金曜デモと教育YouTuber葉一と斎藤幸平「人新世の『資本論』」

★昨日の22日は金曜日。再稼働反対の官邸前デモはお休みでした。お知らせはいつものように「特別な1日」さんのブログから:

【お知らせ】
今週金曜【0122 再稼働反対!首相官邸前抗議】は感染拡大状況に鑑みて、お休みとさせていただきます。
来週以降の #金曜官邸前抗議 については、後日アナウンスいたします。 coalitionagainstnukes.jp/?p=4142
 
 
画像
 
★★★今回のSPYBOYさんのブログのタイトルはたっぷりの内容。いつも通り考えさせられるものばかりです。是非こちらで全文を: 
 
 ◎先日の唐池公園散歩のつづき。公園を東に抜けて二中へ。二中の向かいのマンションの塀際に木瓜(ボケ)の花が赤く咲いていました。かと思うと正面には11月の花のツワブキが咲き終わって花枯れのままの横に新しく花が咲いています。

f:id:cangael:20210120141832j:plain  f:id:cangael:20210120141941j:plain

🔲↓これは22日朝刊の新聞広告。「教育ユーチューバーの葉一(はいち)」さんです。

昨年、めったに見ないテレビの「情熱大陸」で11月末にたまたま見て引き込まれてしまいました。年齢は30代半ば、結婚されていて子どもの父親でもある葉一(はいち)さんはYouTubeで勉強を教えています。20数分の授業、息つく間なしの授業を自宅で録画して配信。それで生活できるのに8年かかったと言っておられたかな。今は家族を養うだけの広告料が入るそうです。

板書が美しく見事です。そして分かり易い。もともと学芸大学を卒業して先生になっていたのに、雑用に時間が取られ思っていた教師像ではないと辞めて、教材を売ったり、他の仕事について、その後、思い立ってYouTubeで授業を。今の教育はお金のあるなしで針路が決まる。塾へ行けるかいけないか。特別講習を受けるにもお金。それで受験先が決まる。それより誰でもアクセスできるYouTubeでと思ったそう。今はフォロワー100万人以上。よく分かると生徒や親からの感謝が届いているそうです。

授業内容の収録は全部一人で一気にやる。一切編集はしない、伝わるものが違うからと。意気込みや情熱が画面越しに伝わるのですね、というか伝わると信じているというか。新しい教育の在り方として衝撃的でした。広告を見て思い出しました。

f:id:cangael:20210122151243j:plain

葉一(教育YouTuber) | 情熱大陸 (mbs.jp)

◎二中の前の花壇に今年初めて水仙が咲いているのを見ました。陽だまりなのでしょうね。傍には蝋梅(ろうばい)の若木のツボミが。美しい黄色の未だ固い蕾でした。 

f:id:cangael:20210120142035j:plain    f:id:cangael:20210120142043j:plain

🔲これは前日の21日の広告。集英社新書の斎藤幸平著「人新生の『資本論』」。

「人新生」と書いて「ひと・しんせい」と読みます(カバーより)。

今、NHKEテレ月曜日の夜の「100分de名著」では「マルクスの『資本論』」をやっていて、その解説を斎藤幸平氏が務めています。来週は4回目ぐらいだったかな。

我が家では、つい先日、ラインに沖縄の息子から「誰か読んだ?」とメールが入って、友達がEテレ資本論を見ていてその人から聞いたとか。「まだだけど読みたい」と返事すると、東京の息子が「新書だけど分厚いよ~」と。それで、それぞれ買って4人で読むことになりました。

夫より先に読み始めていますが、面白いです。第一章 の「気候変動と帝国的生活様式」で少しグレタさんの話が出てきていました。そしたら、昨日のグレタさんのトランプさんへのツィッターの記事があったので、頑張ってる!と思いました。

 f:id:cangael:20210122151206j:plain

🔲カバーの裏に何人かの著名人の推薦文が載っていますので、それを移してみます。

松岡正剛氏(編集工学研究所所長)

気候、マルクス、人新生。

これらを横断する経済思想が、ついに出現したね。

日本は、そんな才能を待っていた!

 

水野和夫氏(経済学者)

資本主義を終わらせれば、豊かな社会がやってくる。

だが、資本主義をやめなければ、歴史が終わる。

常識を破る、衝撃の名著だ。

 

ヤマザキマリ(漫画家・文筆家)

経済力が振るう無慈悲な暴力に泣き寝入りをせず、

未来をたくましく生きる知恵と力を養いたいのであれば、

本書は間違いなく力強い支えとなる。