母の診察日と妹たちのお見舞い

千里で前を走る阪急バスに「みのおで笑おう!」の意味不明の広告。

帰り、豊中から箕面の山並みを見て、青空に夏雲 外気温26℃

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◎今日、12日は秋晴れの夏日になりました。午前中は母が6月から入院して9月18日に退院するまでお世話になった病院の診察日でした。病院で、ホームの方から車椅子の母を引き継いで、手のレントゲンを撮って診察を受けました。右手首の骨折は手術をしないでサポーターで固定してくっついたそうです。「もう、これ、いらん」と素気ない言い方で「治った」宣言でした。ホームでは「車椅子?」と聞かれたので「歩行器で歩いています」と言ったら「よし。終わり、もういいです」と言われました。これで病院を卒業です。

ホームの車椅子を載せる車のお迎えを頼んでお昼ごろホーム着。いつもお世話になっているケアマネさんがマッサージのリハビリを母が断ったのを気にしておられたので、私からも必要ないようなので断ってくださいとお願いしました。病院から卒業ですと伝えたら迎えに出てこられたスタッフさんも加わって拍手でした。有難いことです。冬物のセーター類を詰めたバッグを渡して帰ってきました。病院で待っている間、母が「探すと大変だったのに(私の友達の)お陰で良いところに入れて良かった」というのを聞いて私も安心しました。

◎土曜日は、妹が在宅勤務の娘と一緒に来阪、新大阪のホテルに荷物を置いて1時ごろ千里中央で私たちと合流、箕面のお食事処”木曽路”で4人で食事。私たちもコロナ以来初の外食でした。大きなお盆に最後のデザートまで詰め込まれてお茶出しも一度だけ。人出はそこそこという感じでした。

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ホームの予約3時半まで時間があるので我が家に寄ってコーヒーを飲むことに。ゴディバのチョコレート菓子をもらいました。自分たちも食べたことがないというので直ぐ開けていただくことに。チョコレートを2枚のクッキーで挟んだお菓子でしたがコーヒーとよく合ってみんなで”美味しいね~”でした。姪っ子は新大阪でまた”りくろーおじさんのチーズケーキ”と栗の和菓子を持ってきてくれました。こんなに気を使わないでね~でした。

3時過ぎ、前日に届いた組み立て式の机とWさんから届いた花籠を積んで4人でホームへ向かうことに。面会人数は2人なので私たちは車で待機と思っていましたが机と花籠を運ぶのに一緒にロビーへ。検温、消毒の後てロビーの丸テーブルに椅子を四つ並べてくださって一緒に面会できるようになりました。母がやってきて、台風で心配したけど楽しみに待ってたのよと神奈川の二人との再会を喜んでいました。二人から誕生日プレゼントに暖かい部屋着のプレゼント。これはこのところの冷え込みに助かります。15分ほど経ってからタイマーが置かれました。気を使って倍の面会時間を頂いたことになります。最後は記念写真をと携帯で5人揃った写真まで撮っていただきました。

二人を桃山台の駅まで送って、明日の面会は「じゃ二人でね」と別れました。家について夫が山に歩きに出たら電話。気になっていたNさんからです。「聞いたよ~お母さん施設に入られたって。なんで~?」と。「誰から聞かれた?」「ヨーガの先生」「そうか~ごめんなさい。私からお電話して話さないとと思ってたんですけど。今施設から帰ったところ」。Nさんは今92歳。娘さんが二人おられますが、独り暮らしを続けておられます。そのお手本が母でした。去年、母が施設暮らしを選んだ時から何時かお話しないとと思っていましたが、言いそびれていました。

Nさんは「絶対施設に入らない」がモットー。このNさんから施設が大変な所だという話を私も何度も聞きました。父の老健での体験がその「大変な所」に当たっていました。本来なら出来ることも施設に入ったら出来なくなる。歩けるのに車椅子生活を強いられる、ご飯が食べられるのに誤嚥を恐れて流動食とか、そういう面は確かにあり、父も家族の私たちも早く出たいと思いました。でも、母の場合は違うということを電話で説明しました。「自分で自分のことが出来なくなった時、どうするか、母が自分で考えて娘の世話になるより施設を選んだわけだから、私はそれを尊重したかった。Nさんはまだ大丈夫だから言えるのよ、母もそんなときは一人で頑張っていたのだから・・・」と言ったらやっと少しわかってくださって、自分もそんなときが来ることは分かってるし、結局、自分が決めることだということも分かってると少し落ち着いて聞いてくださるようになりました。

翌日は夫はお弁当持ちでシルバーの仕事。留守の間、私は甘いものがあるのでとお二人のお茶飲み仲間と午後からコーヒータイムでした。久しぶりの3人でのお茶飲み話に花を咲かせましたが、トランプさんと菅首相とコロナと老後・・・などブログで取り上げている話題と息子たち世代と私たち世代の問題。3人とも子どもは二人の息子。二人とも結婚して孫もいる人と一人結婚一人独身、私は二人とも独身。新聞の投書欄に結婚適齢期を勝手に決めないでほしいと50歳からでも結婚を考えている独身男性の投書があったのを話題に。「親は子どものものだけど、子は親のものじゃない」という松尾貴さんの言葉を引用する人も。最初はマスクでしたが、食べたり飲んだりでマスクを外して、少し間を取って密をさけてのお茶飲み会でした。(↑のケーキとカップ類の写真はお二人が来られる前に)