◎今週から沖縄の次男はオンラインの在宅勤務、東京の長男は減収覚悟で仕事を減らし自分の時間を作ったのが最悪のタイミングだった、だけど後から振り返ってあの時期があったからと言えるように頑張るとラインで書いて来ていますので一安心。二人の祖母にあたる我が母は、二人とも結婚してなくてよかったじゃない、これで子どもでもいたら大変だけど自分一人のことを考えればいいんだから、何が幸いするか分からないわねと。全くその通りですが・・・
私のコロナ対策は日に3回の豚の鼻を押すラジオ体操とお天気の良い日の草取鎌を使っての女竹(メダケ)取りです。夫が鎌を使った方が楽だよと言ってくれたので使ってみたらハサミよりうんと楽です。去年の秋口2か月ほど私が体調不良で外に出られなかったので隣の庭の草取りを頼んだ時に夫がホームセンターで買ったもので私は使ったことがなかったのですが、道具次第ではかどり方が違います。
◎ さて、日曜日の午後、夕飯の献立を早めに決めて段取りをつけて「初めて恋をした日に読む話」の再放送を見ることに。一年経ってオンエアの番組をリアルタイムで見るのはちょっと一味?違います。途中で自治会費の集金に新しい班長さんが来られて最初のいいシーンを見逃してしまいました。昼間の放送というのはこういうリスクがありますね。本放送に比べるとCMの間にドラマが挟まってる感じですが文句は言えない再放送されただけでも有難い。録画の方は10年経ったテレビの故障で録れていなくて神奈川の妹に送ろうと思っていたのに残念でした。録画機能が直れば途中からでも…
◎関東圏のウィークデイの深夜連日1回と違って毎日放送は日曜のお昼の放送です。これはウィークデイに仕事をしないといけない方たちには喜ばれますね。
PS:5月24日の放送予定が変更です:24日に第9話と最終回の2話放送。
5月31日の第10話(最終回)の放送はありません。(4月30日)
◎下記予定が(↑のように)変更されていますのでご注意ください。
M B S 毎 日 放 送
@MBS_fan 4月17日
【お知らせ】
おうちで楽しんで下さい
★CS TBSチャンネル1
4月30日(木)午前11時~午後9時 全話一挙放送
◎ このドラマ「はじ恋」、何回見てもいろんな見方が出来るドラマです。中学生や高校生なら勉強の面白さ、受験勉強のやり方など参考?になるかもしれません。「something to eat」は「サムさんが食べた」、古文の「あな おそろし」を「穴、怖い。閉所恐怖症!」というおバカな由利匡平くんがどうやって東大受験生に?が楽しいし、32歳のアラサー順子(深田恭子)の「無敵ピンク、いい色」の匡平(ゆりゆり)との出会いと年下男子のストレートな迫り方に胸キュンかも知れませんし、順子の母親(檀ふみ)や匡平の父親(鶴見辰吾)の実家住まいの娘や思春期の息子とのやりとりに胸が痛んだり反省したりかもしれません。
そして気づいたのですが、私のように高齢者になってこのドラマを見ると、これら3世代のどの立場にも自由に共感しながらドラマを楽しめる。それには脚本がどの登場人物に対しても客観的にかなりの深さで描いていなければなりませんが、その点でも脚本家吉澤智子さんは充分に応えています。恋のライバル、東大出のエリート商社マンの雅志(永山絢斗)も、元ヤンの同級生で匡平の担任の山下先生(中村倫也)も匡平を好きになる母子家庭の「られるされる裏切られる」の女子高生エトミカ(吉川愛)も順子の親友で良き相談相手のバツイチ、キャバクラ経営者の美和(安達祐実)もしっかり描かれています。
主役の匡平を演じる横浜流星の演技が見もの。大人になれない少年の憧れや苛立ち、刃物を当てれば鮮血が迸(ほとばし)るような漲(みなぎ)る想いの痛々しさを本当に瑞々しく演じきっています。
PS:ライターの横川良明氏によるドラマの魅力をこちらでも:
◎見ている途中でNHK の大林亘彦監督の追悼番組があったのを思い出してそちらを見ることに。新聞の番組欄のタイトルは「大林亘彦監督をしのんで 密着2年 故郷尾道・反戦の思い 若者への愛 最後の言葉」となっていました。
私は大林監督が広島生まれで反戦の願いを映画に込めてというここ数年のがんと闘いながらの映画製作については知っていましたが、大林監督の映画を見たことがありません。尾道三部作も残念ながら観ていません。この番組を見て「花筐」と最後の作品「浜辺の映画館―キネマの玉手箱」は是非見たいと思いました。
『 映画「海辺の-」は戦争と、大林さんの故郷広島をからめた作品で、大林さんが亡くなった4月10日に公開予定だったところ、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないことから、公開延期が決まっていた』そうです。
最後にNHKスペシャルの番組が紹介され、満島真之介さんが大林監督から書いてもらったという色紙を披露。書かれた言葉は:
人はありがとうの数だけかしこくなり、
ごめんなさいの数だけうつくしくなり、
さようならの数だけ愛を知る
満島真之助さんは映画の撮影中に祖父が米兵だということが分かり、監督にも話した。そういう立場の君こそ沖縄の戦争で戦った日米両者の気持ち、命の大切さがわかるはずと言われたそうです。大林監督が黒沢監督から託された宿題の反戦映画を最後の仕事として撮り終え、そしてそれを僕が受け継いでいくとも。最後に大林監督の言葉を:
表現で過去の歴史は変えられないけど
未来を変える力はあるんじゃないか
それが、生きるってことだよ
◎先週、話題になっていたイタリアの楽器の町クレモナの病院の屋上でバイオリンを弾いて医療従事者を慰めたというニュース。あのヴァイオリンを弾いていた女性、わが町箕面の出身だとか?!
21日は私の誕生日、そのお昼前のABCテレビ、大下容子さんの番組でのこと。
箕面市は昔から音楽家が住んでいる町(のようです)。阪急宝塚線の途中石橋(現在では阪大前石橋)駅から支線の3つ目の終点が箕面。宝塚線の途中庄内駅を降りると大阪音楽大学もあります。(因みに森友学園のあの小学校も確かこの駅の近くのはず)
左手のピアニストと言えば館野泉さんが有名ですが、若手の智内威雄(ちないたけお)さんも箕面在住です。世界で初めての「左手のピアノ国際コンクール」を主催、2018年に箕面で第一回が開催されました。そして、自称「なにわのモーツアルト」のキダ・タローさんも箕面市民。
屋上から響くヴァイオリンの生演奏に耳を傾ける医者や看護師、
街の人々の様子にさすがイタリア、クレモナと思いましたが
演奏しているのがイタリア在住の日本人と知ってビックリ、
その横山令奈さんが箕面の人だったと知って又驚きました。