コスモスと・・・『政権取る取る詐欺』

政権抗議デモ、小池氏も非難 いろんな方面に批判の矛先
朝日新聞デジタル


 東京・新宿で1日に繰り広げられた「安倍政権強制終了」のデモは、午後2時半に新宿駅西口近くの公園を出発。同駅西口から南口の前を回って歌舞伎町の前を通り、約1時間かけて繁華街を行進した。軽快なリズムと音楽を発する「サウンドカー」を先頭に「安倍はやめろ」「独裁やめろ」「国民なめるな」などと、政権批判を展開した。


 デモの計画を立て始めたころは、国会審議を避けて衆院解散を決断した安倍政権に抗議することが目的だったという。ところがその後、政治情勢は急激に変化した。実際に行われたデモでは「小池もやめろ」「前原議員を許さない」など、安倍政権に加えていろんな方面に批判の矛先を向けることになった


 「それでも、僕たちが言わなくちゃいけないことは変わっていない」と、実行委員会の井手実さん(37)は言う。「小池新党の改憲や安保政策への姿勢、独裁的な政治手法は安倍政権と同一だから。枝野さんがこの場所まで足を運んでくれたことは大きいと思う。新党を作ることになったら応援していきたい」と話す。
 デモに参加した東京都内在住の30代女性は「小池さんは政治路線は極右だし、政治手法も狡猾(こうかつ)。もし政権を取ると、今よりもっと危険になると思う」と話す。「必要なのは、リベラル派を排除することではなく、一部の人のためだけでない政治を作ること。これだけたくさんの人がデモに集まり、危機感を持っている人が多いことが分かったのはよかった」と話した。(吉沢龍彦)


◎小池新党の若狭氏が「政権獲得難しい」と言ったとか・・・これで、小池新党が本気で政権交代する気がないということが明らかに。これでは、前原代表が合流を決めた前提が崩れます。
昨日、午後からのお茶の時間に母が、「前原さんは阿保やね〜何で一緒になる話に乗ったの、小池さんはヒドイ人やね〜」と。
「なんで民進党だけでやろうと思わなかったの〜」「一緒に、安倍さんをやめさせようと思ったのよ」「大きいところ(民進)が、なんで出来たばかりの小さい方へ行かなあかんの、おかしいわ〜」と、「あっちへ行きたいものは行かせてやればよかったのに」といちいち尤も。
「リラとかリル…って、な〜に?」というので、リベラルと安保関連法と改憲を説明?することに。
「なんで偉そうに選別されなあかんの。受け入れてもらえない人が集まって自分たちで出たらいいのに」と。「このままでは民進党が可哀そう〜」とも。「今度のことで、小池さんの正体がバレて皆が選らばなければいいのに」とも。さて、どうなるか? 

民進党が全体として合流して、まずは安倍政権を倒した後で、党内で政策論争をして…という前原さんの説明を鵜呑みにすると、これは、安倍政権倒せるかも…と思った私も甘かった。小池さんが政策一致できる人という条件を付けていたのに、前原さんの最初の説明では「安保法制は憲法違反の法律で、それを許せば違法の法律をいくらでも作れる、そうではない、安全保障の問題で話せるという説明でした。へぇ〜『政策一致』というのはそんなに幅の広い意味で小池さんと話ができているのかと思ったのがまずかった。それに細野さんもそういう考えだったから、違わないとかも言ってた。それに、丸ごと合流は前原さんだけの思い違いかと思っていたら、どうも連合も話が違うと言ってるので、小池さんは二人の前で、合流に問題ナシの言質を与えていた。この時、相手二人が『丸ごと』と思っていること(勘違い)が分かったうえで、合流にOKしていたのなら小池さんは騙したことになります。

◎前原さんは、党内で共産党との野党共闘に反対する人たちの扱い方に困っていた、実際それを理由に辞めて小池さん側につく人たちも出ていたし。安倍政権を倒すための野党共闘から、小池新党との合流に乗り換える下地が前原さん自身にあったということですね。共産党や市民の方たちを裏切る形になっても良いと思っていた。党内のリベラル派と野党共闘反対派の結束を、自分の力では図ることができず、それでも安倍さんは倒したかった。小沢さんは、強い方につけ、ポピュラリティのある方へツケという昔からの考え方(かつては橋下氏に会うためにわざわざ大阪へ来たことも。滋賀県知事嘉田さんを担いだことも)。それに小沢さんには邪な?思いが一つあります。それは小選挙区制を導入した者として、どうしても交代可能な二大政党を作りたいという個人的な思いがあります。だから、前原さんを焚き付ける役割は果たされたのではないか・・・と勘ぐっています。

◎以上のことから、前原さんは小池さんの本音を読み間違い、自分の都合の良いように解釈したいという弱さがあった。その解釈でリベラル派を説得する(=騙す)ことができた。前原さんの切実な願いだったので、「新しい器の中で民進党の理念と政策を実現しよう」という訴えはリベラル派にもある種の感動をもって「当面の安倍打倒のため、堪え難きを堪えて・・・」という思いにさせた。
☆この時行くことを決めた民進党のリベラルな方たちへの思いを、自由党山本太郎さんは、こんな風に:


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2017/09/29
山本太郎 「裸の王様打倒後に登場した女王様の踏み絵・民進党議員は有事にはトロイの木馬となってくれ」


「裸の王様打倒後に登場した女王様の踏み絵『沖縄新基地』『安保法制』『改憲』」〜自由党山本太郎議員が胸中を語る「『希望の党』に手を上げた心ある民進党議員は有事にはトロイの木馬となってくれ」17.09.28(取材:青木浩文 協力:段田亜由美)


(前略)
中に行く政治家に対しては『ちゃんと反発して、止めろよ』と圧力をかけなければいけない。

 何かあった時に圧力をかけ続ける。止めろよっていう。内側から声があげられないのが一番まずいパターンじゃないですか。それは今の自民党なんだから。

 民進党は丸抱えになると思う。セレクションもされるのかもしれないけれど、(『希望の党』は)数は欲しいだろうから、まだよくわからないけれどそのまま丸抱えになるんじゃないだろうか?」


――将来希望の党に合流される人達に向かって


山本「私の危機感は改憲、そして日本周辺での紛争ということに関してです。小池氏は根本的には安倍氏と変わらない。『裸の王様』が『女王様』に変わっただけ。でも『女王様』は空気はすごく読んでいる。


今さら中に行った人間を責めても仕方がない。いざという時には、有事にはトロイの木馬になれよと、それしかないですよね。今からどうこう言っても仕方がない。『政権が取れる』、という部分にみんなが反応しちゃってるんだから」(後略)