主主義の問題なんですね。
時事通信の記事で共産党の山下さんが、橋下さんのやり方に「異質の危険性」という言葉を使っています。この記事は納得!でした。

「橋下氏は危険」=共産幹部
時事通信


 共産党山下芳生書記局長は2日の記者会見で、22日投開票の大阪府知事・市長ダブル選で同党が自民党系候補を支援する理由に関し、「『橋下維新』は他県にはない異質の危険性を持っている」と述べ、橋下徹大阪市長が率いる地域政党大阪維新の会」に対抗する必要性を指摘した。


 山下氏は、「異質の危険性」の実例として、市職員への政治活動や組合活動に関する実態調査、民間から起用した校長による国歌斉唱時の口元確認などを挙げた。「大阪では自民党が好きとか嫌いとか言っている場合ではない」と強調した。 

◎こちらの写真は、加賀市の従弟が送ってくれた父の好物の柿。日に当てて、中がトロトロになったら食べ頃。スプーンで皮を器にして中の身だけを食べます。そろそろ食べごろかな・・・
★★3日の祭日、昼間、梅田でSADL主催の「大阪の民主主義のための緊急アピール」があったとか。「青空学園だより」さんのブログ「やつらを通すな」で知りました。写真とルポをコチラで:http://d.hatena.ne.jp/nankai/20151103