今年最初の金曜デモと徹子さんと高木仁三郎さん

(「伊勢志摩ドライブ」に次いで2つ目です)
昨日6日の金曜日は官邸前の再稼働抗議ので今年最初の日でした。このブログを通して金曜デモの様子を見ておられる皆さんには、昨年に引き続き「特別な1日」さんのルポのお世話になります。いつも金曜デモのルポに入る前の解説が勉強になりますが、今回のタイトルは「きれいなお姉さんの想い出:『トットてれび』と『0106再稼働反対!首相官邸前抗議』」です。

昨年の土曜ドラマの「トットてれび」は最高に楽しいドラマになっていましたが、トットちゃんを演じた満島ひかりさんと、弟の(1日のBS「江戸城無血開城」で)アーネスト・サトウを演じた満島真之介姉弟の活躍は素晴らしいですね。余談になりますが、伊勢志摩ユースホステルに置いてあった雑誌の表紙が満島くん。俳優デビュー前に7か月かけて日本一周自転車旅行をした時の話をしている記事が載っていました。そのお姉さんのひかりさんが本当に若い徹子さんを早口で上手に演じていました。SPYBOYさんがタイトルにしている”きれいなお姉さん”はその本物の徹子さんとの少年幼年時代の出会いを書いておられます。
★ぜひぜひブログを訪ねてその貴重な思い出を。コチラです:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20170106/1483709068

ということで今週も官邸前へ。今年初めての官邸前抗議です。今日は朝の気温は2度と大変寒い日でした。夜の午後6時の気温も6度。さむ〜い。でも主催者発表で800人が集まりました

プラカードの写真2枚をお借りしました。

既に東芝社債の格付けは『BB』と投機的格付け(いつ倒産するか判らないクズ債権=ジャンク・ボンド)に格下げされています。自己資本が約3000億円しか残っていない東芝に5000億もの損失が発生すれば、一気に債務超過に転落、倒産の可能性だってあるからです。今期は半導体で1000億ちょっとの利益を出す予定だったようですけど、それが全部吹っ飛ぶ。それにルネサスの窮状を見れば判る通り、半導体はもともと非常に不安定な事業です。いつ赤字に転落するかわからない。医療機器などの優良事業を売却し、半導体原発に事業を絞った経営陣の判断が完全に裏目に出ました。従業員が数万人もいる日本を代表する超大企業ですが、仕方ない。経営陣が愚かだった、ということです。
こういうことが起きると言うこと自体、原発という事業には無理がある、ということでしょう。東芝が潰れそうになり、三菱重工が赤字になる、そんなことは昔だったら全く考えられないことです。この光景を、高校生だったボクの目の前で原発メーカーの強大な力を嘆いていた故高木仁三郎氏に見せてあげたい。                  


上の引用は赤字、太字、SPYBOYさんの原文のままですが、青字は私が付けました。高校生の時から、反原発市民運動の先頭に立って活動、ガンで亡くなられた高木仁三郎さんの講演を聞いておられたSPYBOYさんならではの感想ですね。私は3・12の福島原発事故後しばらくして初めて高木仁三郎さんの著作を読んでその存在を知りました。嘆いておられた強大な原発メーカーが今こんな状態。断末魔を迎えている有様ですが、これ以上悪あがきをしないですんなり引き下がっていただけるといいのですが。
右の写真の自転車の男性、ずっと参加されていますね。
写真で紹介してくださっていますが、励まされます!
★東大生女子の入部条件に男性メンバーのためにお弁当を作ることが条件?!なんて話題もあって、今年のスタートも盛りだくさん。ぜひブログを訪ねて読んでみてください:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20170106/1483709068