◎先日、市役所からの帰り芦原公園を通り抜けることに。池の東横、保育所の建物との間に背の高い葦が茂る池がありました。それが埋め立てられてグランドに。高い木が並ぶ用水路沿いを歩いていると新しく設置された金網沿いに「ここは、住田池があった場所です。箕面市」と言う立札が立っていました。あの沼みたいな池、住田池という名前があったの!と無くなった池の名前を初めて知りました。粋な計らいに感謝です。
🔲 朝日新聞13日の『余滴』コラム、私も読んでこの通りだと思いました。菅官房長官の意見の異なる人に対する特徴的な対応、それが高橋純子編集委員の指摘する『いじめ』だと思う:
◆『余滴』の後半部分を書き移してみます:
苦労人? パンケーキ好き? だからなんだというのだろう。
精神科医の中井久夫氏は、いじめを「孤立化」「無力化」「透明化」の3段階に分け、これは奴隷化の過程だとしている(「いじめの政治学」)。孤立無援であることを被害者に実感させる「孤立化」。反撃は一切無効と観念させる「無力化」。そして、いじめが風景の一部としか見えなくなる「透明化」。被害者は自ら誇りを掘り崩し、加害者に隷属してゆく――。
次期首相にふさわしい人を聞く各社世論調査で、菅氏の数字が跳ね上がった。勝ち馬に乗る、寄らば大樹の陰、合理的な説明は幾通りも可能だが、私は、日本社会がこの8年弱の間に「無力化」に傾いたからではないかという直感をひとまず手放さずにおく。
いずれにしろコロナ禍という暗闇で、政治リーダーの言葉は人々を照らす一筋の光となることを知ってなお、またも言葉を光らせられぬ首相を選ぶ。ピンチの温床まるごと継承。すがすがしいほどおめでたい。
🔲京都の精華大学のアフリカ出身学長サコ氏の神戸新聞の記事、一部を引用です:
-グローバル化が進む中、それに対応できる人材の育成が期待されます。グローバル化についての考えを聞かせてください。
「あなたが考えるグローバル化って、何ですか。英語が話せることですか? 海外で働くことですか? 私には指標にしている言葉があります。『メタモルフォーゼ』。日本語に訳すと『変身』『変化』。これを私なりに言い直すと、『核となる自分自身を保ったまま、社会に適応した自分をつくっていく』『中身を維持したまま、外側を変化させていく』となります」
「学生には、すでにある答えを探すのではなく、問いを立てる力を持ってほしい。小さな問いの積み重ねが自分自身の価値観をつくります。その価値観を軸にすれば、異なる文化を持つ人とも対話し、理解し合うことができる。自分自身を知ることから、本当のグローバル化が始まります」
🔲大坂なおみさんの人種差別に抗議する姿勢を日本人はどう受け止めたか・・・ツィッターでは非難が殺到したとありましたが、日本企業のスポンサーの対応も腰が引けていたり無視をきめこんだり「かわいい」で誤魔化す日清 。日本、まだまだです: