”浪花男のチョッといい話”と「ベルリン五輪金メダリストと柳美里さん」など


◎政治向きの話は本当に身体に悪い話が多いので、たまにはチョッと良い話を拾ってみました。いつもの内田氏のツィッターの中から、こどもの日のツィートですが、大阪のおっちゃんのとってもいい話です。

内田樹さんがリツィート

TAKERU/TK2/YUU 
@Takeru_FTX 5月5日


新大阪からのJRは、超満員。ドアから少し進んだとこのつかまりどころなしの場所に車椅子をとめる。めちゃくちゃ揺れてその度に人が車椅子に圧をかける。息子氏涙目、必死で車椅子に覆い被さって息子を守っていたら、突如浪花のおっちゃんが現れた!→


「兄ちゃんも姉ちゃんも のいたらんかい!そのもたれるとこに車椅子おかしたれや!ほれ、車椅子の兄ちゃん こっちこいや!ここ入れ」
「いや、おっちゃん嬉しいけども、少しも身動きできひんのよ、無理や、ありがとう」と丁重に断りしたら→



「遠慮せんでええて、無理ちゃうで、ほれ!そこの若いのん!てっとうたれや!」て、いきなり大学生風お兄さんが指名され、周りの人が少しずつゆずりスペースができ、息子の車椅子は見事にもたれかかりのスペースにおさまった!


そのあと最初はイヤな顔する人もいたのに、何人かの若い人たちが、年配者や赤ちゃん連れに席を譲りだし、めちゃくちゃユニバーサルな車内になった!


真のリーダーは時に批判を浴び、嫌な顔をされながら、こうして誰かのために声を上げ、民衆を動かす。年齢や立場や国籍など、なにも関係ない



次の駅で降りて行くおっちゃんの後ろ姿に「ありがとう!」と声をかけたら、イヤイヤって手をふって降りて行かれました。かっこよすぎるやろ

これが浪速男の真骨頂ってやつよ。当たり前の事を当たり前に…


Mana Terada
@mana_terada
5月5日

おっちゃんすごい!自分だったらって考えたら万が一思うことはできたとしても行動はできないだろうな。でもそんな人になりたい。

◎次は消せないでいたツィート。英語を小学生に教えるというのは、もう始まっているのかな? 英語は中学校から始めても遅くないし、別に外国人教師に教わったり、海外へ行かなければ話せないものでもないと思いますが・・・。日本語でしっかり考え、自分の意見が言えるようになってから始めた方が外国語は身に着くという語学の専門家の話もあります。まさか、教育現場が英語事業者の市場として開放されるために??

内田樹さんがリツイート

阿部公彦
@jumping5555  4月27日


阿部公彦さんがFujiwara Yasuhiroをリツイートしました
ほら、予想通り。英会話学校のイオンは、楽天と事業提携その楽天社長の三木谷さんが、文科大臣だった下村博文さんと共謀して、大学入試の「英会話化」を強行した。楽天の狙いははじめからこれですこういうのを癒着と言わない?https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2017/0808_01.html
阿部公彦さんが追加

Fujiwara Yasuhiro
@yasuhiro008
英語教育は大学入試だけでなく通常授業も民営化へ教育の場は「市場」へ

英会話学校が出前授業 大学入試改革控え需要
ECC、高校で英検対策
2018/4/26 10:20
日本経済新聞 電子版


 英会話学校や学習塾で高校向けの事業を本格化する動きが相次ぐ。ECC(大阪市)は5月から出前授業を始めるイーオン(東京・新宿)は首都圏で手掛けてきた教員研修を全国に広げる。2020年度に適用される新たな大学入試制度では英会話能力も問う。ノウハウや英語が堪能な教員が足りない高校も多いとみられ、外部サービスの利用が広がりそうだ。 全国で社会人向けの教室を186カ所展開するECCは実用英語技能検定(英…


◎次も手元に残していた5月4日の朝日新聞の記事です。「憲法を考える」シリーズの2、「五輪に隠される多様な『国民』」、サブタイトルは「植民地の『臣民』 悲しい金メダル」と「国家からはじかれる原発難民」です。ヒトラー国威発揚に利用した1936年のベルリン五輪で日本唯一の金メダルは、植民地下の「日本人」だったマラソンランナー孫基禎選手が獲得したものです。

この話題を蛙ブログで取り上げたとき、確かコメント欄で、金メダリストは柳美里ゆうみり)さんの祖父だと思うと書いたような覚えがあります。柳美里さんの著作の中でそんな記述があったと勘違いしていました。この記事によりますと、「在日3世で芥川賞作家の」柳美里さんの祖父は、次の1940年、戦争で中止になった「幻の東京五輪」への出場が有力視された半島出身のマラソンランナーでした。お詫びして訂正です。
この記事の最後の部分を途中から写真で:

「国家からはじかれる原発難民」


◎昨日は父のヘルパーさんが帰られた後、雨の中、11時過ぎに病院の駐車場へ。早く着けばそれだけインシュリンの注射の前に母とおしゃべりができます。病室に入ると、どこか何かが違います。あれぇ〜、車椅子が普通の木の椅子になっています! 「車椅子、卒業! おめでとう」でした。
二人で行けば「毎日来なくていい」と母は言いますが、先月の後半から、水曜と日曜は病院通いをお休みにしています。そろそろ、私もヨーガに行ったり、夫の山行も始めています。台所を結ぶ通路ができたおかげで随分楽になりました。夫が、食事の後の皿洗いと洗濯モノを干すのを手伝ってくれますので、何とかブログも続いています。父の食事も、先日、歩行器で歩いている姿を自分の目で見たからか、食欲旺盛、よく食べて、夫との赤ワインも毎日楽しんでいます。それに私まで毎晩、小さなワイングラスで乾杯に付き合うようになってしまいました。

昨日は、注射に来られた看護師さんに「家に帰った時の薬の管理はご本人ですか、それともご家族ですか?」と聞かれました。病院ではもう退院に向けて進んでいるようです。
母は「リハビリの若い先生に『年が年だけに無理かなと思ったけど、想像以上に歩ける』と言われた。実際、歩行器を使って歩き出したら、自分でもびっくりするくらい普通に歩けた。2月に手術した人で、まだ車いすの人もいるので、きっと間際までヨガを続けていたおかげだろうと思う」と。
夫も、帰りのエレベーターのなかで「案外、早く帰れるようになるかもしれん」と。階段の上り下りの訓練もそのうち始まるようですし、私が母に「今月末から来月初めかな?」と言ったら、母は「大体2か月半ぐらいで退院する人が多いらしい」と。そうすると今月末!?かな。