地震と我が家の被害?


朝、母と二人で朝食をすまし,ワゴンの上で湯沸かしの湯が沸騰したので、コーヒーをドリップしかかっているときでした。地震!? 地震だ!!と思いました。ガタガタッと音がしたようでもあり、しなかったのかも。キャスター付きの棚の上のテレビが揺れているし、食器棚の音がする、と思いつつ体は動かず。母も腰かけたまま、地震やねと天井を見つめています。なんとか、観音開きの扉は今回は開かず、中を見ようと開けたとたん、上からばらばらと落ちたものが。爪楊枝と漆塗りの本当に小さな箸置き代わりの小皿でした。軽いものを上に置いていて助かりました。すぐ、隣の父を見に通路から覗きに。ベッドで起き上がってびっくりしたような顔をしています。大丈夫?ときくと、大丈夫とのこと。マットに通電しているモーターの電源が切れています。停電でした。箕面市の災害ラジオを下ろしてきましたが、鳴らず。電池が腐食しています。普段から、箕面は大丈夫と思っているからですね。南海トラフ地震が起きても箕面は大丈夫となんとなく思っています。南は大変だけど北は大丈夫と思い込んでいました。
案外早く電気は戻ってきました。テレビがついて、大阪北部が震源とか。電車は全部止まって高槻が大変な様子。
ケアマネさんが訪ねてこられて、安否確認。担当のお宅を全部回っているとか…屋根が壊れているところもありますからね〜と。
10時半になるとヘルパーさんが来られました。足の清拭のため湯を使う段になってガスがつかないということに。地震の際は自動的にガスが止まるようになっていますが、復帰ボタンをおせば回復することを習っていましたので、思い出して、表へ出て、やってみました。隣の昼食の準備をして、母のインスリンの注射もうって、我が家に戻り昼食。頼まれていた切手とはがきを買うため玄関を出たところで、我が家の被害を見つけました。

近くの断層、過去に大地震=大阪「6弱」は観測史上初
時事通信社 2018/06/18 12:31



(← 時事通信社 大阪府北部を震源とする地震について記者会見する気象庁地震火山部の松森敏幸地震津波監視課長=18日午前、東京・大手町)



 気象庁の松森敏幸地震津波監視課長は18日午前、大阪府北部で起きたマグニチュード(M)6.1、最大震度6弱地震について記者会見し、「地殻内部で起きた直下型地震」と説明した。震源のごく近くに「有馬−高槻断層帯」があり、この活断層の一部が動いたかは今後解析するという。


 大阪府震度6弱以上の揺れを観測したのは、気象庁が1923年に地震観測を始めて以来、初めて。余震も続発し、松森課長は「今後1週間、最大6弱程度の地震に注意してほしい」と呼び掛けた。


 政府の地震調査委員会によると、有馬−高槻断層帯では1596年に慶長伏見地震(M7.5)が起きた。長期評価では、今後30年間の地震発生確率は0.1%未満とされていた。地震調査委には気象庁も参加しており、18日午後に臨時会合を開いて今回の地震との関係を検討する。
 一方、有馬−高槻断層帯の南西側には1995年に阪神大震災を引き起こした「六甲・淡路島断層帯」があるが、松森課長は「今回の地震と直接の関係はない」との見方を示した。東海沖から四国沖の南海トラフで起きる可能性がある大地震への影響についても「考えづらい」と述べた。 (了)

 
この程度で済んでよかったと心から思いました。
我が家の耐震は、この↓ボルトです。

ウナギの寝床みたいに南北に長い家ですので、耐震審査で見てもらったら、窓が多い分弱いので真ん中あたりの壁をはがしてカスガイを補強した方がよいと言われたのですが、この年になって(阪神淡路大震災の後の頃)家を触るのはもう嫌だと、ボルトで6か所土台と家をくっつけるという工事?だけしてもらいました。数年間、ボルトを締めに来てくれていましたが、その会社から電話がありました。夫が出て大丈夫と答えているので、締め直しに来てほしいとリクエストしてもらいました。台風の時など家があまり揺れなくなったので、効果はあったのでは?と思った頃がありましたので、今回もその効果があったのではないかと。隣の実家では、棚のものや食器棚のものが倒れて割れたり、額が落ちたりしていましたので。
トップの写真は、買い物の時メープルホール前の消防署を通ったら、いつになく赤い消防自動車が勢ぞろい。前を通るとみんな少し前にせり出しています。洗車の後で日に当てて乾かしているのかな・・・思わず写真に撮ってみました。