◎昨日は3月最後の金曜日、いつものように官邸前再稼働反対のデモの様子を「特別な1日」さんのブログから。今回のタイトルは:
タイトル最初の『先進国から脱落する日本』の最初に紹介される共同通信の世論調査の結果がショックでした。
・さて、今週発表された共同通信の調査で『平成は良い時代』としている人が『どちらかというと』という人も含めて7割もいたそうです。さすがにびっくり。健忘症というか、日本人の7割くらいはクスリでラりっているのでしょうか(笑)。
・以前にも取り上げた小林経済同友会代表が言う様に『平成は日本敗北の時代だった』という事実を直視できないのなら、日本人はお先真っ暗でしょう。
★ブログではSPYBOYさんが国連の「幸福度ランキング」と朝日新聞(28日)の「論壇時評」(歴史社会学者・小熊英二氏)を取り上げて詳しく解説・考察されていますので、ぜひブログを訪ねてみてください。
論壇時評は、蛙ブログでも国際婦人デーに絡めて少し触れましたが、ブログ仲間のAO153さんの政権へレッドカード - A0153’s diaryでも取り上げておられます。
私は、SPYBOYさんの、次のくだりに納得しました。大企業の少数エリートに娘の結婚相手が選ばれたという方から直接聞いた話で、大企業といえども、ごくごく少数の幹部・幹部候補クラスと大多数の社員の差はとてつもなく大きい。だから大多数は普通なんだと思いました。
更に小熊は、日本の前近代的な発想を支えるのはヨーロッパの『グローバルとローカルの格差』ではなく、『大企業正社員とそれ以外の格差』ではないか、としています。
ボクはそれだけではないと思う。日本では大企業の正社員と非正規社員の待遇差は確かにあるけれども、大企業の正社員の待遇がそれほど良い訳ではないからです。特に管理職クラスだと日本企業の待遇は既にタイや中国の企業にも劣っています。だから日本は外国に比べてまだ、比較的格差が小さい。
ボクはこう思います。問題は『日本経済が成長しないため、大企業正社員も非正規社員も全体が貧しくなってきていること』と『最低賃金が先進国最低レベルであるため、非正規社員の待遇が極端に低すぎること』です。
★★では、どうしたらよいのか? ブログで是非!
ということで、今週も官邸前へ #金曜官邸前抗議
今日は冬に逆戻りしたような寒さでした。午後6時の気温は7度。マフラーを持って来ればよかった。今回で官邸前抗議は7年目、330回を迎えたそうです。ボクも300回くらいは来てる事になります。今日の参加者は350人。
★SPYBOYさんも「東電の東通村への4億のふるさと納税、実にムカつきます。原資は税金じゃないですか!この泥棒企業!そのくせ被害者には充分な賠償もしない。そんな企業に原発を動かす資格なんか、モチロンある訳がありません」と書いておられますが、東電、ばかげていますね。想田氏のツィッターでもとりあげていました。
@masaru_kaneko 3月28日
【辺野古だけではない】ゾンビ東電が,被災地でのADR支払いを拒否しながら、原発建設予定地の東通村に4億円を寄付する。しかも、それを原子力賠償支援機構が認めたという。こんなことに国民の電力料金と税金を使ってよいのか。無責任国家は狂ってきた。
★★shuueiのメモさんから。関電が核燃料の再処理費用を電気料金に上乗せ、九州電力も追随だそうです:
019-03-27
関電、未計画核燃事業を料金転嫁 消費者に説明なく負担増
3/25 共同通信
原発の使用済み核燃料を再利用する再処理費用を巡り、関西電力が、青森県六ケ所村に建設中の再処理工場の事業費に加え、具体的な計画がないプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を扱う別の再処理工場の費用も電気料金へ転嫁し始めたことが25日、分かった。九州電力も近く転嫁を始め、他の大手電力も追随する見込みだ。関電と九電は転嫁を決めた際、こうした事実や負担額を消費者に説明していない。未計画分の総事業費は過去の試算で12兆円近くに上り、六ケ所分の計約16兆円と併せて各電力の消費者が負担する形になる。
★★★同じくshuueiのメモさんから、アメリカのスリーマイル原発事故から40年、周辺住民が抗議の集会です:
2019-03-29
米スリーマイル事故40年で抗議 「原発のリスクは大きすぎる」
【共同通信 3.28】 米東部ペンシルベニア州のスリーマイルアイランド原発で1979年に炉心溶融(メルトダウン)事故が発生してから28日で40年たった。周辺住民は事故が起きた午前4時ごろに合わせて同原発前に集まり、原発に反対する横断幕やろうそくを手に抗議した。
当時妊娠中で避難したという女性(71)は「原発で何が起き、どれくらい被ばくしたのか分からず不安だった」と振り返った。さらに「原発によって人々や環境がさらされるリスクは大きすぎる。再生可能エネルギーを利用していくべきだ」と話した。