◎オリンピック開会式、前から思っていたのですが、国立競技場の座席のマダラ色が目だって無観客が有観客に見えます。大会関係者だけで1万を超える人たちと言われていますので、観客席にもそれなりの人数(新聞によると900人とか)が見えたような気が。じっくり見たわけではありませんが開会式のイベント(でいいのかな?)は、日本というスケールではなくて東京という狭さがそのまま全体にも…という感じがしました。今となっては野村萬斎さんがやっていれば・・・ですが、辞められた時点で何かあったのかな?その一部が今の一連の不祥事なのかな・・・なんて思います。コロナ禍で強行する意義を見いだせないまま始まってしまいました。入場行進の途中で夫も自室へ入るし私も用を済ませてテレビをつけたら丁度最後の日本でした。
橋本聖子氏とバッハ会長の挨拶を聞いていて、だんだん気分が悪くなってきました。こんなに空虚な言葉を並べた五輪開会の挨拶というより、言葉のむなしさを一言一言に感じる言葉遣いの羅列というのは本当に初めての体験でした。とくに「受け入れて下さった日本のみなさんに感謝する」というのはウソです。40万を超える反対の署名が東京都に届いているはずですし、延期、中止を求める声も届いているはずです。「受け入れてくださった」と言ってしまえば、これらの人々を無視することになります。今度の五輪は「賛成の人たちだけの五輪で良い宣言」であり、五輪によって国民を分断するものです。医療従事者に感謝をするなら、なぜ医療従事者が五輪を辞めてほしいという声を聞こうとしないのでしょう。本当に言葉が空しく響くだけで、聞いていて怒りを覚えるようになりました。
続いてバッハ会長の挨拶は橋本氏の上を行く長大な美辞麗句、自画自賛。言葉が実態と遊離して発せられるとこんなに気持ちの悪いモノなんだと…途中で聴くのを辞めました。難民代表のくだりでは日本の難民の扱いを思うと開催資格を問われるぐらいだし、本当に空しい。長いスピーチの途中で脱落しているのであとは分かりませんが、東京五輪は現状のオリンピックの終わりの始まりを予告する五輪となるのでしょう。
1800を超えるドローンが夜空に描く立体的な光の動きはとても美しかったし、今朝の番組で見た点火の様子などは良かったと思いますが、取り巻く状況のことを考えるととても祝祭という気持ちにはなれません。
🔲会場の外ではオリンピックやめろのデモもあったようです:
🔲木曜日、夫が新たに植えたいというコナラの木をもとめて、植木の本場、阪急宝塚線の山本駅の近くにある「あいあいパーク」へ行くことに。車で10時に我が家を出たのですが、桜並木を南に下らないで逆に北に上ったのが失敗の元。アレっと思ったのですが、市役所前の道で南へ出るのかと思うと駅を北回りして一中のある山麓線を走り出したので困りました。
10年ほど前にサンルームの西日除けにジューンベリーを買って車に積んで帰って夫に植えてもらって以来、あいあいパークへ行っていないので忘れてしまっていたようです。池田の五月山に近づいた辺りから渋滞。池田の街中に入ると動かなくなってしまいました。
そこで車の外を見ると『ビリケンさん』が見えます。「何、コレ、なんで!」ですが、反対側の昔風の建物には幟が立っていて「落語みゅーじあむ」という看板が出ています。その向かい側には呉服座という大衆演劇をやっている建物が。どうやら、池田のメインストリートのようです。呉服座に自民党のポスター。菅首相とこの辺り選出の自民党の国会議員の顔写真のポスターです。集中豪雨の時宴会をやっていた原田氏です。他の政党のポスターが無くて自民党だけ?
さて、ノロノロ運転で信号を2,3回待ってやっと抜けることが出来ました。池田の繁華街を抜けて阪急電車の宝塚線を越えると、やっと昔通ったことのある道へ出て来ました。左手にJR線、山側は相武紗季さんの出身校の雲雀ケ丘学園高校。少し行くとJR線と阪急の高架が交わりそうなところに来ます。ここから真っ直ぐ行くと目立つ建物が見えてきました。30分で行けるところを1時間半かかりました。渋滞1時間です。
あいあいパーク|宝塚市公式ホームページ (city.takarazuka.hyogo.jp)
夫が仕事で忙しくしている頃、私はガーデニングが趣味でした。ときどきここへ車で連れてきてもらったり、時には電車できたりしました。観葉植物や花の苗も豊富です。ガーデニンググッズも揃っていますし、レストランとカフェもあります。あいあいパークは別名・宝塚市立宝塚園芸振興センターと言って宝塚市の業者さんが全部集まっています。
建物の入り口から入って全体を見渡して、外の植木のコーナーへ。ヤマボウシが多く、今流行りの庭木だということがわかります。カエデ類もたくさん置いてありました。
お目当ての木がないので、女性スタッフに声を掛けました。こちらの要望を聞いて丁寧に案内してもらいましたが、やはりコナラがいいということで、業者さんに問い合わせてもらうことにして、お昼時なのでパーク内の「yakitate」というレストランへ。
昔と違って焼き立てのパンと飲み物を自分で選んでトレイに乗せてレジで支払いを済ませて隣の場所で食べるかテイクアウトという風に変わっていました。メニューにパスタもありましたが、私は焼き立てのパンの上に何やらおいしそうなものがのっているのと、もう一つ少し甘いものを選んで牛乳とセットにして330円でした。2人で椅子に座って食べ出したら、どこから舞い込んだかスズメが店内に入り込んで飛び回っていました。 帰りは順調に帰ることが出来ました。コナラは落葉高木で本当は庭木には向かないし、残された者の迷惑になるので、中低木の庭木を選んでほしいのですが、やっぱり諦めてもらおうかな・・・
🔲20日、俳優の田中圭(37)さん新型コロナウイルス感染のニュース。連続ドラマの「ナイト・ドクター」はすでに収録が終わっていて影響はないとのこと。
田中圭さんといえば今から2年前の夏、2クール連続のドラマ「あなたの番です」の主役でした。前半の終わりで原田知世さんが殺され、後半で事件解決のバディを組んだ相手役に、春クールのドラマ「初めて恋をした日に読む話」でピンク髪の高校生・ゆりゆりを演じて大ブレイクを果たした横浜流星さんが配役されました。私は後半だけをみたのですが、前半は住民同士の殺し合いという悪趣味な内容でした・・・
その年(2019年)の8月のNHK「あさイチ」で横浜流星さんが紹介された時、田中圭さんが横浜さんの人となりを「イケメンというのが先に来ちゃうと思うんですが、実際対峙して見るとお芝居もシッカリしている、相手の芝居を感じる力も長けている。僕と一回り違うんですけど、年相応(当時22歳11か月)のクソガキ感もあり、周りに可愛がられる愛嬌もある。流星の本質は”クール”というよりは、まぁるい可愛らしいのが本質だと思う。クールな表情を出せるのは“ネクラ”だからです」とコメントしていました。色んな番組やインタビューで知る素顔の横浜さんをとても上手に表現されていると感心しました。今年の12月10日には「あなたの番です」劇場版が公開される予定です。(写真は2年前の「あさイチ」より)
奇しくも1年前の7月21日は、横浜流星さんが同じくコロナ感染で入院のニュースが流れ、8月公演予定だった舞台「巌流島」が中止になり、連ドラの収録もストップしました。流星さんが尊敬する兄貴と公言する田中圭さんの1日も早い回復を願っています。東京は今第五波の最中。若い方たちの感染が心配です。長男も職場で接種したワクチンの2回目の目途が立たない状況。オリンピックだって開催中なんだからと三密(密閉・密集・密接)破りをすれば実害を被るのは自分たちということにもなりかねません。働き盛りの若い方たちは特に注意してほしいです。
PS: 交番勤務の女性警察官のドラマ「ハコヅメ」で、戸田恵梨香先輩と一緒に働く新米警官 を演じていた永野芽衣さんも21日コロナ感染とか。濃厚接触者に感染者が出ないことを願っています。