稲田とコスモスと…


10月最初の三連休の三日目、月曜日。秋晴れの素晴らしいお天気に誘われて、坊の島の田んぼを見に出かけました。実った稲穂が頭を垂れて一週間か10日後の稲刈りを待っています。彼岸花を見に来た時、小さな男の子が虫取りをしていた同じ場所に、白い猫がいたのには驚きました。前足で顔のお手入れ中でした。

竹下橋から東の方を見ると用水路の際にあった三本の木が見えません。
彼岸花の時もヤラレタかなと思いましたが、今回、よく見ると
上の方や横に張り出していた枝がちぎれてしまっています。
台風で痛めつけられたようです。
そして右手の住宅街に接する側の空き地には
大量の土が置いてありました。用水路の南側はもうだめです。
北側の田んぼの中にコスモスが咲いているところが見えるので、あぜ道をたどって近づいてみる。隣の畑の黄色い花越しには、山の上に、“風の杜”の建物が見えます。

そこから西側、六甲の方へ向かって稲田が広がっています。


帰り、住宅街への出口に向かうと、広い道路ができかかっています。
東は映画館のある(ヴィソラ改め)キューズモールの道路につながるようです。
いよいよ田園風景が一変しそうです。
翌日は9日。9月9日に父が亡くなって、一か月が経ちました。なんだか、ず〜〜と前のことのように思います。毎月10日は「文藝春秋」誌の発売日なので、9月10日には「文藝春秋」を買って、父の遺影の前に供えました。昨日の10日も、中陰で未だ天国と地上の間にいる父のために11月号を買って母に渡しました。私に気を使っている母には、もう家事卒業でもいいんじゃない・・・と言って、夕食と朝食をともにしています。

母も、夕食どき時間をかけてビールや焼酎、おかずによってはワインを飲んで楽しんでいる夫をからかって、3人で大笑いした後、7時過ぎには隣へ引き上げていきます。こういう暮らし方で一月が経ちました。満中陰を迎える2週間後には納骨のため京都へ3人で出かけます.石川県は親鸞浄土真宗です。浄土真宗では戒名と言わず法名といい、黒漆塗りの本位牌は作らないということを今回初めて知りました。それに浄土真宗では中陰の考えはなくて、即成仏だそうですが・・・。

さて、田んぼの帰りは、いつものように曲がり池の道へ。前回、少ししか咲いていなかったコスモスが咲きそろっています。
これは、ラッキー!