◎4日月曜日、仕事始めですね。私は今朝歯医者さんに電話して9時半の5分前、歩いて5分の歯医者さんに出かけました。3、40年前、子供会で知り合った方のご主人が歯科技工士だというので近くの良い歯医者さんを教えてもらって我が家は両親も含めてこの歯医者さんのお世話になっています。自宅が診療所で週に何回か病院勤め。昔は何人か女性スタッフさんがおられましたが最近は受付から全部お一人です。歯医者さんの診察台が機械式になったのはここ10年ちょっとぐらい前で、それまでは治療が終わると自力で起き上がらないといけなかった。知り合いに「歯医者はどこ?」と言われた時ここに行ってると答えたら、その方、行って一回でダメでした。流行ってない歯医者さんではあります。
さて、今回、2年半ぶりぐらいに歯医者さんに行くことになったのは、暮れの30日の「いかピー」の所為です。生協のお正月用品の注文票に私はしめ縄を頼んでしまいました。後で自分が喪中だと気づいたのですが取り消しが利かないので困ったということを28日ぐらいに買い物途中で出会ったHさんに話しました。Hさんの方から「喪中の葉書が届いたけど妹さんが亡くなったんだって」と言われて立ち話をした時のことです。「うちは姉が去年亡くなったの」「そう、この齢ぐらいになると身内でも早い人は亡くなるよね~」なんて話をしていて、「それなのに、うっかりしめ縄を」頼んだという話をしたら彼女が「もらおうかな、向こうのマンションに」と言われました。マンションのオーナーなんです。「そう! もらってくれる」ということになり、30日「届いた」と電話すると買い物途中で今から取りに行くという話になりました。
息子さんが運転する車が我が家の前に止まり、セロハン掛けのままのしめ縄を渡して「良いお年を」と言って別れたつもりでしたが、運転席の息子さんが下りてきて後部座席から何やらとり出して・・・学生服の息子さんを見て以来で咄嗟のことで私は「大きくなったね~」なんて訳の分からないあいさつを。息子さんも苦笑してましたが、彼女がコレと言って渡してくれたのが「いかピー」の袋。有難う!といって・・・・
夫が酒のつまみになるなと言ってたので夕食の前に出したのですが、私も一つつまみました。とっても硬くて、でもイカの味と柑橘系のほのかな甘みとナッツ類の香ばしさ揚げ油の旨味がとても美味しくて大晦日、バリバリつまみながらお正月準備をしていました。私の歯はまだまだこれぐらいの固さは大丈夫と「バリッ!」の快感も味わいながら・・・でした。
それが、1日の日の夕食で右奥歯でものを噛もうとしたら「痛っ!」でした。食事の時だけで、あと歯がうずくわけでもないので原因はバリバリかなと思いました。それで今朝一番に電話して行ったわけですが、診察の結果は「歯の脱臼です」。固いものを食べたせいでズレが生じたのだとか。感染も起こしていないし歯茎もきれいなのでもう一度消毒したらOKとのこと。今年私は後期高齢者も”喜寿”を迎えるということを肝に銘じて固いものは控えめにと思いました。
🔲三浦瑠璃さん、まだ「活躍」なさっているんですね~「専門用語」を使って煙に巻く戦術ですが、ラサール石井さんに見抜かれています:
ラサール石井が緊急事態宣言に反対の三浦瑠璃氏を”酷評「意味不明。中身がない」
タレントのラサール石井(65)が3日、ツイッターを更新。新型コロナウイルス感染症拡大における緊急事態宣言の是非を巡り、国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)を批判した。
三浦氏は2日、「新型コロナが『有事』ならばやるべき医療体制の組み直しをやらず、平時と有事のあいだのグレーゾーンの質を判断してそれに対応する能力もなく、偽りの解としての竹槍精神的な自粛要請に飛びつく政治を目の前に、日本人が後世振り返るべき参照地点としての現在、緊急事態宣言発出に反対しておきます」(原文ママ)とツイート。
ラサールはこれに対し「お姉さん言葉を弄ぶのはもうよしにしな。意味不明。中身が全くない」のコメントをつけてリツイートした。
さらに「毎度のこういう言い回し、令和3年を期におやめください。『理解できないのはそっちのせい』みたいなマウントは昭和のおっさんみたいだ」と酷評した。
東スポWeb 2021/01/04 00:19
🔲ヤマザキマリさん、コロナ禍がなければ日本で去年この方の活躍を見ることはなかったかもしれません。2日のEテレ「100分de萩尾望都」でもヤマザキマリさんの発言は冴えていました。本来ならイタリアと日本を半々で行き来されているのに、コロナの為日本に足止め。そこでヤマザキさんが見る考える日本についての発言がとても的を得(射)たもので痛快! 山崎雅弘氏のツィッターで婦人公論の記事を紹介されていましたので読んでみましたが、これ又とても良い内容でした。
◎5つの見出しのうち4つまでは一部引用か引用省略、最後の見出しのみ全文引用です。
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ヤマザキマリ「考えることを面倒くさがってはいけない」
そもそも人生とは思い通りにならないものである漫画を描く合間を縫って、常に国内外を旅してきた漫画家で文筆家・ヤマザキマリ氏。1年のうち半分を東京で、残りを夫の実家であるイタリアで過ごしてきましたが、コロナ禍の今年は日本にとどまり、イタリアの家族に会えないまま1年以上が過ぎました。先が見えずやきもきする気持ちを感じつつも、ヤマザキさんはこの状況下だからこそできることがあると言います。
※本稿は『たちどまって考える』(中公新書ラクレ)の一部を抜粋、再編成したものです。
![](https://fujinkoron.ismcdn.jp/mwimgs/a/2/400/img_a2940fb8be005501d5492df1cbb7066b123297.jpg)
たちどまったタイミングだからこそ
2020年の初頭以来、新型コロナウイルス関連のニュースに触れる日々がすっかり私たちの日常になりましたが、この記事を執筆している2020年の12月末現在、日本全国での感染者は20万人を超え、イギリスで見つかった変異型のウイルスに感染した日本への渡航者が見つかるなど、気を緩めることは全く許されません。年末年始をどう過ごすべきか、家族と集まるべきか諦めるべきか、といった内容が報道されていますが、私はイタリアの家族と会えないまま、日本での滞在が1年を超えてしまいました。これほど長く日本にいたのは、実に20年ぶりのことです。
まず自分自身について知るべき
パンデミックという地球レベルでの人類における危機的現象と、どう折り合いをつけていくべきか。試行錯誤をいまだに続けている世界ですが、例えば日本政府が取った対策は、我々日本人にとって本当に相応しい対応だったのかどうかを考えてしまいます。明治維新以来西洋式の社会構造を模索してきた日本ですが、今回のパンデミックへの対応や人々の意識を見ていると、日本人には日本独特の現状への捉え方や解釈があるということにも気がつかされました。社会の危機に向き合った時、政府からの指示を受ける前に、私たちはまず自分自身について、そして自分たちのおかれている社会について、自らの力で、俯瞰で分析する能力を身につけるべきかもしれません。
自国の欠点を俯瞰できるイタリアの成熟
日本ではなぜ自国礼讃の番組が多いのか
片や日本のテレビや書籍といったメディアでは、一時期ほどでもないにせよ、日本の欠点を確認するよりも、この国の素晴らしさに特化した企画が散見しています。こういう比較を持ち出すと「ヤマザキは出羽の守」などと捉える人がいますが、そもそも根本的な価値観や倫理観の違う国どうしを比べて、優劣など付けられるわけがありません。あくまで、日本という国ではなぜ自分たちの国への批判を堂々と口にするのがタブーなのか、それがどうも気になった、という話です。
考えることを面倒くさがってはいけない(全文)
こうして思いがけなく家で過ごす時間が増え、普段ならたいして気にも留めない周辺を見回すようになると、そこには、社会や政府などに感じた「もやもや」を解明するヒントが転がっていたし、突然の対策を強いられた結果、見なくてもよかったものにまで意識が向くようになりました。
たとえば「アベノマスク」から「Go to トラベル」まで、そこに費やされた費用など道理はわかっても、なんだか納得のいかない政策や提案だと感じた人たちはかなりいるのではないでしょうか。延期を経て今年開催が予定されているオリンピックにしても、この運動の祭典の本質的な意味はどこにあるのか、どうしてウイルスの猛威に人々が倒れていく中で実施に執着する人たちがいるのか、または実施して欲しいと考える人がいるのか、そんなこともできれば自分の頭で考えてみるべきなのです。
考えるのは面倒かもしれない。でも、その納得のいかなさの要因を、ネットやテレビやSNSで誰かが発信している言葉からではなく、自分の考えのなかから見つけるべきなのです。
そもそも人間は胃袋だけ満たしていけばいいという生き物ではありません、メンタルを思考や考察で常に鍛えていなければたちまち愚鈍化し、今以上に地球上で危険な野蛮生物になってしまう可能性だってあるのです。
自分の頭で考える。それ次第でパンデミック最中、そしてパンデミック後の私たちの生き方、社会の変化の質は少なからず変化していくように私は思うのです。
引用元:ヤマザキマリ「考えることを面倒くさがってはいけない」|教養|婦人公論.jp (fujinkoron.jp)
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