昨日は15日の金曜日。3・11から8年を経て最初の再稼働反対のデモの日でした。いつものように「特別な1日」さんのブログからデモの様子を。タイトルにもある「海」の写真がどれもこれも素晴らしい!! 熱海から見る春の海です。
読書の「日本人の勝算」の著者は、デービッド・アトキンソン氏です。日本語の上手な外人タレントさんで関西でもお馴染みですが、すごい経歴の持ち主です。SPYBOYさんの紹介です:
「著者はオックスフォードで日本学を専攻後、ゴールドマン・サックスの金融調査室長。アナリストとして日本のバブル崩壊を早くから予想して話題になりました。その後 マネーゲームを反省し(笑)、日本で国宝、美術工芸品の修理を専門にする小西工藝社に入社、その後 社長に就任。観たことありませんがTVなどでコメンテイタ―もする傍ら、2017年には政府観光局の特別顧問を務めています。」
著書の内容は、ぜひ、ブログを訪ねて読んでみてください。ここでは乱暴承知で結論部分にあたるところを引用すると:「最低賃金を上げて経営者にプレッシャーを与える。払えないような経営者は無能なんだから市場から退場させていく、その繰り返しでしか日本経済は復活しません。しかも最低賃金を上げれば格差対策、女性差別対策にもなる。」
と、いうことで、今週も官邸前抗議へ。#金曜官邸前抗議
今日の午後6時の気温は12度、参加者は350人。
ここで取り上げられているのが、日経新聞のニュースです。311まで原子炉の部品を作っていた日本製鋼所が『卒原発』を決心したというニュースです:
この会社は原発の圧力容器を作っていて、90年代は世界の7~8割のシェアを持っていたそうです。すごい。ところが、311以降 原発需要は壊滅(笑)。現在は中国の原発新設とフランスの売上が若干あるだけで、往時は売上全体の2割あった原発関連は今は全体の2%しかないそうです。17年まで赤字経営に陥っていました。何とか他の分野に進出して経営を立て直した社長は原発についてこんなことを言っています。『原子力の復活はない、という経営判断』をした、と。
経営者ですら、「原子力の復活はない」と判断できるのに、どうして政治家はできないのか。どれだけの犠牲が必要なのか…ほんとに愚かなことです。現在再稼働している原発は9基。(九州電力玄海原発3・4号機と川内原発1・2号機、関西電力大飯原発3・4号機と高浜3・4号機、四国電力伊方3号機)
★★★それでは、ぜひ、美しい海の写真と記事全文をこちらで:
『海を見ていた午後』(読書『日本人の勝算』)と『0315再稼働反対!首相官邸前抗議』 - 特別な1日
◎原発関連のニュースを「shuueiのメモ」さんから一つ: