瀧安寺へ紅葉狩り


大統領選の直前の日曜日にカナダから電話のあったSさんから、月曜日、手紙が届きました。電話でリクエストのあった件です。毎年、彼女から西光寺さんの開運暦を送るように頼まれます。ちょうどモミジの見ごろなので、最近では暦をもらいがてら紅葉狩りに出かけることにしています。ご丁寧にSさんはいつも、宛名書きをして切手を貼った返信用の封筒を同封してくれます。この封筒が届いてからでいいからと言われていましたので待っていました。
昨日は、夫が高校の在阪の同窓生の同窓会の世話役で「風の杜」に出かけました。明日から寒くなるというので、午後から出かけようと思い立ってカメラとお茶を持って出かけました。
Sさんの恩師宛ての絵葉書を投函するようにということですので、駅前のポスト経由でいつものコースの逆を行くことに。先日柿の実を届けたHさんがご主人の実家の土産物のお店でモミジのてんぷらを揚げている前を手を振って通過。滝道沿いに見えるお庭の柿の木が”かきはなび(柿花火)”状態。もう柿もおしまい。既に干し柿にしてつるしてあるお宅がありました。

箕面観光ホテルのエレベーター前のモミジが綺麗に紅葉していましたが、一部は散り始めています。この分では下の方のモミジはもう見ごろを過ぎているかも。
少し行くと、”一の橋”の手前、右側に西光寺への登りの道が見えてきました。このまま少し歩いて、モミジを見てこようと一の橋を渡って滝道を歩くことに。




橋を二つ渡ると
湾曲した川の近道になる内側の山側。
躑躅原」の字を見ると、
今は読み方を知っていても、
この字がなんでツツジと読めるのか不思議。
この前にあった東屋風の休憩所が無くなって
トイレと新しい休憩所ができていました。
木漏れ日が紅葉したモミジに当たると
そこだけ光って照明効果が表れます。
川面がその明かりを映して赤く染まります。

瀧安寺に到着。手前の鳥居のある方から境内に入ることに。


急な階段を上って一番奥の境内に上がると誰一人見えず。
奥の賽銭箱の横に大きな猫がいて
バギーに子供を乗せた親子が
その猫をかまっているようですが、
あきらめたように離れていきました。
お参りしてから猫を見ると、
目をぎゅっと閉じて寝ています。 
よほど眠いんですね。今日は暖かいしお昼寝びよりです。



境内を抜けて滝道へ降りてから、このまま滝まで行けば綺麗なモミジが見られそう、だけど、今日はここまで。普段、歩き慣れていないし、坂道だし、下りでへばっては困る。今日の目的は西光寺の暦だからと、Uターン。
赤い橋のところで人だかり。なになに! ウエディングドレス姿の新婚さんカップルのようです。カメラに向かってポーズをとっています。私の周りは中国語を話す若い観光客。皆さんデジカメをかざして撮り始めています。私も撮ることに。

昨日は、郵便局に用事があって、コーヒータイム前に済まそうと9時前に家を出ました。ご近所の90歳のAさんに追いついてご挨拶、少しお話をしました。歯医者さんへ行くとか。信号のところで別れて、銀行、郵便局、コーヨーの朝市に寄って帰り道、Sさんと一緒になりました。東に向かっておられるのでコミュニティセンターのお当番です。
「福祉会のバス旅行で宇治へ行ったら、なんで箕面に居てこんなとこへ来たん?」と言われたとか。「箕面のモミジ、見ごろと朝テレビでやってた」とも。確かに、滝の上の一目千本あたりのモミジはきっと美しいだろうな〜と思いながら、西光寺さんへ向かいました。(つづく)