「福島廃炉へ公的基金/経産省検討」(日経新聞)

◎昨日は月曜日。2か月お休みした俳句の教室にお昼から母が出かけました。午前中に1週間に1度の先生の往診があり、その後、お昼には食事の介助がありましたが、私がいるから任せて、夫は妙高、黒姫、戸隠あたりのどこかにいるので、千里まではタクシーで行って、と送り出しました。というわけで、母の2句は父を詠んだものになっています。

   百歳の夫にふた言熱帯夜

   うなづきも言葉の一つ蝉時雨


都知事選投票日の日経新聞の一面トップ記事がこれでした。
事故を起こした原発廃炉、見通しの立たない廃炉事業に一体どのくらいの費用が掛かるのか? 
国は、根本的な責任の所在をあいまいにして、危険な原発の再稼働を図りながら公的に助けるって、どうなん?


廃炉に必要な費用ってどんだけ? 事故を起こさなくても、数百億! それでどうして安い電力なんて誤魔化していたんでしょう! 原子炉を設置した時、その最後まで責任をもって考えていたかどうかも怪しいもんです。事故を起こした場合は、想像を絶する、兆単位! まさか、廃炉のおカネを惜しんで、40年寿命の原発を、使い続けることに?? 安全はどうなるの? 又事故になった場合はどうするの?  

廃炉の費用が莫大だからと東京電力という会社の存続のために、税金が投与される・・・


◎「東電グループの救済を目的化せず、東電改革をテコにした電力自由化の成果を同時に示すことが不可欠」と結んでいますが、それではまだ駄目です。脱原発の道筋をつけてもらわなければ。2度目の事故があれば、この国は持たないのですから・・・

◎パリから内田樹氏のリツィートです。
ルモンド紙では小池百合子氏当選を伝える記事の中に、女性初の都知事であることはもちろん、靖国参拝や、右翼組織「日本会議」に所属していることを記事にしています。伝えて当たり前のことを、なぜ日本のメディアは伝えようとしないで隠すのか??本当に不思議です。

内田樹さんがリツイート
ishikawa yuichiro ‏@ishikawayuichir · 17時間17時間前

都知事選結果を伝える仏ルモンド紙記事。内容は日本の新聞とほぼ同じだが、小池氏が靖国参拝に積極的な改憲論者であり、つくる会日本会議と密接な関係にある右翼政治家であることにもきちんと言及逆に言うと、朝日や毎日はなぜそれが書けない。

La conservatrice Yuriko Koike, première femme à diriger Tokyo

LE MONDE | 01.08.2016 à 05h57 • Mis à jour le 01.08.2016 à 14h26 | Par Philippe Mesmer (Tokyo, correspondance)
◎(http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2016/08/01/la-conservatrice-yuriko-koike-premiere-femme-a-diriger-tokyo_4976840_3216.html