金曜デモと熊本地震

昨日は官邸前の再稼働反対の金曜デモの日。いつものように「特別な1日」さんが参加され、ルポを書いておられるブログを紹介します。タイトルは、「『TPPと北海道五区の補選』と『0415 再稼働反対!首相官邸前抗議』」http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20160415/1460726919
◎『TPPと北海道五区の補選』については是非ブログを訪ねて読んでみてください。

今朝のテレビで見る熊本地震の被害の様子には、本当に驚きました。大規模な山崩れに道路は埋没、橋は途中で消えて、川は滝のようになって勝手に流れを変えてしまっている。マンションや住宅の被害、社殿の崩壊と、建物の被害も昨日に比べて規模が大きいようです。ニュースでは、前日のは前震で、今回のが本震だということです。関係ないと言われていた阿蘇山も噴火しだしたとか? 人間はこういう自然の中で生きている、と改めて思い知ります。九州の活断層というのを初めて見ましたが、川内原発や、今回動いた活断層の延長線上の近くにある四国の伊方原発、本当に危険です。福島がこれ以上繰り返されるようでは、本当に日本沈没。愚かな日本人になってしまいます。自然を甘く見てはいけないというのは人間の最も優れた智恵であったはずです。コントロールできると大威張りするのは愚かなことです。
今も続けてくださっている再稼働反対の昨日のデモの様子を:

と、言うことで、今日も官邸前へ再稼働反対の抗議へ行ってきました


午後6時の気温は16度。ちょっと風は冷たかったですが、いい感じでした。参加者の数も増えてきたように見えました。主催者発表は先週、先々週と同じ800人でしたが、今週はもっと多かったように思います(ボクだけでなく、他の人もそう言ってました)。
●抗議風景


◎ネットで九州の活断層の図を探ってみたら、日経新聞の記事の図が出てきましたのでお借りします。
(引用元:http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG0100O_R00C13A2000000/

活断層地震の確率、九州は30年内に30〜42% 政府が新評価 2013/2/1 17:00


<前略>


九州には九州電力玄海原子力発電所川内原発がある原発は最大の揺れに備えて対策をとっているので地震の確率が上がっても影響はないという。


地震確率を地域別に公表するのは、全国どこでも地震が起きるとの意識を徹底するためだ。背景には地震リスクの過小評価を避ける狙いがある。


活断層は個々で見ると地震の確率は海底のプレート境界で起きる南海地震(60%程度)や東南海地震(70〜80%)と比べると極めて低くなる。住民の油断や防災意識の低下を招きかねないと心配する声もあった。


・このため政府は短い活断層にも評価を広げる方針を決定。さらに、地震はどこでも起きるとの考えに立って、個々の断層の評価だけでなく地域一帯の危険度を公表する検討を進めていた。その目的を「周辺の活断層を地域単位で総合評価するため」と説明する。


・九州ではこれまで8つの活断層が評価対象だった。今回、福智山断層帯(福岡県)など15キロメートル以上の9活断層と、水俣断層帯熊本県、鹿児島県)など10〜15キロメートルの11活断層を加えて地域別の地震の確率を求めた。


九州大学の松本聡准教授は「地表に現れない活断層の評価や発生確率の算出など、すべての仮定が必ずしも正しいかはわからない。知見を総動員しても地震は予知できない」と指摘する。


・九州は南北で区別しやすいが、近くに活断層がない地域にも同じ確率が示されることについては、区割りが適正かどうかは議論の余地はあるという。

◎SPYBOYさんも、次のように:

徒にリスクを唱える気はありませんが、やはり地震国に原発、というのはムリがあると思います。その時々の震源の深さなんて誰にも判らないんですから。

●反原連のパンフ(http://coalitionagainstnukes.jp/wp-content/uploads/2015/12/IKATA_back30.pdf)より:<伊方原発のある佐田岬半島は東西に細長く、逃げられない住民約5,000人> 伊方原発活断層からたった8キロ