◎メリル・ストリープさんのスピーチの前にツィートからいくつか貼り付けてみます。まず、共謀罪が成立しないとテロが心配でオリンピックは開けないと共同通信の単独インタビューで安倍首相が強調。五輪招致で東京は安全と胸を張っていたのに・・・
◎「共謀罪」では『治安維持法』と直結するので、名前を変更するとか。名前でごまかすつもり?
内田樹さんがリツイート
東京新聞編集局 @tokyonewsroom 6時間
6時間前
きょう(1月12日)の #編集日誌 朝刊編集責任者による紙面の読みどころです。
◎沖縄の畑ではオスプレイから米軍兵士が降ってきます。内田樹氏のリツィートで:
deepthroat @gloomynews
NHK◆オスプレイ降下訓練中の米軍兵士が畑に着地 沖縄 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170111/k10010835461000.html … 「沖縄県で10日、アメリカ軍の輸送機オスプレイからパラシュートで降下する訓練を行っていた兵士が基地を外れて民間の畑に着地」
◎キネマ旬報の日本映画ベストテンが発表されました。1位が「この世界の片隅で」、2位が「シン・ゴジラ」。10位以内にカタカナ題名が多く、これホントに日本映画ベストテンよね・・・と見直しました。昨夜はNHKのクローズアップ現代が取り上げて、SNSによる拡散やクラウドファンディングに触れていましたね。
平和祈念展示資料館 @heiwakinen 23 時間
23 時間前
キネマ旬報ベスト・テン日本映画1位は『この世界の片隅に』!『君の名は。』は圏外に
http://www.cinematoday.jp/page/N0088833
@cinematodayより
◎アメリカも前途多難ですね。一昨日はテレビでオバマ大統領の最後のスピーチを紹介していました。民主的に移行させることが大事だとトランプ大統領とのスムーズな交代を訴えていましたが、聞いている聴衆の皆さんは心配顔でした。最後は、Yes,we did.とYes,we can.でしたが、この先が思いやられるでしょう。55歳のオバマさんも随分老けて見えます。トヨタ社長も英語で頑張っていましたが、トランプ氏の思い通りでなければ排除される独裁者ぶりです。これに先立つ1月8日のメリル・ストリープさんの勇気あるスピーチが話題になっています:
山崎 雅弘さんがリツイート
松尾貴史「季刊 25時」 @Kitsch_Matsuo 1月10日
報道、芸能、表現に携わるすべての人々に読んでほしいスピーチです。→【緊急全訳】メリル・ストリープのゴールデン・グローブスピーチhttps://courrier.jp/news/archives/72974/
2017年1月8日、第74回ゴールデングローブ賞授与式で、映画界に長年貢献した人物に与えられるセシル・B・デミル賞を受賞したメリル・ストリープのスピーチが話題になっている。ハリウッドの多様性、次期大統領に対する痛烈な批判、ジャーナリストを守るための支援など、政治的な内容ゆえに賞賛と非難の声があがっている。
いち早くクーリエ・ジャポンがその全訳をお送りしよう。(https://courrier.jp/news/archives/72974/)
◎昨日の両親を呼んでの4人での午後のお茶の時間、母が「トランプさん、なんなの? あれで、大統領、務まるの?」と。「ホントね〜アメリカも大変よね〜」「ビジネスのつもりで国を経営しようとして…なんであんな人を選んだの?共和党に人がいなかったの?」と。朝からずっと前日のトランプ氏の記者会見を取り上げているので、母もずっと見ていたようです。このトランプ氏に対して批判的な内容のスピーチをする勇気は大したものです。それでは、日本の記者たちにも聞いてほしいスピーチの後半部分を貼り付けます:
こうした皆さんが私に3秒間くれたのは、次のことを言うためです。
役者の唯一の仕事は、自分たちと異なる人々の人生に入っていくことで、それはどんな感じなのかを見ている人に感じさせることです。まさにその役目を果たした力強い演技が、この1年もいっぱい、いっぱい、いっぱいありました。息をのむ、心のこもった仕事ばかりです。
しかし、この1年の間に、仰天させられた一つの演技がありました。私の心にはその「釣り針」が深く刺さったままです。
それがいい演技だったからではありません。いいところなど何ひとつありませんでした。なのに、それは効果的で、果たすべき役目を果たしました。想定された観衆を笑わせ、歯をむき出しにさせたのです。
我が国で最も尊敬される座に就こうとするその人物が、障害をもつリポーターの真似をした瞬間のことです。
特権、権力、抵抗する能力において彼がはるかに勝っている相手に対してです。心打ち砕かれる思いがしました。
その光景がまだ頭から離れません。映画ではなくて、現実の話だからです。
このような他者を侮辱する衝動が、公的な舞台に立つ者、権力者によって演じられるならば、人々の生活に浸透することになり、他の人も同じことをしていいということになってしまいます。
軽蔑は軽蔑を招きます。暴力は暴力を呼びます。力ある者が他の人をいじめるためにその立場を利用するとき、私たちはみな負けるのです。
さあ、やりたければやればいいでしょう。
さて、この話が記者につながります。私たちには信念をもった記者が必要です。ペンの力を保ち、どんな暴虐に対しても叱責を怠らない記者たちが──。建国の父祖たちが報道の自由を憲法に制定したゆえんです。
そういうわけで、裕福で有名な「ハリウッド外国人映画記者協会」とわが映画界の皆さん、私と一緒に、「ジャーナリスト保護委員会(Committee to Protect Journalists)」の支援をお願いします。ジャーナリストたちが前進することが私たちにとって必要だし、彼らが真実を保護するために私たちが必要だからです。
最後に一言。あるとき、私はセットの周りで、何かについてグチをこぼしていました──ほら、私たちは夕飯も食べずに長時間働いたりなんだりするでしょう。そのときに、トミー・リー・ジョーンズが私に言ったんです。
「役者でいられるって、すごい特権じゃない?」
ええ、そうです。私たちはその特権と、共感する役目の責任をお互い確かめ合わなければなりません。私たちはみんな、ハリウッドが今夜ここで栄誉を授ける仕事に誇りをもつべきです。
私の友人で、親愛なる去りしレイア姫が、かつて言ったように、砕かれたハートをもってアートにしましょう。
※スピーチの書き起こしは、Meryl Streep’s Golden Globes Speechで読むことができる。
© 2017 New York Times News Service
★今朝の「東久留米日記」(http://d.hatena.ne.jp/higasi-kurumeda/)さんから引用です。さすが、アメリカ! トランプ氏と同じように安倍首相も朝日新聞を名指しで非難したことがありました。慰安婦問題で朝日がバッシングされたとき、日本にはメリルさんはいなかったし、違いを超えて報道の自由を守ろうとする報道機関も日本にはなかったようです:
吉方べき @tabisaki
トランプにフェイク呼ばわりされたCNNについて、あのFOXから擁護するコメントが出た(Shephard Smith)という話、その同じことを、日本では2014年の朝日新聞バッシングの時に、できなかった。毎日新聞とか。分水嶺だった。
"トランプ氏の姿勢に、CNNのライバル局であり保守的なFOXニュースのキャスターが、番組内でCNNを擁護し、権力者のジャーナリストに対する攻撃を許さない姿勢を示した" / “違いを超えて報道の自由を守る〜トランプ氏に非難されたC…”違いを超えて報道の自由を守る〜トランプ氏に非難されたCNNをFOXが擁護(江川紹子) - Yahoo!ニュース bylines.news.yahoo.co.jp
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