伊勢志摩ドライブ(大王崎灯台 )


5日の朝7時2分日の出と言われていました。
カーテンを開けると今まさに昇らんとする朝日が。
山際から光が漏れ出る瞬間をカメラを手に待ち構えることに。
山から朝日が出る瞬間の色合いの見事なこと。
茜色は夕日だけかと思っていましたが朝日にも使える言葉なんですね。帰った夜、毎日放送(TBS)の「プレバト才能ランキング」の番組で、丁度俳句のあの女先生が、茜色の話をしていて、朝日でも茜色が使えることを教わりました。

日の出が見られて今年は良いスタートです。
出発の支度を済ませて7時半に階下の食堂に。テーブルにパンやジュースやコーヒーが並んで、夕食と同じ席にサラダやスクランブルエッグやソーセージ、ハムをせたお皿がおいてありました。挨拶してそれぞれ適当に取って朝食を済ませ、お皿を下げて、二階の部屋へ。もう一組の方たちは伊勢神宮へ向かわれるとか。昨日到着時に言われた通り、シーツ類を外して、部屋を片付け、フロントの前の大きな箱にシーツと枕カバーを入れて、部屋のキーを籠にいれて、9時ごろ、ユースホステルを後にしました。

今日は、英虞湾を目指します。昨日来た道を南へたどります。167号線を南へ下ってそのまま260号線へ。まず目指すは大王崎灯台です。そのあと志摩町へ行くことに。道路の先端の海に到着。太平洋が見えます。海の上に突っ立ってる白いのが灯台?・・・なわけないです。



波切漁港の船着き場の駐車場に車を置いて、
本物の灯台がある小高い山の方へ歩いていくことに。
急坂を上ると細い坂道の片側に門前町のように土産物店が続いている。
魚の干物やワカメやアオサの乾物、佃煮、それに英虞湾でとれる?真珠のお店です。
中には空き家でシャッターがさび付いていたり、シャッターそのものも無く、むき出しの巻き上げ機のバネが錆びついているところも。
最後の階段を上ると少し開けたところが灯台
囲いの中の受付で200円払って中へ。

グルグル回りながら登り、天辺にレンズが見える所で外へ。
かなりの強風です。帽子が飛びそうで押えながら360度回ってみました。太平洋から英虞湾、内陸部の伊勢神宮の方角からまた伊勢湾と素晴らしい眺めです。この灯台は、右手の熊野灘と左手の遠州灘の分岐点でもあるとか。塔の高さは22m、海面から灯りまでの高さが46m。白色の灯りが到達する距離が34キロm。
全国に約700基ある灯台のなかで、登れる灯台は15基しかないのだそうです。近畿地方では潮岬だけでした。



私たちの前に、同い年か少し年上の兄弟姉妹の4人グループ(2組のカップル?)が登っておられました。
お兄さんと呼ばれていた男性が高所恐怖症らしく、
「ここでいい」と、外には出ないで待っておられました。
狭い空間で、すぐ上を見上げるとレンズがあります。
赤い透明板も見えました。
これで、赤と白のライトが交互に照らされるわけです。
下りの階段をグルグル回りながら降りるとき、
スペインのサグラダファミリアの階段みたいと二人で。
踊り場のステンドグラスが可愛い。
下りの坂道の土産物屋さんでアオサの乾物を、
90センチ四方の金網に干してあるウルメイワシ、全部で750円
両親の好物でもあるのでこれも、お土産に買うことに。
帰ってから数えたら50匹ほどありました。言われたように半分は冷凍に。
港に降りてから、サメの味りん干しの試食をすすめられたお店で、それも買うことに。
今晩のお酒のおつまみになりそう。(つづく)