参院選が終わり・・・100歳の誕生日を迎えられそう


今日は在宅専門医の先生の月曜2度目の診察日です。心房細動で循環器病センターへ入院していた父は、その後、ずっと心不全のお薬をもらいに、夫の車で病院へ月一度通っていました。5年ほど前の話です。その2年後、ヘルニアで市立病院に入院、誤嚥性肺炎を併発して、心ならずも併設の老人健康医療センターへ入所。半年の予定を早めてもらって退所。その時から、循環器病センターの薬はかかりつけ医の処方箋をもらって継続ということになりました。その間3年余り、一度も診察を受けず。そして6月初めに突然の圧迫骨折。痛みで寝たきり状態に、そして、食べられなくなりました。
圧迫骨折と分かった時点でケアマネさんにお願いしてベッドを借りることができました。2,3週間して、母も看病疲れ、父も病院に入りたいというので、整形外科の病院へ電話。その程度では入院できないと言われ、自宅で見続けることに。6月の最終週、いよいよ、母も共倒れになるかもと、今年初め見学に行った施設に電話。すぐ、来ていただいて、入所をお願い。父の様子を見て、これは、脱水症状の可能性もあるので、施設に入るにしても今の状態をよくする方が先、とケアマネさんに相談するように助言をいただきました。5時近くでしたが、すぐ、電話。ケアマネさんから、今から内科のかかりつけ医へ行くようにと言われ、かかりつけ医へ。入院の紹介状は書けないと言われ、もう一度、家族で話し合ってくるようにと言われました。

ターミナルケアの話が出て、家で看取る覚悟をしろということだと受け取り、母とも相談。翌日、朝、かかりつけ医へ在宅専門医のお世話になることを告げました。紹介状は休みを挟んで3日後の午後に、と言われ、帰宅すると、駆け付けてくださっているケアマネさんが、「紹介状は後から届ければいいから、すぐ行って」と励まされて、桜井にある医院へ。受け付けてくださった看護師さんに全部お話して、「いつ行けるかわからない」と言われたものの、できることはここまで、と一息。
すると、その日のうちにかかりつけ医へ連絡を取って紹介状の督促をしてくださったようで、紹介状を書いたので受け取りに来るようにとの電話。翌日の6月30日、食べられなくなってから初めて医者の診察を受けることができました。血液検査の結果、脱水症状があり、カリウム濃度が高いということで、続けている薬の取捨選択をして、新たな処方箋を書いてくださって、やっと治療に入りました。これまで診察も受けないのに終末医療の話を出されて戸惑ったり、本当にこのまま逝ってしまうのか、夜中に何かあった場合は困ったと思っていましたが、お医者さんに繋がることができて本当に安心できました。

先生には、自力で食べられないと最悪の結果も、と言われていましたが、月曜ごとの診察日を迎えるたびに少しずつ良くなっているようです。週一回の訪問看護と、週三回のヘルパーさんをお願いし、食事は私が用意することにして一週間。今朝は、先生から、そろそろ日常生活に戻しましょう、とまで言われ、母も私もビックリ。まだ、食事は進まず、歩くのもトイレまでの2メートルぐらいですが、リハビリを開始してもいいとのこと。母はとても無理と言っていますが、ぼちぼち歩いてもらおうと、午後のコーヒーにはこちらに来てもらうつもり。箕面市の100歳以上は50人ほど、その内男性は数えるほどだそうです。「その中では、元気な方です、次は敬老の日を目指しましょう」と言って帰って行かれました。
母と二人で、このまま逝っても悔いないよね、とか、つい先日も、夫と二人で、予約、どうする? キャンセルする? お祝いの会を偲ぶ会にしてキャンセルはしないでおこうか?なんて話をしていたのがウソみたいです。さて、誕生日の一週間後の百寿の会の準備を始めないといけません。父の生命力の強いのに驚いています。父の命をめぐって泣いたり笑ったりの1か月でした。あきらめてはいけないですね。努力は報われると思いました。

◎さて、参院選の結果、ですが、自公で3分の2は免れました。改憲勢力を寄せ集めて3分の2ですね。
東京の最後の一人がなかなか決まらずでしたが、民進党の小川さん、良かったです。1人区の注目の候補が当選したり。大阪は自公と維新で4議席独占、おおさか維新は関西で強いですね。京都の福山さん一人です。でも、参院選全体でいえば、どうしてかあまり負けた気がしません。1人区の野党共闘が実現していなかったら、もっと負けていただろうというのが当たっているように思います。それに同日で早くに決まっていた鹿児島県知事選、川内原発一時停止を訴える三反園氏の当選がうれしいです。
投票率があまり上がらなかったこと(下がらなかったのはよかったけど)、若い人たちの投票行動が全体をなぞったような結果だったことなど、ちょっと残念ですが、しかたがないですね、これからです。アベノミクス以外にも選挙の争点があったことを示せたのも良かったような気がします。

◎ツィートの紹介を:

フジヤマガイチ ‏@gaitifujiyama · 7月9日

フジヤマガイチさんが保坂展人リツイートしました

日本のテレビ史において、今回の参院選は歴史に残るものになった。特にNHKが顕著であったが、選挙があることを出来得る限り報じないという前代未聞の展開に。テレビ報道は自ら進んで権力の犬になろうとしている

保坂展人 参議院選挙の18日間、マイクを使用しての運動期間が終わりました。これほど大事な選挙にも関わらず、テレビの報道量が信じられないほど少ない選挙は初めての経験だ改憲隠し」ではなく、「選挙隠し」をした上で18歳から19歳の投票率を論評する資格がメディアにあるだろうか


フジヤマガイチ ‏@gaitifujiyama · 7月9日

治安維持法2016ヴァージョン、静かに始動中/自民党:HPで偏向事例を募集…教員「密告を促す」 - 毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20160710/k00/00m/040/043000c

自民党 HPで「中立性逸脱」事例募る…教員から批判


 自民党が、教育現場の「政治的中立性を逸脱するような不適切な事例」を、党のホームページ(HP)で募っている。党は中立性を逸脱した教員への罰則を含めた法改正を検討しており、そのための実態調査だと説明するこれに対し教員からは「生徒からの密告を促すものだ」と批判の声が上がっている。


< 木原稔・党文部科学部会長(衆院熊本1区)は7日、ツイッターに「18歳の高校生が特定のイデオロギーに染まった結論に導かれる事を危惧してます。皆さまのご協力をお願いいたします」と投稿し、HPのリンクを張った。


 9日夕のHPには「教育現場には『教育の政治的中立はありえない』『安保関連法は廃止にすべき』と主張し中立性を逸脱した先生方がいることも事実」と記載があり、そのうえで「政治的中立性を逸脱するような不適切な事例」について、「いつ、だれが」など具体的な情報を所定の欄に記入するよう求めていた。

◎日経の鹿児島県知事選三反園氏当選を受けての記事です:

内田樹さんがリツイート


安田登 ‏@eutonie · 10時間10時間前

9条改正論者は、よく「時代が変わって来ている」という正に時代が変わっているからこそ改正は無意味。ベトナム戦争以降「国家」対「国家」の戦争はほとんどない。9条を改正して国家が軍隊を持っても、ほとんど意味のないのが現代。アメリカ軍は抑止力はあるけど、WWⅡのような勝利はもうないし。



Hideyuki Hirakawa ‏@hirakawah · 5 時間5 時間前

いまやってるNHKニュース。鹿児島県知事選で三反園氏が当選したニュースで、公約のうち「県政の刷新を訴えるとともに、県の特産品を知事のトップセールスで売り込み、地域の活性化を図る」ことのみ紹介して、川内原発の停止・検査については全く触れず。さすがである


SADL ‏@SADL_OSAKA · 8時間8時間前

SADLさんがYAFをリツイートしました

今回の「野党共闘」とは各政党が調整して「上から」提示しただけのものじゃない。私たち市民のムーブメントに各政党が後押しされた成果ですその意味では、2009年の政権交代の時よりも、大きな意味があります。これで終わるはずがありません。


YAF
‏@yagainstfascism
選挙ステーション。「野党共闘は間違っていなかったか」と問われた民進党岡田代表は「当然です」と明言した「市民を中心として各党が集まったことは今までなかった。これで新しい日本の民主主義が始まった」と。 #野党は共闘


山下芳生 ‏@jcpyamashita · 1 時間1 時間前

FNN参院選開票特番(安藤優子キャスター)に生出演。安倍首相の選挙中の全街頭演説で「経済・アベノミクス」という言葉が321回使われたのに対し「憲法改正」は0回(番組調べ)。選挙結果は「憲法改正」に白紙委任を与えたものではない。