平岡元広島市長「何をしに来たのか」と「市職員の自衛隊研修」と「日本刀のエンブレム」


◎金曜日の夕方からパソコンの電源が入らなくなり、土曜日、夫の車でパソコン修理に。そこで、バッテリーを抜いてやってみるとOK。ついでにWindows10について聞いてみました。このパソコンの寿命が1年ほどだから、新しくしてからで良いのではと言われて、500円診断で甦ってきました。家について早速電源を入れてみたら、すぐ、勝手にWindows10のヴァージョンアップのプログラムが進行!?「電源を切らないでください」表示が1時間半ほど、やっと終わって、今まで通り使えますという表示も。なんとかネットに繋がってブログは元通り使えるようになりました。ところが翌日になって写真を取り込もうとしたら、これが出来ません。庭の花が残念だな〜と思いつつ…そのうち…今回は金曜日のジューンベリーブルースター(瑠璃唐綿)の写真を。
◎「原発のウソ」さんのサイトで見つけた毎日新聞の平岡元広島市長の記事。 『広島は、・・・大統領のレガシー作りや中国を意識した日米同盟強化を誇示するパフォーマンスの場に利用されたらかなわない』という内容ですが、これは広島市長ならではの思いだと納得して読みました。
明らかに、オバマさんはノーベル平和賞の切っ掛けになったプラハ演説のつづき、任期中最後のチャンスを利用して、現実的には成果のあがらない「核なき世界」の理念だけは・・・とあの練りに練ったスピーチでした。あの場に立ち原爆資料館を訪ねて感じたことを話してもらいたいという被曝者の願いについては、オバマさんは敢えて個人的感情を押えて出さないように警戒していたようです。資料館の資料を見て心を動かされることも避けました。そして周到に事前に準備された長文の、原子爆弾ではなくて”死が空から降って来た”で始まるあの演説。それでも垣間見れた人間性が演説後の被爆者とのやり取りと2つの鶴の折り紙でした。でも、米国内の反対勢力に気遣いながら広島に来たことの意義は小さくないと思います。これを利用するのは、今度は核廃絶を望む私たちだという受け止め方が出来ないか…まずは、平岡氏の記事を:

米大統領広島訪問>平岡・元広島市長「何をしに来たのか」


◇元広島市長の平岡敬氏(88)に聞く/span>
 オバマ大統領は再び「核兵器のない世界」に言及したが、手放しで喜んではいけない。米国が「原爆投下は正しかった」という姿勢を崩していないからだ。原爆投下を正当化する限り、「核兵器をまた使ってもいい」となりかねない。私たちは広島の原爆慰霊碑の前で「過ちは繰り返しませぬ」と誓ってきた。原爆を使った過ちを認めないのなら、何をしに広島に来たのかと言いたい。

★全文はコチラで:http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160528k0000m040148000c.html

◎「あきつ・あんてな」さんの26日のブログ「アベの富国強兵政策!」http://d.hatena.ne.jp/amadamu/20160526/1464283669)では、浜矩子氏の動画が紹介されていますが、その次に、奥田愛基さんのツィートと、各市で職員の自衛隊体験入隊が行われていることが・・・!ビックリです。

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奥田愛基 aka オークダーキ

@aki21st

これが2016年かよ・・・

 東京都府中市は今年度から、入庁3年目の市職員全50人を自衛隊に2泊3日で体験入隊させる。「研修の一環で、同市は「厳しい規律の中で『ゆとり世代』の若手職員を鍛え直したい」
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branch

@branch_P
「ゆとり」市職員、空自で鍛え直し…3年目研修(読売新聞) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160526-… この意義でこんな企画する方がどうかんがえても使えん奴だってはっきりわかんだよね
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讀賣の記事を貼り付けた後の「あきつ」さんもビックリ:「おいおい、いったいどうなってんの、日本。整列や敬礼、行進の仕方を、自衛隊から習わなくちゃいけんの? 保育士が?? 社会人としての規律を、役場の上司がおしえられんの? まるで良い事みたいに報道している報道姿勢も、あきれる。
東京、神戸、高知。おそらくは、全国の市町村で進行していることなんじゃないか。上からの富国強兵政策。下からの富国強兵政策。貧民は軍隊に行け、ですね」。


どこかの右翼団体のページかと思った。違うのか。本当に違うのか?えっ(;゚∇゚)
http://www.mod.go.jp/gsdf/about/emblem/

◎これは、「東久留米日記(http://d.hatena.ne.jp/higasi-kurumeda/)」(27日)さんで紹介されているツィートです。
私も初めて見て、ビックリ!
今ごろ、未だ、こんなのを使ってるの!?
かと思ったら、そうではなくて、つい最近、新たに作られたものです。

・・・平成26年度以降に係る防衛計画の大綱(平成25年12月17日閣議決定)や中期防衛力整備計画(平成26年度〜平成30年度)(平成25年12月17日閣議決定)で示されておりますように、陸上自衛隊は、島しょ部に対する攻撃を始めとする各種事態に即応し、実効的かつ機動的に対処し得るよう陸上総隊、水陸機動団等の新編等、陸上自衛隊創隊以来の大改革を断行してまいります。このような大改革を効果的に成し遂げていくためには、日本の平和と独立を守るという強固な意志、陸上自衛官としての誇りとアイデンティティを今一度、各隊員まで再認識させるとともに、国民の方々にも陸上自衛隊の強さと今後の体制改革への取り組みについてご理解頂くことが重要であると考えております。


  かかる状況に鑑み、他国の軍人等に日本及び陸上自衛隊の歴史・伝統・文化を感じて頂くとともに、国内外で活動している隊員等に日本の平和と独立を守るという強固な意志等を再認識させることを目的に、この度陸上自衛隊の公式エンブレムを作成しました。


エンブレムの概要


  我が国の平和と独立を守るという陸上自衛隊の使命を踏まえ、上段に日の丸を、下段に陸上自衛隊を象徴するモチーフとして従来から制服等に装飾している桜星を配置するとともに、古来より武人の象徴とされてきた日本刀を中央に配置して、その「刃」に強靭さ、「鞘」に平和を愛する心を表現しました。(後略)


今まで必要なかったのに、なぜ必要になったのか?(青いエンブレムがあったそうです。コメント欄参照) 政府が集団的自衛権行使容認を云い出してから、日本防衛以外に外地に出かける場合(海外派兵)に備えて、他国籍軍と区別するために「日本の自衛隊」を表すエンブレムが必要になり、それで、日本刀のデザインを使ったということのようですが、考えた方たちのセンスが理解できませんね。「陸上自衛隊の歴史・伝統・文化」って、自衛隊天皇の旧帝国陸海軍とは断絶し、民主的な新憲法・九条のもとに出来た(作らされた)警察予備隊(1950年)から保安隊に、それから専守防衛自衛隊(1954年)になったわけですから…… 日本刀ってね〜?! オカシイですよね〜。自衛隊発足時、旧軍人が集められたというのは本当だったのかも…