◎2月3日、立春の日でしたが、テレビでは五輪組織委の森会長の女性差別発言があり、翌日4日の昨日は、朝からずっとコレでした。夕方にはこんなニュースも。ロンドンブーツの田村淳さんが聖火ランナーを辞退。理由は森会長の「どんなことがあっても五輪をやります」「有名人は田んぼを走ればいいという意見もある」に反発。
◎不用意な発言にはきちんと反応を返しておくのが良いと思います。言いっぱなしで全部OKという変な自信をもっておられるところが大間違い。石川県出身なので義弟夫婦や息子たちも気が気じゃないでしょう。以前「IT」を「イット」と言ったり「神の国」発言の時も恥ずかしい「やめて~」と言ってましたので、今回も気をもんでいることだと思います。
◎森会長の問題発言は以前から続いていたのにあまり取り上げられなかったので、こういうことになったのではないかと思います。83歳の御老体に鞭打ってコロナ禍、世論に抗して頑張っている人に文句は言えないとばかりに、森会長の言いたい放題に政府も組織委もメディアの誰も苦言を言わず批判をしない日本の甘い忖度対応が結果として世界に恥を晒すようなことになったのでは、なんて思っています。
でも、昨日の謝罪会見で質問していた記者はシッカリした人がいましたね。「それでいいんですか?」「あんたはどう思う?」「ふさわしくないと思います」に、森氏は「承っておきます」と言ってプイと行っちゃいましたが。
🔲女性差別発言の前に、<2日、森会長は自民党本部で開かれた党のスポーツ立国調査会オリ・パラ実施本部の合同役員幹部会に出席し、冒頭のあいさつで「一番大きな問題は世論がどういうふうに五輪を考えているか」と述べた><我々は必ずやる。やるかやらないかではなく、どうやってやるのか、新しい五輪を考えよう」と呼びかけ、「困難な時期に日本が五輪をやり遂げたことが世界に大きなメッセージになると思って、準備を続けている」と重ねて大会への強い意欲を示した>と記事にあります。
「最近の世論調査では大会の中止・再延期を求める声が約8割を占める現状がある」なかで、「必ず五輪はやる、問題は世論だ」と言うのですから、何とかしろと言う要求みたいですね:
🔲全世界が新型コロナウィルスとの闘いを余儀なくされているこの時期に、それでも東京五輪を開催する意義は、「災害に見舞われた皆さんを励まさないといけない」んだそうです。もともとそうだったろ?と取ってつけたような・・・・
🔲五輪のことだけに今回の発言は世界でもすぐ取り上げられて:
🔲困ったIOCに向けての謝罪する気のない「謝罪会見」、詰め寄ったのはTBS ラジオ記者だったのかな:
🔲 なんでわざわざ伝聞の話を・・・男性陣が困っているので上の立場の私が言わなきゃと思われたのか・・・もともと男尊女卑の時代から一歩も踏み出していないような方なので問題視されること自体が理解不能。会議が長引いて困っているとこぼす男性(山下氏あたり?)になり代わって言ってやったのに・・・ぐらいの気持ちだったはずですね:
🔲これは的確! そう!「昼間の会議で発言せず、夜の会食で」というこの国の男性中心の文化の問題!です:
🔲これも辛らつ。「意図なく女性差別」発言しちゃうところが問題なんですね:
🔲作家の柳美里(ゆうみり)さんのツィート。57人中、女性1人!
🔲フランスでも取り上げられて。男女格差ランキングがあるんですね。
🔲これは、「毎日新聞