つづく余震と断層帯


昨日、庭に出て草取りをしていて、改めて家の土台をつなぐボルトを見てみました。玄関わきにあるのはカバーがかかっていましたが、こちらは庭に面した側なのでボルトがそのままむき出しです。かなりしっかりついているものだなと思いましたが、直下だとこれが効いてくれるかはわかりません。気休め的なところもありますが,しないよりましかというところです。今頃、三番花か四番花のバラが咲いています。小ぶりですが深紅が美しい。
昨夜は断水情報が流れて、慌てて水を確保、そのうち、わが地域は大丈夫と分かりました。箕面でも茨木市に隣接している東部あたりが小学校の休校や給水車が出ているようです。夜中に、大きな余震が2度ほどありました。夫は5回、感じたとか。地の底からグラグラと揺れる気持ちの悪い揺れに恐怖を覚えます。

10時に看護師さんが両親のお風呂の介助にみえて、近くのスーパーマーケットの水とカップ麺とかの棚が空っぽだとか。東地区の方たちがコチラまで買いに来られているのか、近隣の人たちが余震に備えて買っているのか・・・でも、駐車場が満杯ということなので、やはり東から来られているようです。
いつも野菜を車で売りに来てくれる八百屋さんの話でも、昨日も近くのコンビニでは、陳列棚が空っぽだったとか。
向かいの筋の角の後期高齢者のKさんは、同一敷地内に100歳近い母親が住んでおられて、東京から車で来て、月の半分以上はこちらにおられます。南側の庭が道路に面していて、花づくりをされていますが、バラも垣根の花たちも、みな道路側に向かって咲いているので、時々道路に立って眺めておられるときも。丁度そんな時、夫が出会って話をしたら、8時前、外にいて地面が揺れて怖かったと話しておられたそうです。家が揺れるのも怖いですが、地面が揺れるのも直に感じると怖いものでしょうね。

朝日の夕刊に大阪周辺の断層図が載りました。
今回の地震震源地は、有馬・高槻の断層帯からも少し南にずれていて、断層地震ではないという説もあるそうです。
ということは、原発は断層の上になければ安全、とも言えない。
地震と断層との関係は、あるのかないのかわからない、ということです。断層がなくても地震はある。
断層の上にないから安全とは、言えないということです。
今回、大阪には原発がなかったのでよかったですが、福井には関電の原発が並んでいます。
稼働していなくても、稼働中なら余計、原発は危険です。
これだけ頻繁に地震があちこちで起こっている日本列島で福島を繰り返すわけにはいかない。
7年前に感じたことを思い出すべきですね。原発は日本では無理です。

ところで、昨日は、お昼過ぎ、息子たちからの電話が。沖縄の次男は、江坂のオフィスがひどく揺れて机の上がぐちゃぐちゃと聞いて心配したようです。ラインで返事をしたのに、電話で声を聴くまで安心できないと。東京の息子も電話がつながらなくて心配したと。

テレビで箕面と出て、震源地の高槻の被害状況を見ると、電話で安全確認したくなり、それが通じないと余計心配になるという具合だったようです。夕方になって従兄妹やおばさんや友人から電話が入りました。皆さん、通じないので心配したと。
私は、防災ラジオを取り出したりしましたが、今はスマホなんですね。持っていたのに,そちらは見ずでした。遅れているな〜と我ながら。でも、やっぱり電話ということも再確認。