今年のゴーヤと金曜デモともう一つ自民党本部前抗議

今週の水曜日のことでした。丁度母の退院の日で、3人で病院から帰って一息ついた頃、電話がありました。K君から、ゴーや食べるか?という電話でした。そういえば、つい最近、スーパーでゴーヤを買うとき、去年は結局ゴーヤは買ったことがなかったけど、今年はK君、どうしたんだろう・・・と思っていました。
いつものように自転車で現れた若々しいK君、大きなビニール袋を差し出しながら「今年は不作や。天候不順で。雨がなかったのと、雨が降りすぎたのと、暑すぎて。どれもこれも曲がったり小さかったり」と。袋の中を覗くと、丸々太ったゴーヤが3本。「それにしては良く育ってるじゃない。そうか、選ってくれたんやね、いいのを。ありがとう!。 奥さんによろしくね。」と、隣に来ていたお中元のノリを渡しました。K君のゴーヤは程よい苦みで、とっても美味しいゴーヤチャンプルができました。
◎さて、昨日の10日はお盆前の金曜デモの日、いつものように「特別な1日」さんのブログから。今回のタイトルは「『翁長氏の逝去』と読書『昭和の怪物 七つの謎』、それに『0810再稼働反対!首相官邸前抗議』と『#810自民党本部前抗議』」http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180810/1533903403)です。

★まず広島と長崎の原爆忌の間の8日に亡くなられた沖縄県知事翁長さんについて。SPYBOYさんは:

稲嶺知事当時 翁長氏は辺野古移設を認めていました。15年という期限付きだったからです。状況は変わります。彼がいう様に『腹八分、腹六分』なんです。必ずしも全てが自分の意に添わなくても、現実には物事は一歩一歩進めていくしかありません。翁長氏は自民党の元幹部であり、最近の売国右翼とは大違いの、本当の保守だったから良かったんです。これからオール沖縄の人たちが現実的な路線を打ち出せるかどうか、また市民の側も現実を直視する知恵を持てるかどうか。沖縄だけでなく日本全体でも問われる問題です。

◎ブログでは翁長氏の残した言葉がたくさん紹介されています。
私は、モーニングショーで玉川徹氏の『そもそも総研』が取り上げたオール沖縄で知事選に勝利した翁長氏へのインタビュー記事が心に残っています。あの時、保守でありながら、あるいは保守ゆえに、本土の沖縄差別を厳しく批判、沖縄の総意でその差別に立ち向かうという翁長氏に、新しい沖縄を感じました。翁長さんは、本土の側から「沖縄は基地で食べている」と言われることに大反発、「基地は沖縄発展の阻害要因」と明言。仲井間氏の最後っ屁の「承認」の取り消しに、まさに翁長氏の4年の命がけだったということが、何とも言えません。
『翁長氏、県知事選翌日のインタビュー(その1)』http://d.hatena.ne.jp/cangael/20141125/1416872517
『翁長氏、県知事選翌日のインタビュー(その2)』http://d.hatena.ne.jp/cangael/20141126/1416955976

★もう一度、SPYBOYさんの言葉を:

那覇市長当時から知事時代、そして最後まで、彼が最も言いたかったのは『なぜ、これだけ言っても本土の人間は沖縄の言い分を聞こうとしないのか』だと思いました。辺野古移設の是非より、それが彼の発言の本質でしょう
翁長氏は亡くなってしまいましたが、彼が遺した言葉を聞いてみることは今でもできます。我々には彼の言葉を聞く時間はあるのです。だから彼の思いに応えるのはこれからが本番、とボクは思うのです。

☆翁長さんが取り組んだ基地問題は、沖縄の問題であり、本土を含めた日本の問題ですね。翁長さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。

★タイトル二つ目の本の感想。著者の保坂正康氏、はとても信頼できる方ですね。

SPYBOYsannniyorimasuto:「内容は東條英機石原莞爾犬養毅、渡辺和子、瀬島龍三吉田茂について、著者が今迄調査してきた証言や資料からエピソードをまとめたものです」

この本は小さなエピソード、事実を積み重ねた新書ですけど、知らなかったことが次から次へと出てくる面白さだけでなく、物事を見る目が複眼的で非常に勉強になりました。東條英機瀬島龍三のような視野が狭い忖度役人の害悪は今も変わらないし、吉田がせっかく取り戻そうとした日本の独立は吉田の孫たちのせいで危うくなっている。断片的な事実を積み重ねた軽い歴史書でありながら現代的な視点を持っている良い本でした。面白かった。

◎暦の上では立秋も過ぎて、いよいよお盆を迎えますが、暑さはまだまだ:

ということで、今週も官邸前抗議へ #金曜官邸前抗議
午後6時の気温は29度。でも湿度がジメ〜ってしている。ポロシャツの下の腕が湿って気持ち悪い😄。空は秋空っぽくなって来たんですけどね。今日の参加者は550人。

★ここで紹介されている記事が中国電力の島根3号機の新規稼働のための安全審査申請です:

島根3号機きょう審査申請 中国電、建設中の原発で2例目
2018/8/10付 日本経済新聞 

 中国電力は10日、島根原子力発電所3号機(松江市)の新規稼働に向けた安全審査を原子力規制委員会へ申請する建設中の原発の審査入りはJパワーの大間原発青森県大間町)に次ぐ2例目島根原発3号機は建物や設備はほぼ完成し、現在は安全対策工事を進めている。審査進捗によっては東日本大震災後初めて、新たに稼働する原発になる可能性がある

☆SPYBOYさんによりますと「島根原発福島1Fと同じ形式、沸騰水型です。県庁所在地の松江まで、たった20キロ程度しかありません。事故が起こったって松江の人口は20万そこそこ、東京は関係ないからいい、ですけど、松江の人たちはどう考えているのでしょうか」。

★今週も杉田水脈議員の差別発言に対する抗議デモが・・・

今週も もう一つ。#0810自民党本部前抗議

この抗議、特に主催もなくtwitterで自然発生的に呼びかけられているのに、当日になって気が付きました。差別発言をした杉田水脈も谷川とむも、自民党も謝罪も撤回もありません。ほとぼりが醒めるのを待っているのでしょう。反論すらない。とことん卑怯な奴らです。これじゃ抗議に行かない理由がありません。

★★★今回も盛りだくさん充実の記事です,ぜひコチラで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180810/1533903403