🔲必要なことはやらなくて、不必要なことにお金をかける政府:
🔲松川るいさん、子どもも連れて行って、その子の旅費も党費となれば・・・
🔲林真理子理事長を蚊帳の外に、日大澤田副学長。会見でも不遜な態度で:
🔲馬場代表、こんなことをやっておられたとは:
★木曜日は近くのメイプルホールで映画会がありました。主催は(株)大阪映画センターで共催が市のメイプル文化財団で日本アカデミー賞最優秀賞8部門受賞作の「ある男」。原作は平野啓一郎の同名小説。主演は妻夫木聡。共演は安藤サクラ、窪田正孝、柄本明、清野菜名、真島秀和、小藪千豊、真木よう子、仲野太賀、でんでん、きたろう・・・
たまたまお茶のみ友だちのSさんもチケットを買っていると知って、30分前に待ち合わせて雑誌と新聞交換。私は先日ミニシアターの第七藝術劇場で「沖縄戦の図」を見た時、沢山置いてあった横浜流星さんが表紙のフリーマガジン「DOKUSO」を2冊貰ってきたので、一冊をお渡しすることに。内容は、表紙の横浜さんが、25日公開の佐藤浩市さんとW主演で沢木耕太郎原作・瀬々敬久監督の映画『春に散る』についてインタビューを受けたもので、数頁に渡ってかなり深い内容で語っている記事が掲載されています。
「ある男」は10時半から12時半までの上映時間でした。私は一度見たのですが、どうも真ん中あたり印象に残って無くて(居眠り?)いわゆる”リベンジ”でした。今回、チラシの片隅に小さく「必ず涙する。」と書かれているのですが、今回は、なるほどじんわり泣けました。下のチラシの左横には「あなたの亡くなったご主人をXと呼ぶことにします。」という弁護士城戸(妻夫木)の言葉が縦に書かれています。
「大祐」として事故死したある男(窪田)は名前を偽っていて、城戸が突き止めたのは殺人犯の子だった。戸籍を売買している男(柄本明)の言葉がヒントになって謎が解明されますが、男の正体を追っている城戸自身、差別から逃れるためにある過去を隠して今の家族との幸せな家庭にたどり着いていることが最後に示されます。
弁護士が依頼されたXを追いながら暴かれれていく自分自身という重層的なお話が独特の緩いテンポで物語られるので、じわじわと真実に近づいていくスリルが味わえます。4年近くを夫婦として過ごした妻(安藤サクラ)の最後の言葉(男の正体を知らなくても良かった)と父を慕っていた息子との会話が救いです。
窪田正孝さんも最優秀助演男優賞受賞でしたが、納得でした。この映画では元ボクサー役ですが、『春に散る』でも、主演の横浜流星さんは撮影が終わった今年に入ってボクシングのC級ライセンスを取得して4回戦までの試合ができるプロになっていますが、その対戦相手の世界チャンピオンを窪田正孝さんが演じています。格闘技苦手な私ですが、今はチョット楽しみにしています。