年の初めに

明けましておめでとうございます



(昔のお正月を思い出してネットから懐かしいイラストを選んでみました)

今年は、息子たちがそれぞれ一人は沖縄で、一人は元旦から仕事で、私たち二人だけのお正月となりました。お昼過ぎに、郵便局を回って年賀状を買い足してから、龍安寺西江寺へ向かいました。並んでお参りを済ませておみくじを。何を間違ったか「こどもおみくじ」を引いてしまいました。「えんそくや、うんどうかいも たのしいな。べんきょうもまけずにがんばるぞ。」でしたが、「4番 運勢 大吉」でした。
西江寺さんでお参りした後、大人向けおみくじの引き直しです。これが「第四十番 末小吉」でしたが、大笑いしてしまいました。出だし「▼わがために引き立てて呉れる人あらば、よくよく其のいう所を」・・・とここまで読むと、「言うことをよく聞いて」と思いますが、どっこい、このおみくじは違うんです。
その言う所を思案して、決してかるはずにあい手を信ずべからず、また人を便りにせず我身一人にて何事も決着するようにふんぱつすべし神仏を念じてよし」。
ユニークですね! 『自分のために忠告?してくれる人があっても、その言うことを決して軽はずみに信じてはいけない。頑張って自分一人で何事も決着するように』と、自主独立、自分で決めることを勧めています、だけど『神仏を念じてよし』だから神頼み?はOKなんですよね。面白いおみくじで、こんなの初めて!と持って帰ってきました。
年末、加賀市の義弟がつきたての豆餅を送ってくれました。昨年は切ってありましたが、今年は夫が家にいましたので切るのは夫の役。上手に包丁が入る硬さでした。私はすぐお礼の電話を入れることに。塩加減も大豆の入り具合も丁度よい立派な豆餅でした。父が大好物なので早速10枚ほどを隣に持っていくことに。良いお正月になりました。

昨年末、夫がポイントが溜まったのでお年玉に本を…と言って、欲しかった絵本を注文してくれました。NHKで86歳になった甲斐信枝さんが草花の絵を描く様子を放送していました。その時紹介された絵本を手帳に控えていました。
こんな年末に悪いかな〜……ヤマト運輸の問題があったし、アマゾンはブラック企業なので絶対使わないという方もいますので、どうかな〜と思ったのですが、「利便性が生んだ過酷な実態」というのは本末転倒、「悪いのは利便性でも利用者でもない。現場に無理を強いる配送業者の経営陣」と想田和弘氏がツィートしていたので、グッとこらえて?甘えることにしました。
みそかの日にその絵本が届きました。思った以上に立派な装丁の絵本で、坊島の畑や田んぼでよく見かける名前の知らない花の名前がわかりました。オオイヌノフグリの花の色より少し薄めのブルーで形も小型の花の名前がキュウリグサ(↑)だとわかりました。

雑草のくらし (福音館の科学シリーズ)

雑草のくらし (福音館の科学シリーズ)

絵本は、5年の歳月をかけて、京都は比叡山のふもとにある空き地の植相の移り変わる様子を観察、壮大なドラマとして描いたものです。1日の午後、夫婦で招いた今年最初の午後のお茶に両親も喜んでこの絵本を見ていました。生協さんで注文したお正月のお菓子の新宿中村屋の月餅も大好評でした。コーヒーにも合って良かったです。
12月の30日から1月の2日。日数にすればわずかですが、リセットを利かせて、
     2017年、今年も宜しくお願いいたします。