#無敵ピンクのミツバツツジ

 土曜日はそれまでのにわか雨模様のお天気とは打って変わっての晴天。

夫は久しぶりの山行に出かけました。写真の中からミツバツツジを。

箕面の「エクスポ90記念の森」の奥に標高604メートルの鉢伏山があります。

 谷あいの木立のなかの若緑が美しい

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 鉢伏山からエクスポ箕面の森に下る途中に出会うピンク

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 あれは満開のミツバツツジ

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 日曜日の午後、1年前のドラマ「初めて恋をした日に読む話」第4回と第5回の再放送がありました。コマーシャルが多く、本放送からカットされている場面がかなりあり、それも名セリフ、名場面がばっさりやられているとツィッターなどで騒がれています。昨日は5話でそのバッサリに気づきました。このドラマは1話の「無敵ピンク、いい色」というアラサーの塾講師順子が不良高校生匡平の若さを全肯定するセリフでドラマがスタートします。

息子をクズだの社会のお荷物だのと言う父親を怒鳴りつけた「ヘンな大人」の順子に好意を抱き、母の死に目にも会えない仕事人間の父親のような生き方はしない、自分は両方取りに行くと決めた匡平の目標は18歳になる2月3日の誕生日に順子に告白し東大に合格して自分も「変な大人」になる事。順子も匡平のためなら苦手の母親にだって言いたいことが言えます。「この子は私じゃないの。私の生徒を否定するようなことは許さない」と。その夜、匡平から「元気?」「嬉しかった」「それだけ、じゃ」という電話が。この大事な一連のシーンが丸ごとカット。
普通であることを良しとせず、世間の常識にとらわれない、自分が自分であること、あなたがあなたであることを応援する幸せピンクの物語の半分が終わりました。

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髪をピンクに染めた男の子が一途に想いを貫く姿に周りの大人たちが徐々にピンク色に染まって、ついに順子が「普通じゃない決断」を下すまで、二人がたくさんの葛藤を乗り越えて遂に東大の階段教室に押しかけて「結婚するならひとつなるはやで」と切り出すシーンにたどり着くまでの物語。匡平の髪の毛のピンク色はこのミツバツツジのピンク色です。

1話でぎっくり腰になる順子に匡平は「大人じゃなくてバアサンだな」と減らず口を。私もミツバツツジ色のピンクハートの『バアサン』(こちらは本物ですが)でいようと思います。