田中優子さん「”反戦の準備をしよう”(東京新聞より)」と自民・麻生副総裁の迷言アレコレなど

◎昨日はヨーガの日でした。先生がこんな話を。夫を亡くした70代の女性が、仕事がいやになったと帰ってきた息子を喜んで「よく帰ってくれた」と迎え入れたというのです。先生は「喜んでていいの?」というつもりでお話されたようですが、誰からも意見は出ず。

私は、今から10年、あるいは20年前なら、先生と同じ気持ちになったかもしれませんが、今の状況では、職場環境や労働環境を見て、使い捨てされて心身共に病んでしまうより、逃げるところがあれば逃げ込んで自分を守る若い人を非難できないと思ってしまいます。それに、老後の孤独に耐えていかなけれなならない女の一人暮らしを息子と一緒に生きていけるなら、それを望んで何が悪いだろうか…今の世の中、政治は何もしてくれないのだから…と思ってしまったり。

春の木、 庭のつばき(椿)の一重の花がたくさん咲いています。

◎「東電旧経営陣 二審も無罪」、なんとも納得のいかない判決が東京高裁でありました。あれだけの事故を起こした東電の経営者が3人揃って無罪。津波の高さを指摘していた人もあったのに、事故直後、指摘通りしておればよかったと言った現場責任者の方もいたのに。この国はつくづく司法も政治寄り…というか政治が司法を支配しているようです。

🔲統一協会との関係を断てない自民党が最大の政治問題:

メディアは何故この老政治家と統一教会の関係を厳しく追及しないのか細田氏に、三権の長の一つである衆議院議長の重責を担う資格があるかが問われているのだ。議会制民主主義の根幹に関わる大問題ではないか。
引用ツイート
 
 
逆Dappi@改憲反対
 
@uruchimundoku
#繰り返して言うしかない #岸田に殺される 下劣な奴らしかいない自民党を、支持したくありません。

🔲デタラメ発言してもお咎め無しの麻生副総裁:

自民・麻生副総裁、少子化の最大の原因は晩婚化 ↓ デタラメです日本の女性の平均結婚年齢は29.4歳でOECD36か国中8番目に若く(G7で2番目に若い)むしろ早婚ですが出生率は下から4番目フランスは33.1歳とG7で2番目に晩婚ですが出生率は一番高くなっています(2020年統計)
 
 岸田総理大臣が今年の主要テーマに少子化対策を掲げる中、自民党の麻生副総裁は少子化の最大の原因は晩婚化との見方を示した。

🔲これはヒドイ。あるものを無かったことには自民党の常套手段:

ほんとうに、本気で、自民党政治を終わらせたい。 #脱原発 #れいわ新選組
麻生氏「原発で死亡事故はゼロ」 飯塚市の会合で発言|
 
自民党麻生太郎副総裁は15日、福岡県飯塚市であった国政報告会で「原発で死亡事故が起きた例がどれくらいあるか調べてみたが、ゼロです」と述べた。
西電力美浜原発福井県)で計11人が死傷した蒸気噴出事故などが起きており、発言の真意を問う声が上がりそうだ。
麻生氏「原発で死亡事故はゼロです」 本当に無知な人だ。美浜原発の蒸気噴出で5人が全身火傷で死亡。6人が重軽傷だったじゃないか。遡れば作業員2名死亡 1名重症、被曝者667名を出した東海村臨界事故も知らないんだろうあの"バケツで流し込む作業"に国民は唖然としたのに😩
🔲まさかと思いたいですが・・・
麻生太郎氏に期待している人って、いったい彼の何に期待している人なのか。まさかメディアが「麻生節」と言って持ち上げている、あの暴言妄言の数々を「誰も言わないことを、よくぞ言ってくれた!」などと感激している人じゃあるまいな。「誰も言わない」のは、ただ人の道を外れた言葉だからなのだが。

◎今朝の「syuueiのメモ」さんが、前法政大学総長の田中優子さんの「反戦準備」という東京新聞に掲載された一文を紹介されています。後半を引用してみます:全文はコチラで:反戦準備    田中優子(法政大学名誉教授・前総長)  2023/1/15 - shuueiのメモ (hatenablog.com)

昨年の12月2日、自民党公明党と「敵基地攻撃能力」保有を正式合意した。やはり「宗教も」なのだ。軍事費の倍増、原発の継続新設も決まった。そして12月6日、内閣府は「日本学術会議の在り方についての方針」を一方的に決定し公表した。学問とは中長期的視点で社会や人類や地球の将来を議論し社会に問うことがその役割だ。政治的意思決定とは異なる自律的な価値観と組織が必須である。今はそれを、政治的意思に従わせようとしている。
 敵基地攻撃能力保有、軍事費の倍増、原発の継続と新設、そしてこの日本学術会議への介入は全て関連している。そしてこれらは、日本が戦時体制に入りつつある、ということを指し示している。さかのぼってみれば森友学園問題は、国有地を与えることによって教育勅語を教える学を認可する意図であった。学問と教育と家庭を支配するのは、人の心を制御するファシズムの常套手段である。
  ◇   ◆   ◇
 しかし平穏な正月を迎えた日本人には、戦時体制とは思えないかもしれない。そう思っているうちに、ある日それはやってくる。
 日中戦争が「満州事変」という名で始まり、日米戦争が宣戦布告なしに真珠湾攻撃で始まり、ウクライナ戦争が「特別軍事作戦」という名で始まったように戦争は突然始まり、その原因は一方的に相手にあるとされる。つまり「防衛のため」と言い続ける。
 だから、反戦の準備をしよう。戦争の用意がどこでどうされているのか伝えるべきだろう。戦争が何をもたらすのか伝えることも必要だ。あとは歌で、短い言葉で、行動で、そしてやがて、一揆の日がやってくる。何より心の準備が必要だ。