情報公開について「三木由紀子氏に聞く」と「公文書管理ルール 権力者のためではない」

◎今朝は新聞記事の写真からです。14歳の藤井4段、とうとう新記録達成です。日経ですので一面トップ記事はタカタの民事再生法適用申請がトップでしたが真ん中、カラーで。2面にはAIとからめて、そして企業も注目、最後の社会面でも29連勝を「金字塔」と。

◎もう一つの記事は昨日の記事です。森友問題と加計学園問題、森友では財務省の官僚が徹底的に公文書の公開を拒否。加計学園問題では、文科省から文書が出てきました。「情報公開法制定を求める市民運動に学生時代から参加、制定後はNPO法人、情報公開クリアリングハウスの理事長として、情報会の普及などを目的として活動している三木由希子(44歳)に聞く」です:

山崎 雅弘さんがリツイート
Shoko Egawa
@amneris84 7時間
今朝のイチオシ。日経38面の情報公開クリアリングハウスの三木由希子理事長インタビュー水面下の協議も権限行使がなされていて、その過程がいずれ検証可能にならなければ情報公開制度の意味がない、裁判所が行政の言い分を追認しているのも問題、と


山崎 雅弘さんがリツイート
まさのあつこ‏ 
@masanoatsuko
本日9時半ぐらいに出勤されてくる財務省の高級官僚の皆さんに読んで頂きたい記事です

国有地売却権限がありながら記録を残さない 財務省の仕事の仕方を変えたい:三木由希子さん(まさのあつこ) - Y!ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/byline/masanoatsuko/20170625-00072520/

国有地売却権限がありながら記録を残さない 財務省の仕事の仕方を変えたい:三木由希子さん:三木由希子さん
まさのあつこ  | ジャーナリスト

6/25(日) 11:46
森友学園への国有地売却の交渉記録を「不存在」とした財務省、近畿財務局、大阪航空局に対し、その決定を取り消すための情報公開法訴訟が、情報公開クリアリングハウスによって提起された7月19日(水)に東京地裁でその第1回口頭弁論が始まる前に、その経緯と見通しについて、理事長の三木由希子さんに話を聞いた


<本文省略、結語を↓>
・三木さんが述べる通り、財務省の国有地売却を巡る仕事の仕方(透明性、妥当性、アカウンタビリティの確保)、「捨てたもの勝ち」にさせない行政文書の管理、そして最高裁によって国会に求められた立法措置の実現まで、「森友学園」を一過性の問題にしてはならない。 「森友学園の問題が示している問題」として、丁寧に確実に直さなければならない問題だ。

山崎 雅弘さんがまさのあつこをリツイートしました
まったく三木さんの指摘通りで、国有地売却という重大な事業に関する役所側の「記録がない」「担当者の記憶もない」という事態は、世界各地で滅びた王朝末期の腐敗官吏と変わらない。近代国家を名乗れない官僚が当たり前と思っているなら頭空っぽ。

◎日経の「論点争点」コラムの「三木由紀子氏に聞く」記事後半を写真で:


森友学園問題で「知らぬ存ぜぬ」をドヤ顔で貫いた佐川局長、加計学園問題で「調べる気がない」と答えた常盤局長の顔をもう一度:二人とも懲罰に値すると山崎氏のツィートです:


山崎 雅弘‏ 
@mas__yamazaki
特定政治家ではなく国民全体に奉仕することを義務化された「公僕」の国家公務員が、特定政治家の不正をかばうため、国民の代表である国会議員からの調査や確認の要求を「やりません」と拒む明白な国家公務員法憲法の違反行為なのに、罰則が適用される様子が全然ないことに驚かされる。懲罰なしか?




国民をバカにした態度を平然ととる国家公務員に何の懲罰もなされないなら安倍首相の壊れた言動とも相まって、子どもの道徳教育への悪影響は計り知れないだろう国家公務員法は中身のない飾りなのか? 政局とは別の次元で、野党議員は腐敗に荷担する国家公務員への懲罰を本気で実行してもらいたい

毎日新聞社説「公文書管理ルール 権力者のためではない」でも、『管理法と情報公開法は、車の両輪のように「国民の知る権利」を支えるものだ。安倍政権は公文書管理の意味をはき違えてはならない』と結んでいます。

山崎 雅弘‏ @mas__yamazaki 6月26日

公文書管理のルール 権力者のためではない(毎日社説)https://mainichi.jp/articles/20170626/ddm/005/070/025000c 

・「公文書は国民の共有財産だ。保存の対象について、時の権力者が勝手に決めていいものではない」
・「文書を残すのは、行政の意思決定過程を後に検証できるようにするためだ。一定期間後に公開される決まりになっていれば、不自然なことはしにくい。公文書の適正な管理は、行政の公正さを保つためでもある」
・「当該文書の記載内容が正確さを欠いていたとしても、保存・公開することと、事実の確認は分けて考えなければならない」
・「個人メモと言い逃れできるような管理法の抜け穴をなくすことも求められる」
・「専門家は、保存期間1年未満の文書の扱いが不透明だとして廃棄要件の見直しの必要性を指摘する」
・「米国では、ニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件の証拠テープも公開された当局が困る記録も保存され、年限を過ぎると公開するルールが根付いている

◎安倍首相、加計学園獣医学部開校で一校のみが問題なら「制限なしで全国に」なんて、腹立ちまぎれの子供の言い分と思っていたら、本当に「頭にきた」から言ったんですね〜、呆れ果てます。

内田樹さんがリツイート
清水 潔‏ @NOSUKE0607 2時間
総理としてこの言葉の責任は重大だ。国のリーダーが「頭に来て」行動する人であることを自認したのだ。これが他国からどう見られるかは考えなくてもわかる。更に、恐らく側近周辺に漏らしたはずのこの台詞がすぐに報じられる状況になったということだ。官邸はもう危機管理不能状態にあるのだろう



山崎 雅弘‏ @mas__yamazaki 3時間
安倍首相は「獣医学部は全国で認める」と特区放棄宣言を出した模様だが、国や地方自治体から何十億、何百億も税金出して、日本全国に獣医学部を乱立させるのか? 自分を無罪にするために莫大な税金で日本を獣医だらけにする安倍晋三氏が最後どんな没落の仕方をするのか、それを想像する段階だろう

加計学園問題のおさらい。事の発端から最終局面まで、とても分かりやすいまとめです:

菅野完さんがリツイート
yukan‏ @yukankmr 6月26日

これまでのあらすじ:前提「30年開学は無理&石破4条件」→京産大提案→「30年4月開学で」→京産大ギブアップ→加計4条件緩和&30年4月開学→「総理がお尻を切った」→野党「加計が友達だからだろ」→「それなら辞めますよ」→前川氏→国会超速むりくり閉会カッとなって「全国展開やで」

(写真は中幼稚園近くのアガパンサスと我が家の雨に濡れたアジサイ。青が映える6月です)