「誕生日と退院祝い」と「生前退位で宮内庁幹部更迭」・「蔑称を自国民相手に」・「民進党は解散した方がいい」


20日の木曜日、母の白内障の手術の翌日、退院の日です。
9時過ぎ夫の車で家を出て、病室へ。ちょうど看護師さんが退院の説明に来ておられました。何種類もの目薬を差さないといけないようです。病院の支払いを済ませて、10時前に病院を出ました。
家について、我が家で父も呼んで退院のお祝いのお茶会です。生協さんで注文してあったカステラをそれぞれの分量(母は血糖値が高いので少な目)に切って、お皿に乗せ、コーヒーを淹れました。無事、終わって、本当に良かったです。
お昼は昨日の夜の残りの煮物を渡して、夜は、香住の鯛を冷凍していたので、一日遅れの誕生祝のタイの塩焼きと二人鍋を用意するので何もしないでと伝えました。夫が山で留守にするときは、二人分も三人分も一緒といって、私の分を差し入れてくれる時がありますので、こんな時くらい私がしないと娘としてマズいです。
今朝は、術後の検査で夫が母を連れて病院へ。私は、看護師さんが父のお風呂の介助に見えますので洗濯しながら、ときどき隣へ。昼は夫がパスタを作って、母も呼んで三人で。検査の結果、視力0.9まで回復したとか、良かった良かった、健康で長生きが何より。昼食を終わって、父の分を届けて帰ってきました。父は夕食時、ワインと一緒にゆっくりイタリアンを楽しむのが好きです。

さてパソコンに向かって…と思ったら、ゆるりと地面が揺れるのを感じました。テレビを見ると平尾誠二氏の追悼番組中、地震速報。これ今のこと? 揺れがひどくなってきました、これは今のことです。阪神大震災とは全く違う種類の揺れです。サンルームのモビールが揺れているのでよくわかります。大阪北部で震度4.震源地は鳥取県でした。阪神大震災がよみがえります。日本は今全国で地震や火山活動が盛んになっているというのを実感しました。

毎日放送は、途中で切れた回想のビデオをもう一度最初から流しました。角さんとの2007年の対談の平尾誠二氏です。伏見工業高校で全国制覇、同志社大学神戸製鋼ラグビー界のスターでしたね。私は神鋼時代の7連覇の頃テレビ観戦しました。スタジオでは引退した大畑大介氏がゲストの席に。サッカーのガンバ大阪の宮本さんもそうですが、関西弁でスポーツ選手で知的な紳士という素敵な存在でした。しばらくお見掛けしないと思っていましたが、53歳は若すぎますね。ご冥福をお祈りいたします。
◎20日はまた美智子皇后の82歳のお誕生日でした。天皇のお気持ち発表翌日の新聞の見出しの「生前退位」にショックと痛みを感じたという感想でした。その生前退位にまつわる話題です。山崎雅弘氏のツィート欄から:

山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki

NHKの「生前退位」スクープ 手引きの宮内庁幹部を安倍官邸が更迭(デイリー新潮:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161016-00513560-shincho-soci)
安倍首相と日本会議の意向に逆らい、今上天皇が「国民に直接呼びかける機会」を作った宮内庁幹部が更迭された安倍首相は天皇に敬意を払うつもりなど全然ない


▼〈不幸な時代の重荷は我々が負わねばならぬ〉とは、「リア王」終幕でのセリフである。天皇陛下が「生前退位」のご意向をお持ちだとNHKがスクープしたのは7月。
が、その裏で繰り広げられていた暗闘によって、一人の宮内庁幹部が更迭される破目になったのだ



宮内庁担当記者「内閣府に任命権のある特別職であり、定年はありません。前任者も退任の目安となっている70歳まで10年務めてきましたそれが、わずか2年半での交代ですから、異例と言わざるを得ません


▼政府関係者「NHKがあのニュースを最初に報じた7月13日の直後から、官邸では、誰がどうスクープを仕掛けて記者に伝えたのかという“犯人探し”が始まりました」「(官邸からすれば腹立たしい)とはいえ、陛下や皇族方にこうした憤懣をぶつけられるはずもない。かくなる上は、スクープを手引きした者に詰め腹を切らせよう、となったのです権力の濫用以外の何物でもない

◎今度も山崎氏のツィートで、沖縄の高江で機動隊員が「土人」「シナ人」と発言したことについて、軍隊でよく使われる手法の一つというこの解説は納得がいきます:


山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki

古今東西軍隊でよく使われる手法だが、殺人や略奪、住居破壊などに伴う罪悪感を消すため、相手国の住民を「自分と同じ人間ではない何か」だと錯覚させるための蔑称や言い換えが推奨される日本軍人も蔑称を使ったし、米軍も対日戦やベトナム戦争対テロ戦争で蔑称を使う。蔑称は暴力性を助長する。


相手国の住民を「自分と同じ人間ではない何か」だと錯覚させるための蔑称や言い換えは、新兵訓練などの段階でもしばしば植え付けられる。組織の指導部が、配下の人間を「効率的に任務を遂行する機械」のように鍛える手段として、人間性のスイッチを切るため蔑称を利用し、蔑視の思想を心に浸透させる


▼こうした訓練を受けると、性格が単純で真面目な人間ほど、忠実に「蔑視の思想」を心に浸透させ、暴力や傲慢への心理的抵抗が消える逆に、上官から「敵」だと教えられた相手を蔑視し、相手を蔑ろにするほど、上官や上層部に評価され、喜ばれると思い込む機動隊の一部は自国民相手にそれをしている

◎ちょっと時間がたってしまいましたが、これからの政治に関係がありますので、メモ代わりに。
新潟県知事選挙後、自由党代表小沢一郎氏が、「民進党は解散したほうがいい」と発言、産経新聞の記事です。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/67183

自由・小沢一郎代表「民進党は解散すべき」
「勝ちそうになっての応援は主体性なし」 野党共闘に消極的な姿勢を批判



 自由党小沢一郎代表は18日の記者会見で、民進党蓮舫代表が新潟県知事選の最終盤になってから、野党3党(共産、自由、社民)が推薦した米山隆一氏の応援に入ったことについて「勝ちそうになったから応援に行くのは、野党第一党(の党首)として主体性がなさすぎる」と述べ、民進党野党共闘への消極的な姿勢を批判した。
 さらに、民進党が米山氏の推薦を見送り、最後まで自主投票だったことを踏まえ、「最大野党の民進党は何のために政党を構成しているのか。政権を取る気がないなら、それは国民への背信行為、民主主義を否定する行為だ。そんなのは解散した方がいい」と主張した。
 小沢氏は「野党が本当に心をあわせて一体となれば仮に来年1月の衆院選でも絶対勝つ。間違いない」とも訴え、野党共闘の重要性を重ねて強調した。  (産経新聞



民進新潟県民の世論読み誤ったのでは」社民・又市氏

社民党又市征治幹事長


 (共産、社民、自由の3党推薦候補が勝った新潟知事選について)最終盤になって、(自主投票方針だった)民進党蓮舫代表が応援に入ったが、ちょっと県民の世論を読み誤られたのではないかという気がする。新潟で示された、県民の多くが、自公vs野党連合の構図が明確になって、そこに大きな期待を寄せられたことを民進党にもしっかり受け止めて欲しい残念ながら(民進党には)共産党とやるのはけしからん、嫌だという自分の思いを言う人がいる。あるいは脱原発候補者は嫌だという労働組合が一部あるその間で、民進党執行部がちょっとぐらぐらしている。(18日の記者会見で)  (朝日新聞デジタル



政権へ怒りの表れ=野田民進幹事長


 民進党野田佳彦幹事長は17日の記者会見で新潟県知事選で共産党など野党3党が推薦した米山隆一氏が当選したことについて「心からお祝い申し上げたい」と述べた。その上で「『オール新潟』で戦った結果だ。安倍政権に対する県民の怒りの声も表れたのではないか」と指摘した。
 知事選では、連合新潟が与党系候補を支援したため、民進党は自主投票で臨んだ。最終盤で蓮舫代表が急きょ米山氏を応援したことについて、野田氏は「代表の決断だ。『行くな』とも『行け』とも言っていない」と強調し、連合に理解を求める考えを示した。 (時事通信

◎三つの記事を並べて紹介されていたのは「世相を斬る あいば達也」さんのブログです。民進党の野田幹事長が一寸ずれている感じがしますね。選挙で単独過半数を取るといってみたり、今ごろまだ連合の威光を気にしたり、小沢さんが狙っているのはそういう民進党の解体ですね。受け皿は用意したからいつでもということですが、早ければ早いほど日本のためになりますね。