お土産の笹餅とあれこれ

先週水曜日、夫が高校時代の同窓会(36会)に出席するため石川県へ向かいました。同窓会のあとは山友達と福井の山に登るので大きなリュクを担いで。ところが、日帰り山行の日の予定の3日目は朝から雨の予報。2日目の夜に電話があり、山はあきらめて、勝山の恐竜博物館でも見て夕飯前には帰るとのこと。賢明な判断と電話で二人で言い合って。金曜日、夕飯前というには早い時間に夫が紙袋を下げて帰ってきました。

紙袋に入っていた羽二重餅は夫の福井土産。ずしりと重い箱は、夫が帰省のたびに顔を出していた上司のMさんのお土産。去年、鶴瓶の家族に乾杯加賀市が取り上げられた時、トップに出てきてびっくりしたM氏です。丁度夫の10歳年長さん。事前に電話を入れていたので、補聴器を付けて座布団の上で正座して待っておられたとか。奥さんもとても喜んでくださって1時間半もおしゃべりして、帰りに渡されたのがこの箱。中に入っていたのは笹餅でした。
懐かしい。前日に渡されたもので少し固くなっていましたが、黒豆入りの白いのと、緑のよもぎ餅。こちらは食べごろでした。14個も入っっていたので、ご飯を炊かずに夕飯にいただくことに。両親もお皿に二個づつ並んでいるのを見て、懐かしい!どうしたの?でした。食べ終わった母が、「何十年ぶりだろうか、長生きしてよかった」と言ったのには驚きました。もう一生食べられないと思っていたようです。

母が「この笹が大変なのよ、いつも吸坂まで取りに行っていた。お父さん、大聖寺はどこへ取りに行ってたの?」「下福田」と二人で。笹の幅は8センチほど、長さは3倍の24センチ以上もある見事なもの。吸坂はおこし飴で有名で、子供のころ桶に入った琥珀色の飴を独特の金具で起こして食べました。溶けると割りばしに取ってぐるぐる回し、色が白く変わったりして、独特の味。今はお土産用に個包装で売っているようです。
父は大聖寺、夫は山代温泉、母はその隣村出身です。笹餅と柿の葉寿司は、私たちも子供のころ夏休みのたびに両親の田舎を行き来していて、いつも大阪に帰る汽車の中でお弁当代わりに広げていると、珍しいのでジロジロ見られました。柿の葉寿司は柿のつやつやした葉っぱの上にすし飯を載せて上に具をのせたり、間にしめ鯖をはさんだりして重しで締める押し寿司です。近畿では奈良の柿の葉寿司が有名だと大人になってから知りました。こちらは、柿の葉でくるんで四角く畳んであります。同じ柿の葉寿司と言っても全く違うのに驚きました。M氏のお土産の笹餅は、加賀市出身の両親にとって久しぶりの懐かしい郷里の味でした。大聖寺のお菓子屋さんの箱をくるんでいる紙には夏を表す言葉と植物の絵が印刷されていました。4人で2日がかりで完食。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
吸坂飴(すいさかあめ)

石川県加賀市大聖寺(だいしょうじ)の名物飴。大聖寺から山代(やましろ)、山中温泉に向かう途中の吸坂峠で、寛永(かんえい)(1624〜1644)以来つくり伝えられてきた赤飴で、白くさらしたものや、飴8、黒ゴマ1、マムシ粉末1をあわせたゴマ飴もある。赤飴は小桶(こおけ)に流し込んであり、小槌(こづち)でたたき割って口にする。おこし飴の一種と考えていい。吸坂飴の製法は一子相伝で、製法が他国に漏れるのを防ぐため、婿は他村から迎えない掟(おきて)さえあった。また、そのため吸坂峠には番所まで設けたというが、実際は大聖寺藩が吸坂焼の釉薬(ゆうやく)、火加減が漏れるのを恐れたのである。[沢 史生] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)


●維新の巣窟・大阪は大変です。カジノや万博の誘致に熱心で、日本会議が企てていた安倍晋三記念小学校の設立には優遇措置で応じるし、吉本興業の芸人さんを味方につけて安倍さんに取り入って、大阪市と組んで、こちらもやりたい放題。海外では世耕さんが、こんな大判振る舞いを言っていたなんて!!本当にどこにそんなことに使うお金があるの?と思います。

山崎 雅弘さんがリツイート

ZORO
‏@zorotatsu 6月14日

世耕「万博に出展する100ヶ国に240億円を支援する」

ます。ったくふざけた事を言ってくれる。社会保障の切り捨てにより日々の生活に困窮する国民の苦悩を尻目に途上国から札束で頬を叩くようなやり方で票を集めようとする愚劣な行為240億の見返りは大企業やそれに関わるごく一部に限定される。
【世耕氏の動画】https://twitter.com/i/status/1007400931577638912


カジノ法案、強行採決。いったい誰のため?

内田樹さんがリツイート

川内 博史
‏@kawauchihiroshi 6月17日

昔の見識ある自民党であったならば、保守政党であった頃の自民党であったならば、賭博利権を一部の民間人にのみ合法化するような恥ずかしい法案や、立法事実のない残業代ゼロ法案強行採決することなど断じてなかっただろう。モリカケも同じ。一部の人々の利益の為。自民党よ、どこへ行くのか?


●もう、だれも嘘をつくことに平気ですね。トップが嘘をついてもメディアも国民も許しているような状態ですから・・・

内田樹さんがリツイート

想田和弘
@KazuhiroSoda 6月17日
当時はまだ、独裁政権は「事実が広く伝わるとヤバイ」との前提に立って厳しく情報統制や検閲をしたわけだが、現代の問題は「事実が広く伝わってもみんな騒がないので案外ヤバくない」ことにあるように感じる深刻さが一段階上である

●花角新潟県知事、「再稼働ありうる」発言。やっぱり!!ですね:

山崎 雅弘さんがリツイート

litera
@litera_web 6月16日

新潟県知事選で当選した花角英世が一週間で豹変し「原発再稼働は当然ありうる」! 背後に官邸と経産省の意向

・6月10日投開票の新潟県知事選挙で、「原発ゼロ」を掲げる池田千賀子氏らを破り当選した花角英世氏。最大の争点は、県民の65%が反対(地元紙・新潟日報世論調査)している柏崎刈羽原発の再稼働の是非だった。


・ところが、いや、やっぱりと言うべきか。その花角新知事が、はやくも馬脚を現したらしい。選挙戦中の発言から一転、原発再稼働を「当然ありうる」と言い出したというのだ。朝日新聞が16日付新潟版朝刊でスクープした。
 記事によれば、花角知事は15日、東京で行われた新潟県選出の国会議員への説明会に出席。冒頭を除き非公開だったというが、朝日新聞新潟版は「出席者によると」としてこのように報じている・(全文:http://lite-ra.com/2018/06/post-4072.html