金曜デモ(高プロ可決とNHK『暴走する原発に突入せよ』と『地図から消される街』)


6月は母の退院の前々日から一泊で東京へ遊びに行ったり、帰った翌日には母が退院、4人分の夕食づくりが始まったり、母のインスリンの注射と、日々新しい対応が待っていて、とても長く感じたひと月です。いつものように金曜デモを「特別な1日」さんからと思ってブログを読んで、昨日が今月最後の金曜日だったと気づきました。梅雨と夏日が交互に入れ替わるような最近の気象、体も家事もついていくのが大変です。(PS:SPYBOYさんの写真を見て買い物帰りの東の空に入道雲を)
ところで、今回もいつも通りの充実の内容ですので、ぜひ、ブログを訪ねてみてください。タイトルは「高プロの可決』と証言記録『暴走する原発に突入せよ』(NHK)と読書『地図から消される街』、それに『0629再稼働反対!首相官邸前抗議』」です。こちらで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180629/1530271648

内容紹介のつもりで、タイトルの内容をフォローしてみます。
◎まず『高プロの可決』。あれだけ問題ありでも、数に物言わせて可決してしまいます。高橋まつりさんのお母さんが「これがあなたの命を奪った日本の現実ですよ」と過労死した亡き娘に語り掛けていましたが、本当に日本は庶民の暮らしを無視した方向に進んでいます。内田樹氏のツィッターで見つけた京都選出の倉林明子議員の発言で、日本がILOの労働時間を決めた条約にまだ批准していないと知り驚きました。

山下芳生
@jcpyamashita 6月27日

「情けない。1919年のILO第1号条約(労働時間は1日8時間、週48時間を越えてはならない)を、日本政府はいまだに批准しておらず、批准する意思も感じられない。その政府が一切の労働時間規制を外してしまう制度を導入しようとしている。世界から見れば大きな時代逆行だ」(共産・倉林議員)

高プロ制度」と言っても理解できてない人が大勢いるような気がします。世はあげてロシアのサッカーワールドカップ一色? 『3S政策』?にやられている日本国民?なのかも。その『3S政策』とは?

かって、韓国の全斗煥軍事政権が自分たちのクーデターや光州事件などから国民の目をそらせ政治に関心を持たせないようにするために、愚民化政策、いわゆる3S政策(スポーツ、スクリーン、セックス)を取ったことが知られていますが、今のテレビニュースを見ていると日本でも同じことが行われているとしか思えません。

◎6月24日の朝 NHKで放送された「明日へ つなげよう 証言記録『暴走する原発に突入せよ〜事故拡大防いだ下請け企業』。「福島の原発事故の際 メルトダウンが進む原子炉の建物に突入した下請け企業の人の証言をまとめたものです。」(SPYBOYさんの記事より)見逃した番組ですが、NHK,頑張ってますね。内容は、決死の覚悟で作業した方たちの証言記録。
SPYBOYさんの感想は:「実際に作業にあたった人たちの声を聴いたのはボクは初めてです。『放射能より、いつ爆発するかわからないのが怖かった。』、『終わったら、さっさと引き上げることしか考えなかった』、当時のことを語る彼らの表情はなんとも表現しがたい。穏やかだけど、それだけではない思いが顔に出ている。非常に心に残りました。」

◎3つ目は、「福島に関する本の感想です。『地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」 』(講談社現代新書)」

著者の青木美希記者は、SPYBOYさんによると:「著者は2010年秋に北海道新聞から朝日新聞に移り、311に遭遇。それからずっと被災地の取材を続け、『プロメテウスの火』などの特集記事に関わり『手抜き除染』のスクープでは再び新聞協会賞を受賞しています」

ということで、今週も官邸前抗議へ #金曜官邸前抗議
今日の気温は28度。日が長くなりました。参加者は650人


◎ここで、必ず取り上げてもらえると思っていた訃報です。感じることは同じですね、原発に殺されたようなもの…と私も思いました。ご苦労されたことと思います。今は安らかに・・・ネットで馬場町長さんの写真を探してみました。

今週27日に福島県浪江町馬場町長が亡くなりました。胃がんだそうですけど、それは表面的な事象のように思えます。本当のところは南相馬前市長の桜井勝延氏が言うように『町長は原発に殺されたようなものだ』ではないでしょうか。

★★★今回も、ぜひブログを訪ねて全文を::http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180629/1530271648