再稼働反対金曜デモと「シールズの辺野古で抗議声明」と大阪府知事選(自民と維新)

◎官邸前の金曜デモ、いつものように「特別な1日」さんのタイトルは
「ニュースあれこれ(TPP、雇用、同性パートナーシップ)と1106 再稼働反対!首相官邸前抗議」
タイトルの ”ニュースあれこれ”については、どれもじっくり書いておられますので、ぜひブログを訪ねて読んでください。


川内原発を再稼働させた九電は電力の販売量が17か月連続前年割れだそうです(笑)。アベノミクスで下がり続ける実質賃金といい勝負ですね(笑)。九電の値上げでユーザーがバンバン他社へ切り替わっている、と記事は伝えています。来年になって小売り自由化になれば、この勢いは加速するでしょう。原子炉メーカーが青息吐息の今、あとは電力会社さえ痛い目に合わせれば脱原発が現実的に見えてくるのではないでしょうか。

(この後、朝日新聞西日本新聞の関連記事を引用されています。その後、「●今日の写真:原発に限らず、結局こういうことなんだよなあ。」というキャプションで右のプラカードの写真です。)
〇全文はコチラで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20151106/1446815010

★シールズが6日、辺野古新基地建設で政府の手続きに抗議する声明を発表しました。シールズ琉球のメンバー2人も参加して参院議員会館で行われました。シールズは13日から全国各地で街宣運動を実施し、辺野古新基地建設反対を訴える考えとのこと。引用元:「琉球新報電子版」の<「民主主義否定する暴挙」 シールズ、辺野古で抗議声明/2015年11月6日 15:12 >(http://ryukyushimpo.jp/news/entry-167139.html)

 辺野古新基地建設をめぐる一連の政治的手続きに関する抗議声明  


  沖縄・辺野古の新基地建設工事が再開されました。2015年10月13日に翁長雄志沖縄県知事が行った辺野古沿岸部における公有水面埋め立て承認の取り消しに対し、その翌日、沖縄防衛局は行政不服審査法に基づき国土交通大臣に対し審査請求をするとともに、執行停止措置の申し立てをしました。そして10月27日、国土交通大臣が執行停止を命じたのが、新基地建設工事再開の根拠となっています。


 しかしこの審査請求は、沖縄防衛局という国家の一機関が「一般私人」を名乗りながら、同じく国の行政機関である国土交通大臣に宛てたものです。これは国家の専横から国民の権利利益を守るための制度である行政不服審査法の恣意(しい)的な乱用であり、すでに多くの行政法学者から批判の声明が出ている通り、法治国家にもとる行為です。さらに、今回の埋め立て承認取り消しを行った翁長知事は、党派や思想信条を超えた「オール沖縄」のもと、「新基地は造らせない」ことを公約とし沖縄県民の圧倒的支持をうけて当選しました。その知事の措置を国家がこのような不公正な手段をもって斥(しりぞ)けるということは、憲法の掲げる地方自治の原則を蔑(ないがし)ろにするものであるとともに、民主主義の根幹を否定する暴挙です。



 沖縄は、これまでも構造的な差別と言う現状のなかにありました。国土面積のわずか0・6%の小さな島に在日米軍専用施設の74%が集中するなど、日米同盟の過剰な負担を負わされています。また、不平等だと指摘されている日米地位協定もいまだに改正されておらず、米軍・軍属による事件・事故は解決されないままです。一方、住民を含む凄惨(せいさん)な犠牲を出した沖縄戦、米軍による土地接収である「銃剣とブルドーザー」などを経た沖縄では、反基地・反戦運動が非暴力を通じて行われてきました。今回の新基地建設工事の再開は、こうした沖縄の長い平和のための闘いを踏みにじるものであり、日米安全保障のための負担を沖縄に今後も押しつけるという、国家からの宣言であるとさえ言えるでしょう。


 辺野古での新基地建設をめぐる日本政府の横暴は、沖縄だけにとどまらない、日本全体の問題です。今なお国会を通じて沖縄に過剰な基地負担を強いているのは、紛れもなく「日本」に生きる私たち自身です。そして、特定秘密保護法や安保法制の整備といった安倍政権のもとに行われている政治が、この国の自由と民主主義、そして平和主義を著しく傷つけるものであったことからも、沖縄の直面している問題が全国の人々にとって決して他人事でないことは明らかです。沖縄がこの国に問うものは、この国の憲法の理念であり、この国の政治であり、「日本」に生きる私たちの行動です



 私たちはこの国の自由と民主主義を守るという立場から、今回の辺野古埋め立てに関する一連の政府の手続きに反対します。そして、辺野古新基地建設工事の中止を求めるとともに、このような暴挙を粛々と進める現政権へNOを突きつけます。


2015年11月6日


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◎今朝内田樹氏のツィート欄で見つけました。1973年頃のことですね。

山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki · 14時間14時間前
米、在沖海兵隊撤退を検討 復帰直後 機密文書明記 日本が残留望む(琉球新報http://bit.ly/1LUmw57 「(テニアンの基地建設計画の縮小)理由の一つに『日本政府が沖縄の兵力を維持することを望んだ』と記し、日本側が海兵隊を引き留めたこともあらためて明らかになった


◎昨日は市役所で両親と一緒に府知事選の期日前投票を済ませてきました。朝のコーヒータイムで、「松井と書いたらダメよ、自民党の栗原さんだからね。今度は維新を落とさなアカンからね」と珍しく私からも念押し。母も「維新はもういいね。なんやの橋下さんは、嫌やね〜」と。母は「栗と粟とまちがえたら無効になるね」と父と二人で練習してきたとのこと。投票の時は「栗原」はひらがなでした。知らなかった。
自民党の府連会長といえば中山泰秀衆院議員(45)です。橋下氏の「維新の会」の役割といえば、自民党の別動隊。安倍政権が維新を利用しつつ公明党を抱えたり、突き放したりしてきたのを見てきました。橋下氏の政治?のやり方と安倍さんたちのやり方は相似のファシズム路線です。
ややこしいのは、その維新の「都構想」でおもちゃにされた大阪では、反対すれば「維新の敵」とされる自民党が一番腹を立てています。ところが、自民党の総理と官房長官の二人と維新の二人(松井知事と橋下市長)とは個人的に親密な関係を誇っています。ややこしいです。
中山自民府連会長の「橋下氏=安物のヒトラー」呼ばわりは、当たっているだけに?これはいろいろな反応が返ってきているようです。
◎「真実を探すブログ」さんの<自民党大阪府連会長が大阪の橋下市長を「安物のヒトラー」と痛烈批判!「安物のヒトラーに乗っ取られている場合じゃない」>からです:

 大阪市役所前で行われた自民推薦の無所属新人、元府議栗原貴子氏(53)の街頭演説。マイクを握った中山氏は維新の政治を真っ向から否定し、橋下氏に対して「もうこの大阪を安物のヒトラーに乗っ取られている場合じゃない。みなさんの力で新しいリーダーをつくり出しましょう」と訴えた。
:引用終了(全文はコチラ:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00000089-nksports-pol


ネットの反応を見ると、橋下市長や維新の党の支持者と自民党支持者、野党支持者で意見がバラバラでカオスだった(笑)。自民党支持者からは「大阪の自民は共産党」とか言われていますし、大阪のダブル市長選はかなり混沌としています。

まあ、議員さんは気軽に「ヒトラー」という言葉を使うのはどうかと思いますが、橋下市長はそれを言われても違和感がないほどに好き放題な政治をしていました。自民党の方も五十歩百歩ですが、自民党大阪府連会長という立場からこのような言葉が飛び出たという事実がとても興味深いです。
*前にヘドロチックとか橋下市長は言い合っていたような・・・?

◎ツィーターの反応など「真実」さんの全文はコチラ:http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8634.html
自民党の維新対応については日刊スポーツの「政界地獄耳」の記事を:
「ねじれたまま 自民の維新対応」http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1562009.html
(芦原池の東側にある柿の葉の紅葉が美しいというので昨日午後から出かけて。トップは柿の葉、右側は桜)