「平家」の残党、お茶飲み会と立民長妻氏の「政府を正常化させるまで諦めない」と「 #東京五輪標語」


今年も木立性ベゴニアが咲きました
◎昨日の午後は、大雨で中止した七夕の土曜日の予定だった平家物語世話役の集まりでした。午前中はケアマネさんの月一回の訪問日、そして父の清拭のヘルパーさん。ブランチを用意して、私たちも昼食をすまし、夫は久しぶりの晴れ間に訓練のため荷物を担いで箕面の山へ。私は父におやつを置いて外出を伝えて、家を出ました。
メンバーの2人は都合がつかず4人で集合。学習センターの喫茶店がお休みということで、場所を珈琲館に移して4人でおしゃべり。80代の方お二人と、去年喜寿を迎えた方と私の70代が2人。先生のこと、90代の先輩のことなど、私の知らないお話がたくさんでしたが、今までのお付き合いではないレベルの話で、驚くばかりでした。
先輩が「権力者のやることって無茶苦茶じゃない」と言いだして、今の政治の話をしばらく。もう一人の先輩は「麻原の4女の弁護士が、散骨の費用を国に援助してほしいと言っていたけど、どう思う? よくそんな厚かましいことが言える」と大そう御立腹。「麻原が遺言で4女に、と言ったのは、あやしい。あれは、遺骨がアレフなどに利用されては困るから国が仕組んだんじゃない。今のところ麻原に意思表示できるとは思えないという意見があったよ」と私。「それで、弁護士が国に散骨の援助を頼んだんだね」。それから、死刑は問題なくても、事件をうやむやのまま処刑したこと、7人同時にしたことは大問題よね。何で…というところが解明されないままなのはおかしいとみんなで。喜寿の方が、「そやけど、マインドコントロールってこわいね〜」「今の北朝鮮かて、そうやん!」「北朝鮮と言えば、母がいつも戦争中は日本もあゝやった。本当は負けてたのに、勝った勝ったと提灯行列までして・・・(蛙)」「そう、そう、そうやってん。日本の戦時中もいっしょ、一緒」「知覧の遺書、かわいそうやな〜、涙なしでは読まれへん」と。「今の権力者のやってることは何!嘘ばっかりついて!」とみんなでぼやき倒しました。久しぶりにすっきりでした。

●オウムの死刑の前日の5日、中国地方で大雨が降り続く中、国会では水道民営化の法案が可決。しかし、水道が民営化されることの問題点などの報道は一切なし。

内田樹さんがリツィート
noname
@majrekcor 7月9日
気味悪いぐらい水道民営化の報道しないな。テレビ。

●「東久留米日記」さんが「政府対応の空白の66時間タイムテーブル」という一覧表を紹介しています。(コチラで:http://d.hatena.ne.jp/higasi-kurumeda/20180712/1531347067
かつては政府の対応が遅いことで大きな批判を受けて首相が交代という事態(森首相のえひめ丸)にもなりましたが、メディアの批判は及び腰。自衛隊員2万人以上が待機していたにもかかわらず、命令を下す総理大臣が宴会をしていたため、600人しか活動できなかった事態などは、ひょっとして救える命もあったかもと思わせて、人災ともいえる事態だったのでは? なぜ批判できないのか不思議です。

内田樹さんがリツィート
◆ゆみ
@yumidesu_4649 7月12日
安倍首相「政府として一丸となって、発災以来、全力で取り組んで参りました」一体どこの国の話だ。「全力で取り組んだ」と言えるのは迅速に災害に対応する為の非常災害対策本部を設置してこそだが、安倍首相が同本部を立ち上げたのは8日の8時の話であって「発災以来、政府一丸」というのは完全な嘘だ。


Rino
@Rino_fo
【今回の豪雨災害に関する政府の対応まとめ②】

7/7(土)
・関係閣僚会議
・官邸連絡室を官邸対策室に改組

7/8(日)
・非常災害対策本部設置
・非常災害対策本部会議(第1回)

7/9(月)
・政府調査団派遣



◆赤色法師
@red_hohshi
よく言えるよね。発生から66時間の空白、その間安倍首相は20分と15分の打ち合わせをしただけ。どこが全力なのか。酒宴して二日酔い顔で会見とか、それで全力とか言わないでもらいたい。反省も謝罪もしない病かよ。

安倍首相、初動の遅れ否定=「発災以来、全力」(時事通信https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00000107-jij-pol

内閣官房副長官が、「大雨による災害発生時に会合を開いているかのような誤解を与え、不愉快な思いを抱かせた」ことをお詫びするとブログに書いたそうですが、こんな言い逃れを許してはいけません。誤解ではなくて、会合を開いていたのは事実です。

山崎 雅弘さんがリツィート
Dr.サキ
@XKyuji
http://lite-ra.com/i/2018/07/post-4117-entry.html
フランスの高級紙「ル・モンド」も安倍氏の姿勢を疑問視した外遊を取りやめたが、もともと実際に衆院議院運営委員会は了承していなかった気象庁の緊急会見から約66時間、大雨特別警報発令から約38時間もの間、安倍氏は「緊急事態」であることを示さなかった後手後手だ

●ハフポストの記事:立憲民主党の長妻氏:「民主主義の危機 政府を正常化させるまで諦めない」。騙されて平気は、見て見ぬふりの卑怯者と同じですね。同じ過ちを繰り返さないためには、諦めずに、ダメなものはダメ、おかしいことはオカシイと言い続けることですね。(引用元:https://www.huffingtonpost.jp/akira-nagatsuma/government-20180712_a_23480176/

長妻昭
衆議院議員 元厚生労働大臣
BLOG
2018年07月12日
民主主義の危機 政府を正常化させるまで諦めない
けじめをつけなければ また、だまされる



 「だまされた、といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう」――。
 映画監督である伊丹万作の敗戦直後の言葉 (「映画春秋」創刊号・昭和21年8月)である。「先の戦争では国民みんながだまされていた」と全国から沸き上がった声に応えた重い言葉だ。 
 翻って現在をみると、政府が、国会での嘘の答弁や書類改ざんのけじめをつけず、結果として国民がだまされている事態となっている。首相官邸を筆頭に財務省厚生労働省防衛省など、誰も責任を取らない異常事態が続いている。


 この異常事態に平然としていてはならない。与党の中から非難の声が上がる気配がない以上、野党は、政府を正すまで決して追及の手を緩めてはならない。
 
けじめをつけなければ また、だまされる 気になるのは、首相はじめ政府が何事もなかったかのように振る舞い、国民の中でも問題視する声が日に日に小さくなっていることだ。政府によって国民が再び、だまされないためには、きっちり、けじめをつけなければならない。
 かつて、安倍首相は、北朝鮮の核・ミサイル問題と衆議院選挙を無理にからめ、国難突破解散と銘打って総選挙を行った。選挙後、麻生財務大臣は、自民党勝利の理由を「北朝鮮のおかげ」と臆面もなく発言している。
 日本を取り巻く安全保障の環境が厳しい中、政府が国民に適切な説明をしなかったらどうなるのか?



国民に本当のことをいわない国の末路は 
 懸念があるのは、最近、しきりに防衛省がFDO(Flexible Deterrent Options:柔軟抑止選択肢)ということを強調していることだ。これは日米ガイドラインにも明記され、「危機発生時に部隊の展開等を通じ、相手側に当方の意図と決意を伝え、抑止を図る」ものである。その中心の一つには「首相官邸を司令塔として、政府一体となった統一的かつ戦略的な情報発信」があるとされる。いわゆる「情報戦」である。 
 一概に情報戦の有効性を否定するものではないが、今のままでは、首相官邸の発信は信用できず、国家の安全保障で政府が嘘の情報を出す懸念がある。
 国民に本当のことを言わなくなった国はどんな末路をたどるのか。我が国の昭和初期の歴史を学べば、おのずから答えは出てくる。
 大本営発表、という言葉が嘘の代名詞となったように昭和初期の戦前から、国民には幾多の虚偽の説明がなされてきた。判断をするための正しい情報を持たなかったため、多くの国民はあの無謀な対米戦争までをも支持し、真珠湾攻撃へと突入した。
 嘘の情報で空気が作り上げられた時、極端な方向に一気に動く――。日本が多大な犠牲を払って得た貴重な教訓である。
 伊丹万作は、冒頭の言葉にこう続ける。「いや、現在でもすでに別のうそによってだまされ始めているにちがいないのである」と。
 このままでは国や社会がおかしくなってしまう。我々は、今の嘘にまみれた政府を正常化させるまで決して諦めてはならない