「お知らせ」と「反核の船」と年頭の写真「焼き場の少年」

加賀市の従弟から封書。1月17日から阪急うめだ百貨店で催される「旨し、美し。金沢・加賀・能登展」の一環として、「ルンパルンパ」が出店する「奇想の工芸マーケット」に自分の作品10点ほども加わるというお知らせでした。お出かけのついでに寄っていただければ幸いです。

我が家にある彼の作品を写真に撮ってみました:

「旨し、美し。金沢・加賀・能登展」
会場:阪急梅田百貨店 9回催場
会期:1月17日(水)〜22日(月)最終日は午後6時終了
「奇想の工芸マーケット」
参照:http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/kanazawa2018/page03.html

・まだ新人の米谷彰能(こめや・あきよし)、末席に加えられたばかりのようですが、よろしくお願いします。得意?の猫の作品があるかもしれません。
●新年から我が家は朝日新聞に。母が、日経は経済ばかりで主婦にはつまらないだろうからと讀賣の夕刊を読んだ後我が家に回してくれていましたが、今朝のコーヒータイムでそれも終わりということに。長い間ありがとうございました。どう?と言われて、挟んである広告の量が違うとか、本の広告も違うし…とか。ところで、日経新聞の12月30日の社会面に掲載された記事が良いニュースだったので写真に撮っておきました。沖縄の退役軍人も加わっている「ベテランズ・フォー・ピース」の方たちの活動はこれまでも何回か取り上げたことがありました。まだ先の話ですが、アメリカから世界に訴える反核の動きですので心強いですね。

●次も反核の力強いメッセージ。年の初めにローマ法王が取り上げた写真のニュース。内田樹氏のリツィートから:
1945年の長崎原爆の被災少年の有名な「焼き場の少年」の写真に「戦争が生んだもの(=fruit)」という言葉を添えて法王が署名し、核廃絶を訴えました。原爆投下直後に現場の写真を撮ったのは従軍カメラマンのジョー・オダネル氏。(参照:「戦後70年、恩師の言葉『二度とあってはなりません、絶対に!』」:http://d.hatena.ne.jp/cangael/20151220/1450570534

'The fruit of war': Pope Francis prints photo of Nagasaki victims
By Susannah Cullinane, CNN

Updated 1044 GMT (1844 HKT) January 2, 2018

CNN International‏



Pope Francis is having cards printed and distributed showing a 1945 photo of victims of the nuclear bombing of Nagasaki along with the words "the fruit of war"
http://cnn.it/2DIFEnj

朝日新聞にもとりあげられていましたが今朝の新聞回収に出してしまったし・・・内田氏のCNNのをコピーしていましたのでコチラで。CNNの記事では「この少年の悲しみは唇を血がじむほどかみしめているというその仕草だけに表れている」という短い写真説明も紹介されていて、写真もその表情に焦点を当てて上半身のみの引用です。
◎ジョー・オダネル氏について「トランクの中の日本」より:

1945年9月、占領軍のカメラマンとして広島・長崎その他、空爆による日本の都市の被災状況を記録する任務を与えられ、終戦直後の日本へ上陸した。その後、7ヵ月間、軍の記録写真とするために広島・長崎など焦土と化した日本各地を撮影した。1946年3月、帰国し除隊。私用カメラで撮影したフィルムを自宅へ持ち帰り、その見るにたえない悲惨な写真をトランクにしまう。1995年夏にスミソニアン博物館で企画されていた写真展は、アメリカ国内の在郷軍人の声、マスコミの論調などによってエノラ・ゲイ以外の展示が中止に追い込まれる。2007年8月9日、くしくも長崎の原爆投下の日、アメリカのテネシー州ナッシュビルで86歳の生涯を閉じる。同年8月長崎の原水爆禁止世界大会で同写真展が開催される。長崎原爆資料館に「焼き場に立つ少年」の写真が寄贈される。