◎朝日新聞の小さなコラム「世界も驚く快勝」にサッカー日本代表がドイツ戦に続いてスペイン戦でも歴史的勝利を収めたことを欧州メディアがどう伝えたかを紹介しています。まずスペインは「日本はもはや『キャプテン翼』だけではない」と漫画を超えて世界レベルでの躍進が現実になりつつあると。イギリスのBBCは「17.7%のボール支配率での日本の勝利はW杯記録」だ。フランスのフィガロ紙は「新たな日本の快挙」との見出しで、「予測不能な日本!」と報道。この内容を読んで笑っちゃいました。
「ほぼみんなが負けると思っていたドイツ戦に勝ち、ほぼみんなが勝つと思っていたコスタリカ戦に負ける。最後にスペインを逆転で下して新たな快挙を達成した」。
🔲さて、笑ってる場合ではありませんね。これでは、いけない:
サッカーW杯での勝利に大いに湧く日本。その大報道の陰で、防衛費倍増、敵基地攻撃能力保有、大増税、防衛国債発行、原発新増設…などが国会審議も経ないままに決められていく…。いいのか、これで?
🔲松川るいさん、自民党大阪北部の若手の国会議員ですが、こんなことを言ってるとは:
わかりやすい実例。これが「国防酔い」の典型例です。 自民党の参議院議員が「国家には死んでも守るべき分野がある。防衛産業の維持強化」。国民の命や暮らしではなく「防衛産業の維持強化」だと断言。 国を守るという勇ましいヒロイックなイメージに酔って国を滅ぼす人士。
国家には死んでも守るべき分野がある。防衛産業の維持強化は防衛政策そのものだ。岸田総理の強い覚悟を感じる。私自身も引き続き仲間と共に防衛産業の維持強化、特に、防衛装備移転に取り組んで行きたい。:国内防衛産業は「大変厳しい現状」、強化が必要) #Yahooニュース
[東京 1日 ロイター] - 岸田文雄首相は1日午前の参院予算委員会で、国内防衛産業を巡り、事業から撤退する動きが出ている問題について「国内防衛産
業は大変厳しい現状にある」と指摘し、産業基盤の強化が重要との認識を示した。新妻秀規委員(公明)の質問に答えた。
🔲出生数、過去最少でも、予算倍増と力を入れるのは軍事費:
今年の出生数が「過去最小」の見込みとなり、岸田政権は「危機的状況」と口にこそすれ、具体的に予算「倍増」を打ち出したのは、少子化対策ではなく他国を直接攻撃する「反撃能力」もとい「先制攻撃」の為の、アメリカ製巡航ミサイル大量購入を視野に入れた軍事費。民力を削って軍拡。完全に失敗国家。
🔲「差別発言」をそのままに続投させる岸田首相は差別を認めているのと同じでは:
大臣から「指示」されなければ、紛れもない差別発言を「撤回」も「謝罪」もしない時点で、杉田水脈氏には政府の要職はおろか、市民の権利と自由を守る責務を負った政治家としての資格が欠如しているのは明らか。しかも「差別発言」と認めてすらいない形だけの無意味な撤回。続投させる岸田首相も同罪。
🔲とにかく政治家が内輪の力関係にしか目が向かず、国民を甘く見てバカにしていることだけは確かなのでは:
国葬同様、杉田水脈重用は親安倍勢力への媚びなんだろうが、公共空間からどう見えるかは、まるで考えてないのね。コロナ、物価高、円安で、人々の生活が大変で待ったなしなのに、こんな下劣な人間一人のために大切な国会の時間を費やさねばならないこと自体、おかしいだろうが。うちの国も堕ちたものだ
🔲杉田水脈議員は安倍さんの厄介な置土産。それでも政務官に引き上げる岸田首相:
性暴力被害を訴えたジャーナリストに対する中傷ツイート投稿に関連して、東京高裁から名誉毀損判決が下っている杉田水脈(みお)総務政務官。「女性は嘘
をつく」発言や、性的マイノリティに対する差別発言でもたびたび問題視されている。11月30日、予算委員会での立憲・塩村あやか議員の質問に対
し、杉田政務官はかみあわない「答弁」を堂々と展開。あらためて驚かされた。16日の参議院特別委員会での杉田政務官の「答弁」も、異様だった。この日、質問に立った立憲・小西洋之議員は、こう問いかけた。
◎見出し「◆誰が杉田水脈をつくったのか」から一部コピーです:
杉田氏は、鳥取大学農学部林学科卒業後、積水ハウスに入社。西宮市役所職員を経て、みんなの党、日本維新の会、次世代の党、日本のこころを大切にする党と、政党を渡り歩いている。初当選は日本維新の会から兵庫6区に出馬した2012年12月総選挙。選挙区では落選、比例近畿ブロックでの復活当選だった。その後、2014年12月、次世代の党公認で出馬し、最下位で落選。2017年に自民党から出馬した。自民の長老議員はこう話す。
「所属する党を変えながらも落選中の杉田水脈をスカウトしたのは安倍晋三元首相です。ゴリゴリの自民党支持保守人脈によって繋がったようです。西宮市職員時代の杉田に目立った政治思想はなく、保守系の候補者のひとりに過ぎなかった。どちらかといえば控えめな女性だったともききます。ところが、安倍さんに見出されたあと、安倍のブレーンと報じられた保守系弁護士などと接点をもつようになってから『右翼スイッチ』が入りました。ある時期からバイアスがかかった保守的な発言をするようになったんです。議場にいる杉田は、まるで何かにとりつかれたような形相で、正直、異様としか言いようがない」
内田樹さんがリツイートしました
岸田氏がなぜこんな人間(杉田水脈氏)を総務政務官に任命した自分の判断を誤りと認めず、頑なに「適材適所だ」と居直って罷免しないのか。 「安倍さんが連れてきた人だから」以外に理由が何かあると思えない。罷免すれば安倍派に怒られる。だから居直りを続けるしかない。
引用ツイート
これひどいな、度を越している、常識を逸している。 杉田水脈さん 政務官どころか議員も失格、普通の社会人としても通用しません。 岸田さんが更迭しないのが不思議すぎる。