金曜デモと「ベートーヴェン・ピアノ・リサイタル」と「堂島ロール」

◎千葉の台風21号による大雨の被害状況を見て心を痛めています。東金で腰まで水につかって自転車を引っ張っている映像がありました。東金はちょうど50年前、京都で人前結婚式を挙げて二人で新幹線に乗って横浜で一泊。石田あゆみさんのブルーライト横浜が前年大ヒットしていました。東京湾を船で渡って千葉県へ。国鉄行川アイランドに向かう途中、東金で下車、駅員さんにどの列車に乗れば?と質問したら、あれ、あの列車‼と今まさに発車したところ。1時間待たないといけないということで、駅舎から出してもらって、見回しても何もありません。すぐ前のパチンコ店で生まれて初めてのパチンコをして時間つぶし。50年前に1時間だけ過ごした東金という街。あんなに深くまで水につかって、近くにお住いの方たち大丈夫でしょうか・・・

★さて、今回もご紹介が遅れてしまいました。金曜デモ、10月最後の金曜デモの様子をいつものように「特別な1日」さんのブログから。今回のタイトルは:

★タイトルに挙げておられる本は、瀬永亀次郎氏の著書。SPYBOYさんの言葉です:

 この本は、8月末に見たドキュメンタリー『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯』の中で、『佐藤栄作が瀬長氏と国会で論戦後、自分から瀬長氏のところへやってきて『読んでみたい』というので、サインして渡した』、というエピソードが紹介されていたので、読んでみようと思ったのです。

1960年代に高校・大学生活を送って学生運動の余波を経験した者で沖縄に関心があれば、瀬永亀次郎さんや、返還前の最後の行政主席を務めた屋良朝苗さんの名前だけは馴染みがあるかも。SPYBOYさんは、歴史を踏まえて、とても公平な読み方をされていますので、これはぜひブログを訪ねて本文記事を読んでみてください。

ということで、今週も官邸前へ #金曜官邸前抗議
 今日は午前中を中心に、またしても大雨でした。多摩川周辺など首都圏の一部ではまたまた洪水の注意報が出ましたし、千葉駅は冠水したんでしょ。

 これが毎年続いていくんですから、やはり地球温暖化対策は我々にとっても愁眉の急です。即効性のある対策はないかもしれないけれど、それでも、もっと酷いことが起きる前に議論をしなければいけないと思います。
夕方になって、何とか雨も引っ込み官邸前へ出かけました。午後6時の気温は15度。レインコートを着てるんで、ちょうど良いです。参加者は200人欠けてるかな。この天気だからなぁ😁。

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★ここで取り上げられているニュースが、25日の朝刊に載ったという『日本原子力研究開発機構ポーランドと次世代の原子炉『高温ガス炉』の共同研究を始める』。いまだに原子力発電にこだわり続ける政権。無駄な税金が本当にもったいない。

★★★ぜひ全文をコチラのブログで:読書『民族の悲劇 沖縄県民の抵抗』と『1025再稼働反対!首相官邸前抗議』 - 特別な1日

◎土曜日は、先にチケットを手に入れていたピアノ・リサイタルがありました。体調が悪ければ9月のコンサートと一緒で私はパスのつもりでしたが、少し調子が戻ってきましたのでベートーベンの6曲の表題付きのピアノソナタの演奏会、行けるかもと思った矢先、夫の足が故障。アキレス腱が痛み出してかかりつけの整形外科医へ。痛み止めの注射を打っておしまい。確かに効いてきて普通に歩けるように。老化現象でカルシュウムが増えて炎症を起こすのだそうです。これで二人そろって行けそうというところでしたが、夫が11月上旬ごろまで東京にいる次男に新幹線で一度帰ってこいと声をかけていたところ、土曜一泊ならということに。演奏会から帰ると5時ごろなので、それに合わせて来てほしいと連絡。土曜から日曜の午後まで忙しい週末になりました。

◎演奏会、1曲目、2曲目まではブーニンの演奏するベートヴェンで聞きこんでいたせいか、比べてしまって困りました。ここはもっと歌わせていたとか、ここは旋律がもっと明確に浮かび上がっていたとか。3曲目のワルトシュタインからは及川さんのペースでした。休憩時間に夫も一曲目はピアノの音色がはっきりしなかったとか言ってましたので、私のせいだけではなかったのかな…とちょっとほっとしました。後半は素晴らしい演奏でした。

指の速さはブーニンさん以上でした。ブーニンさんもデビューのころは速いといわれていましたが、スピード違反は及川さんのほうですね。すごい、すごい! エリーゼのために以外はブーニンさんのCDを持っていますので、脳内聞き比べでも速さは超特急。最初からこんなに飛ばして疲れないのかなと心配になるぐらいですが、最後まで衰えを知らずの演奏は素晴らしかったです。速いのが良かったというわけでは勿論ありません。日本人の演奏家のレベルが上がっているんですね。O席真ん中で響きは申し分ありませんが、お顔はよくわからず、茶髪の頭でとても若々しく見えました。

1時半からの開演、ドビューシーの月の光と、カンパネラの2曲をアンコールで聴いて、4時にはホールを出ました。

◎帰宅して、私はすき焼きの準備。夫は車を出して千里まで息子を迎えに。「只今」の声に私も「お帰り~」。昨年、父のお葬式に帰省して以来です。通路を通って母に声をかけて、いつもと同じ時間に4人で食卓を囲みました。息子は新大阪でおいしそうだったからと堂島ロールを買ってきてくれました。これが本当においしそう。「堂島ロール」の名前は知っていたけど、実際に私たちは食べたことはなかったみたい。

 日曜の朝食時、母のご飯は少し少なめにして、食後のコーヒーでロールケーキを切り分けるとき、母には1センチほどの薄めに切って一緒に食べることに。母はここ数年甘いものを断っていましたが、この日は特別。孫がお土産に持ってきた噂の『堂島ロール』なので食べてもらうことに。残りは3人でお替りして食べてしまいました。クリームがおいしいし中に入っているナッツと果物のペーストの甘み酸味が絶妙。マンデリンコーヒーともよく合いました。

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