大阪府警の「土人・シナ人」に府知事がご苦労様?と「沖縄県民に特別のご高配を」(仁愛の碑)

◎松井大阪府知事、わかってない!「土人」発言に、「ご苦労さん」で返すとは・・・

内田樹さんがリツイート

住友陽文 ‏@akisumitomo
住友陽文さんが松井一郎リツイートしました
大阪府知事が差別発言について寛容だというイメージを作ってしまうと、ますます大阪をヘイトスピーチの解放区にしてしまいます。問題の機動隊の労をねぎらうのではなく、差別発言については毅然とした態度をとっていただきたいです。世界中の人々が喜んで大阪に来てもらう環境作りにもご協力下さい

松井一郎
認証済みアカウント
‏@gogoichiro
松井一郎さんが朝日新聞(asahi shimbun)をリツイートしました
ネットでの映像を見ましたが、表現が不適切だとしても、大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労様

土人」発言受け、都道府県警に倫理の徹底指示 警察庁http://www.asahi.com/articles/ASJBM6K4SJBMUTIL04D.html

◎昨夜のTBS夜11時の番組では、機動隊員の発言が「土人」だけでなく「シナ人」もあったと。ますますヒドイ話ですが、戦時中のことではなく、明らかに、安倍政権下で生み育てられた新しい差別意識ですね。吐き捨てるように言う機動隊の若者の顔つきが恐ろしくて気味が悪い。こういう日本人が生まれていて、公務員になっているんですね。
沖縄生まれの芥川賞作家で沖縄在住の目取真俊さん、さすがに言葉に敏感、カメラで現場をとらえておられました。今日のブログでは二人の笑顔のツーショットも!?(目取真俊さんのブログ「海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルから…目取真俊」(http://blog.goo.ne.jp/awamori777)の18日『「黙れ、こら、シナ人」「土人」、あまりにもひどい大阪府警機動隊の実態』(http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/6ddb9c8b1b3299762b0163226762bb12
◇松井府知事のもう少し詳しい発言はコチラの琉球新報http://ryukyushimpo.jp/news/entry-378521.html)で。
◎最新のツィートと平野啓一郎氏と想田和弘氏のツィートを押し込みます:

内田樹さんがリツイート
▼ゆんゆん ‏@yung_yung33 4時間前

ちょっと待てや。「無用な衝突」て何やねん。長年続いてきた沖縄の基地を巡る運動を「無用な衝突」と言い切るんか?一緒懸命仕事すんのが差別発言の免罪符になんのか? 大都市の首長がネトウヨ並の理解度しかない。マジ悪夢。

#松井一郎を辞任させよう
#松井一郎大阪府知事を辞めろ


平野啓一郎 ‏@hiranok 10時間前

平野啓一郎さんが毎日新聞リツイートしました
言っていいことと悪いことがある。その社会的な認識がガタガタになっている表現は悪いが思想的には間違っていないことと、その表現に許し難い思想的間違いが露呈しているものとがある今回の「土人」は、やるせないほど絶望的に間違っている。そして、大阪府知事の沖縄に対する根深い差別意識


想田和弘 ‏@KazuhiroSoda 9時間前

想田和弘さんが松井一郎リツイートしました
問題行為をしても、自分の命令に従った結果だからオーケーだというのか。つまり警官としての行動の適切さは問題ではなく、自分の命令に忠実かどうかが判断と評価の指標ヤクザの論理と同じじゃないか


◎「報道ステーション」では、コメンテーターの後藤謙治さんが、沖縄戦で戦った太田実海軍司令官が自決する前に書いた遺書の言葉「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」をフリップに書いて取り上げました。そしてこんなエピソードを。
20世紀最後のサミットであり、日本初の地方開催のサミットでもある沖縄サミット(2000年の7月21〜23日まで開催された沖縄県名護市の万国津梁館で開催された第26回主要国首脳会議)は、小渕恵三首相が尽力して開催された。
 Wikipediaでは:「日本で開催されるサミットとしては、初めての地方開催であり、札幌、千葉、横浜、大阪、広島、福岡、宮崎、沖縄の8つの地域が立候補をした。最終的に開催地に選ばれた沖縄は、最後発の立候補地であり、一番不利とみられていた」が、「沖縄が歴史的に苦痛を味わった点や各界を挙げての熱い要請行動があったことなどを指摘した上での沖縄開催の決定は、沖縄はもとより、全国の報道機関等からも小渕総理大臣の英断と高く評価され、「久々に政治をみた」と評した新聞もあったと書かれています。(写真は旧海軍指令壕跡に立つ海軍戦没者慰霊塔)

◎後藤謙治氏は、小渕さんが沖縄サミットを決断したのは太田実中将の遺書にある「特別のご高配」を実現しようとしたものだと。小渕氏ご自身は、「サミット前の2000年4月に突如脳梗塞を発症して昏睡状態に陥り、職務不能のために、内閣総辞職によって総理大臣を退任した。その後、回復することのないまま、5月に死去したため、沖縄サミットに出席することはかなわなかった。小渕の死去を受けて、村山富市が行った追悼演説では、小渕が沖縄サミット開催の決断を下したことが賞賛されている」そうです。
◎首相でも佐藤栄作氏(ごまかしたとはいえ)や、小渕さん、村山さんあたりは、沖縄が本土のためにどんなに悲惨な犠牲を払ったか解ったうえでの政治というのがありましたね。今は、特に、安倍首相になってからは、ネトウヨと言われる支持者の言動が大っぴらに認められて、安倍さんがお墨付きを与えたような感じで、その行き着く先が、ヘイトスピーチであったり、障碍者施設を襲って大勢を殺したりする犯罪者や、弱者を叩いて平気のアナウンサーだったりが生まれたのでしょう。大阪の機動隊員だって、「土人」と言おうが「シナ人」と言おうが、言われた人たちの気持ちや人権は一切無視して、「職務を立派に果たしている、ご苦労さん」と言ってくれる知事がいる限り、どんなに再教育したとして反省できないでしょう。それとも、警察や機動隊では沖縄に行く前に、沖縄は本土とは別の地域だという差別教育を行っている?のかも・・・米軍と同じですね。
◎ここで改めて、大田實海軍司令官の「世界の戦史に例のない電文」の全文を。(引用元:http://d.hatena.ne.jp/cangael/20130811/1376177538

少なくとも機動隊の皆さんは、沖縄に行かされる前に、この電文を読んでほしいと思います。
2年前、私が訪ねた時、この電文は『仁愛之碑』に全文刻まれていました。

〇この電報は『当時の訣別電報の常套句だった「天皇陛下万歳」「皇国ノ弥栄ヲ祈ル」などの言葉はなくひたすらに沖縄県民の敢闘の様子を訴えているこの電報を読んだ井上成美海軍大将が感動して、終戦運動を激しくしたと言われる』。
では、「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」で結ばれる電文の全文を現代語訳(Wikipediaより)で:


沖縄県民の実情に関して、権限上は県知事が報告すべき事項であるが、県はすでに通信手段を失っており、第32軍司令部もまたそのような余裕はないと思われる。県知事から海軍司令部宛に依頼があったわけではないが、現状をこのまま見過ごすことはとてもできないので、知事に代わって緊急にお知らせ申し上げる。



沖縄本島に敵が攻撃を開始して以降、陸海軍は防衛戦に専念し、県民のことに関してはほとんど顧みることができなかった。にも関わらず、私が知る限り、県民は青年・壮年が全員残らず防衛召集に進んで応募した。残された老人・子供・女性は頼る者がなくなったため自分達だけで、しかも相次ぐ敵の砲爆撃に家屋と財産を全て焼かれてしまってただ着の身着のままで、軍の作戦の邪魔にならないような場所の狭い防空壕に避難し、辛うじて砲爆撃を避けつつも風雨に曝さらされながら窮乏した生活に甘んじ続けている。


しかも若い女性は率先して軍に身を捧げ、看護婦や炊事婦はもちろん、砲弾運び、挺身斬り込み隊にすら申し出る者までいる。
どうせ敵が来たら、老人子供は殺されるだろうし、女性は敵の領土に連れ去られて毒牙にかけられるのだろうからと、生きながらに離別を決意し、娘を軍営の門のところに捨てる親もある。
看護婦に至っては、軍の移動の際に衛生兵が置き去りにした頼れる者のない重傷者の看護を続けているその様子は非常に真面目で、とても一時の感情に駆られただけとは思えない。
さらに、軍の作戦が大きく変わると、その夜の内に遥かに遠く離れた地域へ移転することを命じられ、輸送手段を持たない人達は文句も言わず雨の中を歩いて移動している。

つまるところ、陸海軍の部隊が沖縄に進駐して以来、終始一貫して勤労奉仕や物資節約を強要されたにもかかわらず、(一部に悪評が無いわけではないが、)ただひたすら日本人としてのご奉公の念を胸に抱きつつ、遂に‥‥(判読不能与えることがないまま、沖縄島はこの戦闘の結末と運命を共にして草木の一本も残らないほどの焦土と化そうとしている。食糧はもう6月一杯しかもたない状況であるという。

沖縄県民はこのように戦い抜いた。
県民に対し、後程、特別のご配慮を頂きたくお願いする。
〇6月6日打電された。この打電の1週間後、6月13日、米軍の攻撃により司令部は孤立し、大田は豊見城にあった海軍壕内で拳銃で自決した。

☆太田実中将や電報の原文についてはコチラで(3枚の写真もこちらでお借りしました):http://tamutamu2011.kuronowish.com/kaigunngou.htm