「提言『在沖縄米軍を台湾へ』」と「アパホテルの南京大虐殺否定本」と他あれこれ(内田氏のツィート欄より)


日経新聞の昨日のコラムにアベノミクスについての記事。アベノミクスの三本の矢についてそれぞれ検証。どれもこれも失敗。「いまや弓折れ、矢尽きても言葉だけは健在・・・実体がなくても、無害なら残っていてもよいが、政策決定のプロセスで思考停止をもたらす『アベノミクス』という言葉はもはや使わないほうがよい」と手厳しいお引き取り宣言。
◎同じ19日の朝刊の社会面に「天皇退位」についての新しいコラム。シリーズ第一回の「議論のあり方 私の考え」は39歳の神戸女学院大准教授の川西秀哉氏。こちらも「有識者会議は政府案を追認させるため」と厳しく批判しています:
<大学の学生に天皇の主な仕事を問うと多くが「被災地の訪問」と答える。平成生まれの彼女らが天皇陛下に抱いている敬意の念は、昭和以前の世代が抱いているものとは大きく異なる。政府の有識者会議は、平成世代が考える象徴天皇制についてどれほど思いをめぐらせただろうか。これからどうあるべきか未来型の視点が欠けている。
 会議メンバーは、陛下の退位については皇室典範の改正より、特例法で認めるべきだとの考え方で一致しているようだ。だが、これはすでに昨年9月の会議設置前からの政府の方針。会議が政府案追認のための議論に終始したのではないかとの印象が拭えない。政治家がリスクを背負って触りたがらない、政治の先送り体質からきている。国会が批判を恐れず活発に議論してほしい。>
アメリカのボルトン国連大使が、沖縄米軍の台湾への移転をウォールストリートジャーナル紙で提案したとか。大きく取り上げてほしいニュースですが・・・

内田樹さんがリツイート
deepthroat ‏@gloomynews

共同◆在沖縄米軍の台湾移転を 元米国連大使が提言 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017011801000731.html ボルトン元米国連大使は17日付のウォールストリート・ジャーナル紙に寄稿し「米軍の台湾駐留によって東アジアの軍事力を強化できる」と述べ、在沖縄米軍の台湾への一部移転を提案した」(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017011801000731.html)

在沖縄米軍の台湾移転を 元米国連大使が提言
2017年1月18日
【ワシントン共同】ボルトン元米国連大使は17日付のウォールストリート・ジャーナル紙に寄稿し「米軍の台湾駐留によって東アジアの軍事力を強化できる」と述べ、在沖縄米軍の台湾への一部移転を提案したボルトン氏は強硬派として知られ、トランプ次期政権での国務副長官起用が取りざたされている
 ボルトン氏は、米軍の即応体制にとって「台湾は地政学的に東アジアの国に近く、沖縄やグアムよりも南シナ海に近い」と指摘。海洋進出を強める中国へのけん制に加え、在沖縄米軍の一部を台湾に移すことで「日米で摩擦を起こしている基地問題を巡る緊張を和らげる可能性がある」と述べた

◎その沖縄で、逮捕・起訴されている山城博治沖縄平和運動センター議長について、「長期拘束は国際人権法に反する」とアメリカの弁護士レペタ氏が琉球新報に寄稿です:

内田樹さんがリツイート
伊波 洋一 (いは よういち) ‏@ihayoichi
明治大特任教授で米弁護士のローレンス・レペタ氏が名護市辺野古の新基地建設現場と東村高江ヘリパッド建設現場での行為を巡り、逮捕・起訴された山城博治沖縄平和運動センター議長の長期拘束について「国際人権法に反する」と指摘した。3面に詳報。 http://ryukyushimpo.jp/news/entry-429024.html 

山城議長勾留「国際人権法反する」 米弁護士レペタ氏が異議
2017年1月18日 07:30



 【東京】明治大特任教授で、米ワシントン州弁護士のローレンス・レペタ氏が琉球新報の取材に応じ、名護市辺野古の新基地建設現場と東村高江のヘリパッド建設現場での行為を巡り、逮捕・起訴された山城博治沖縄平和運動センター議長の長期拘束について「国際人権法に反する」と指摘した。

 山城議長の拘束を認めている裁判所に対しても保釈を求めた上で「山城議長の長期勾留は日本の裁判制度の国際的な評判にまた傷を付けている」と述べ、対応を疑問視した

 ローレンス氏は情報公開制度を武器に米政府の秘密主義に挑戦する人々を著書などで紹介してきた

 そのほか、日本の裁判の傍聴人が法廷でメモを取ることの許可を求めたが認められなかったため、国家賠償法に基づき損害賠償を求めた事件の原告としても著名。(池田哲平)

アパホテルの問題。ホテルのオーナーである元谷夫妻は日本会議の集会にも参加しています。内田氏のツィート欄からリツィートを集めました。ハフィントンポスト(18日)が、動画も紹介して事の起こりからシッカリ伝えています。

Simon_Sin ‏@Simon_Sin 1月17日
旧日本軍のOB団体の偕行社が「南京大虐殺など無かった」事を証明するために南京戦参加将兵から証言を集めたら意に反して「殺した」「殺してるのを見た」「死体を処理した」という証言が大量に集まってしまい「中国人民に深く詫びるしかない」と謝罪に至ったのが1985年のことなんすよ



Nemesisネメシス ‏@zodiac0088 1月18日

アパホテル南京大虐殺否定本、中国SNSで炎上⇨同社は「客室から撤去しない」 http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/17/apa-and-nanking-massacre_n_14216356.html 

アパホテル南京大虐殺否定本、中国SNSで炎上⇨同社は「客室から撤去しない」【UPDATE】
The Huffington Post  |  執筆者: 中野渉
投稿日: 2017年01月17日 18時55分 JST 更新: 2017年01月18日 10時38分 JST

アパホテルについて「同ホテルグループ代表が執筆した、南京大虐殺慰安婦を否定する内容の本が全客室に置かれている」と、アメリカ人女性と中国人男性の大学生2人が1月15日に中国のSNS「微博」に動画を投稿、中国のネットユーザーを中心に批判が広がっている

(「微博」に投稿された動画の一場面)
動画では、大学生の2人が1月、東京に旅行に行った際にアパホテルに泊まり、部屋にあった本を読んでショックを受けたという内容だ。本は「誇れる祖国 日本復活への提言Ⅳ 本当の日本の歴史『理論近現代史学Ⅱ』」(英題はTHEORETICAL MODERN HISTORY II The Real History of Japan)というタイトルの「社会時評エッセイ」。アパグループ元谷外志雄代表が「藤誠志」というペンネームで記したもので、1冊の中に日本語のほか、英語でも記されている。


Martin Fackler ‏@facklernyt  1月19日

Martin Facklerさんがハフィントンポスト日本版をリツイートしました
海外メディアが相次ぎアパホテル問題を報道する。AP通信によると、「元谷氏は安倍首相の声の大きい支持者で、自民党の超保守派と結びついている。彼はレクチャーを主催し、歴史修正主義や、イデオロギー信奉者、政治家などを講師に招いている。」


アパホテル問題で海外メディア「代表は安倍首相の支持者」と紹介The Huffington Post  |  執筆者: ハフィントンポスト編集部

投稿日: 2017年01月19

日本の「アパホテル」の客室に南京大虐殺を否定する本が置かれていることに中国のSNSで反発が広がった問題は、中国や日本だけでなく欧米のメディアも相次いで取り上げている。海外の報道をまとめた。(全文はハフィントンポストで:http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/18/apa_n_14256262.html


140B中島 ‏@maido140b 1月17日

140B中島さんが朝吉をリツイートしました
日本国憲法支持の客はいらんてか。アパホテル、DHCと同じくらい頭イカレとるな

朝吉
‏@o2106
【重要】日本会議改憲集会の壇上の顔ぶれはしっかり覚えておこう。椛島有三(日本会議事務総長)、中島省治(谷口雅春先生を学ぶ会)、元谷外志雄(アパホテル会長)、元谷芙美子(アパホテル社長) @tim1134

●今朝、時事通信によると、「札幌市などで2月(19〜26)に開催される第8回冬季アジア大会組織委員会が、旧日本軍による南京事件を否定した書籍を置いているとして、中国で批判が高まっているアパホテル側に対し「スポーツ理念にのっとった対応」を求めていることが19日、分かった。 大会では札幌市内の同ホテルが各国選手らの宿舎に充てられる予定。組織委は問題となっている書籍を客室に置くのは適切でないと判断しているとみられる。」「組織委の担当者はスポーツの理念について「異文化の理解や世界平和の促進」などを挙げ、宿舎では「リラックスできる環境を整える」と説明。2月中旬以降にホテルを借り上げた際に「問題があれば対応する」と述べた」。