柿と紅葉とリウマチと・・・

我が家のカキは台風で全滅でしたが、毎年柿をもらうご近所のSさんが、今年は少なかったのでと言いながら、柿の実を持ってきてくださったのが先々週だったか。月曜日は、夫が沼津時代の仕事仲間の同窓会に呼ばれて三島へ日帰り。帰りに柿をどっさりもらってきました。
先がとんがっているので渋抜きをしたサワシ柿です。静岡県の東部と神奈川県の間の地方の固有種とか。『長泉の四つ溝柿』というそうです。2,3個剥いてみましたら、中に渋みが少しまだ残っているのもありましたが、甘くて美味しい柿です。柿色が美しいので写真に撮ってみました。



ところで、先週の金曜日、箕面のカエデの紅葉も始まっているはずと、外に出たついでに滝道の手前の西光寺へ寄ってみることに。
中の坂の 車一台がやっと通れるかという狭い道の急こう配は、やはりいつ見てもスゴイ急坂です。
小学校の頃の天狗祭りでは、この坂を上って境内へ。お酒を飲んだ天狗や河童が、ササラをしごきながら白い着物の胸をはだけさせて、子供たちを追っかけ回した坂です。私たち子どもらは怖くて怖くて全速力で必死に逃げ下った坂です。坂を転がるように直進して坂の下から駅の方に回ったり、途中の小道に逃げ込んだり。運悪く追いつかれたら、ササラで頭をコツンとやられます。懐かしい秋祭りの興奮を思いながら、登りました。


イチョウの葉はもう散ってしまって少し残っているだけ。紅葉も終わりごろかな。一番上の提灯に「紅葉」と書いてあったので、これで紅葉狩りです。
お堂の裏に回って裏山への階段で黄色いカエデを見つけました。階段を登り終えると地道。先日の台風の雨で道の真ん中がえぐられています。脇の道を選びながら少し上へあがってみました。ドライブウエイへ出ても仕方がないので、引き返しながら写真を撮ってみました。これが今年の紅葉の写真の撮り納めかな。

天狗祭りと言えば、今年の天狗祭りは雨で中止になったそうですが、天狗や河童がササラで御祓いをしてくれる戸別訪問?は今年もありました。おつきの若衆がお布施を集めていきます。西光寺さんのお札をもらって、実家の分と二軒分のお布施を渡して、顔を見ると、どこか知り合いの小中の同窓生に面影が似ています。つい「あれっ!」と声を出して、言いかけたら、その青年が「はい、僕、UHの息子です」「やっぱり!よく似てるから」「はい、よく言われます」と。代替わりして引き継がれているのが分かってうれしい日でした。


ところで先週、母が読売新聞の切り抜きをもってきて夫に渡していました。リウマチについての記事で「医療ルネサンスNo.6679『関節リウマチの今』」というタイトル。75歳以上の男性に発症する人が増えているという内容でした。6回シリーズの途中でしたので、さかのぼって初回からの記事をもらうことに。そしてシリーズは、今週の月曜日(20日)で完結。
全体を読むと、やはり発症は女性に圧倒的に多く、発症のピークは40〜50歳代。若い人たちの発症例もたくさん報告されていました。最近の医療情報がまとめられていて、とても参考になったと夫も喜んでいました。
夫の場合は、一週間ほど続いた高熱が引いた後、訪ねた近くの整形外科医がたまたま「リウマチ専門医」だったという幸運から、症状に合った薬を処方されてよい結果につながったと思います。血液検査の結果、数値は大幅改善されたものの、治癒したとはいえず、薬の服用は続けて様子を見るということになっています。手足がこわばって痛みもひどく、自由が利かず、下着や靴下などの脱ぎ着が一人で出来なかった最初のころからすると、今は、出来ないことはなくなりました。”絶対よくなる”という夫の言葉が本当になりそうです。

今月に入って、夫が毎日測っている血圧計を借りて私も測ってみると、今までにない高い値が出ました。いつもは、ついでに測ってみても110ぐらいしかなかったのに、150台がでたりします。夫が薬局でもらってきた血圧手帳に朝晩書き込むようになって丁度2週間。昨日、かかりつけの医院へ出かけました。

先生が手帳を見て、う〜〜んと唸っておられるので、「年相応なんでしょうか?」と聞くと、先生が苦笑いして「いや〜」。ということは、一部そうなんでしょう。「薬を飲むにはあなたの場合はもったいない」と言われ、塩分控えめの食事とカリウムを摂るためにバナナを1本毎日食べるようにと言われました。夫のリウマチの心配や、世の中の心配事や、ブログを書くパソコンが良くないんだろうか…と思ったりもしていましたが、先生の注意点を守れば普通の生活でよさそうです。良かった〜

そして、もう一ついいことがありました。一昨日、横須賀のEさんから、電話。指揮者のウェルザーメストさんがクリーヴランド管弦楽団と来年の6月、ベートーヴェン交響曲全曲演奏会をやることになっていて、翌日がチケットピアの売り出し日だけど、どうするというのです。思わず「父が101歳、母が96歳になったのよね〜、来年あたり、大丈夫か、わからないし〜」とついつい愚痴ってしまいました。するとEさんも「私もそうなの…」と。
そうですよね。私より5つほど若いといっても当然両親は高齢、それに彼女の場合は九州だし。お互い、何かあれば、その時はその時と切り替えました。「ネットでスケジュールが出ているから見て」と言われ、二人で相談して交響曲7番の日を選びました。丁度この日は日曜日でお昼から。まさかの時は日帰りもできそうです。


昨日、クリニックから帰ったら、Eさんから電話があったとのこと。さっそく電話をしてみたら、思い通りではないものの予備でお願いしていた席のチケットが取れたとのこと。これで、6月初めは東京です。
思いがけずの電話でのお誘い。フランツ・ウェルザー=メスト氏とクリーヴランド管弦楽団ベートーヴェンでは行かないわけにはいかないし、「つくづくEさんは悪友だ」と言ったら、夫が「そういうのは悪友でなくて親友っていうんだ」と。そうでした、そうでした。これで来年の半年先の楽しみが出来ました。