「『米軍ファースト』が国民を守る足かせに(布施祐仁)」「国立劇場、なぜ建て替えに」「何を間違えたか『エッフェル姉さん』」と映画「ある男」

 
 
 
🔲長文ですが、大事な指摘。日米地位協定と多摩地区のPFAS汚染問題など:
 
「米軍ファースト」の日米地位協定 地下水汚染疑惑や性暴力事件で国民を守る
足かせに
The 'US Forces , #SOFA Status of Forces Agreement, a stumbling block to protecting
the public in Japan from groundwater contamination and sexual violence
 
第2次世界大戦後、日本の安全保障政策の要となってきた日米同盟。日本に配備された米軍の地位を規定したのが日米地位協定だ。米軍にさまざまな特権を認
め、1960年の締結から一度も改定されたことのないこの協定が、国民の安全や健康を揺るがす事態が相次いでいます日米地位協定の見直しには何
が必要か、安全保障分野を専門とするジャーナリスト布施祐仁氏が論じます。
 
🔲台湾での麻生氏の発言は『政府と調整した結果』とは:
 
マジか。政府ぐるみで戦争やりたいと言ってるらしい。ちょっと、みんな、この政府、やばいよ。 → 麻生氏発言は政府と調整した結果と同行議員 | 2023/8/9 - 共同通信

🔲必要なことはやらなくて、不必要なことにお金をかける政府:

しかも建て替え時にホテルやレストランを「併設」して75mのビルにしちゃうとかいうロクでもないアイディアなんだよな、これ。なんで商業施設と合体させちゃうのかねえ。しかも運営は民間に委託。やること、なすこと、本当に貧しいんだよ。
 
国立劇場(1966年、竹中工務店)の建て替えも迷走しています。奈良の正倉院のような校倉造りをモチーフにした美しい建築。岸田政権が掲げる「新しい資本主義」の「PPP/PFI推進アクションプラン」により、改修のはずが建て替えとなりました。当初の改修案に戻すべきです
 
 老朽化などにより建て替えが計画されている国立劇場(東京都千代田区)について、6月に行われた再整備事業の2回目の入札が不落札に終わったことが8日、
分かった。劇場を運営する日本芸術文化振興会が発表した。…
 

🔲松川るいさん、子どもも連れて行って、その子の旅費も党費となれば・・・

内田樹さんがリツイートしました

「『党のお金だから』『会社のお金だから』『国のお金だから』という理由でいわば『公費』を私的に使ってどの程度恥じないかは、持って生まれた個人の品性の問題である。」
 
自民党女性局のフランス研修が炎上中だ。エッフェル塔を背景にポーズを取った写真が問題視された松川るい女性局長らは、「エッフェル姉さん」とやゆされて
いる。彼女たちは何を間違えたのだろうか?

🔲林真理子理事長を蚊帳の外に、日大澤田副学長。会見でも不遜な態度で:

警察上層部カンカン! 日大アメフト部薬物問題を仕切る元検事・澤田康広副学長の嘘八百日刊ゲンダイDIGITAL - 日刊ゲンダイDIGITAL nikkan-gendai.com/articles/view/ より
 
 日大アメフト部の薬物汚染事件が思わぬ広がりを見せている。8日に林真理子理事長らと会見した競技スポーツ部担当の澤田...

🔲馬場代表、こんなことをやっておられたとは:

【維新代表 他人の財産を私的管理か】
「日本維新の会」の馬場伸幸代表(58)が、認知機能の衰えが目立つ社会福祉法人の女性理事長(当時)に、任意の財産管理契約を結ぶ文書書かせた上で、馬場
事務所が女性理事長の財産を私的な形で管理してきたことが、「 週刊文春 」の取材でわかった。

木曜日は近くのメイプルホールで映画会がありました。主催は(株)大阪映画センターで共催が市のメイプル文化財団で日本アカデミー賞最優秀賞8部門受賞作の「ある男」。原作は平野啓一郎の同名小説。主演は妻夫木聡。共演は安藤サクラ窪田正孝柄本明清野菜名真島秀和小藪千豊真木よう子、仲野太賀、でんでん、きたろう・・・

たまたまお茶のみ友だちのSさんもチケットを買っていると知って、30分前に待ち合わせて雑誌と新聞交換。私は先日ミニシアターの第七藝術劇場で「沖縄戦の図」を見た時、沢山置いてあった横浜流星さんが表紙のフリーマガジン「DOKUSO」を2冊貰ってきたので、一冊をお渡しすることに。内容は、表紙の横浜さんが、25日公開の佐藤浩市さんとW主演で沢木耕太郎原作・瀬々敬久監督の映画『春に散る』についてインタビューを受けたもので、数頁に渡ってかなり深い内容で語っている記事が掲載されています。

「ある男」は10時半から12時半までの上映時間でした。私は一度見たのですが、どうも真ん中あたり印象に残って無くて(居眠り?)いわゆる”リベンジ”でした。今回、チラシの片隅に小さく「必ず涙する。」と書かれているのですが、今回は、なるほどじんわり泣けました。下のチラシの左横には「あなたの亡くなったご主人をXと呼ぶことにします。」という弁護士城戸(妻夫木)の言葉が縦に書かれています。

「大祐」として事故死したある男(窪田)は名前を偽っていて、城戸が突き止めたのは殺人犯の子だった。戸籍を売買している男(柄本明)の言葉がヒントになって謎が解明されますが、男の正体を追っている城戸自身、差別から逃れるためにある過去を隠して今の家族との幸せな家庭にたどり着いていることが最後に示されます。

弁護士が依頼されたXを追いながら暴かれれていく自分自身という重層的なお話が独特の緩いテンポで物語られるので、じわじわと真実に近づいていくスリルが味わえます。4年近くを夫婦として過ごした妻(安藤サクラ)の最後の言葉(男の正体を知らなくても良かった)と父を慕っていた息子との会話が救いです。

窪田正孝さんも最優秀助演男優賞受賞でしたが、納得でした。この映画では元ボクサー役ですが、『春に散る』でも、主演の横浜流星さんは撮影が終わった今年に入ってボクシングのC級ライセンスを取得して4回戦までの試合ができるプロになっていますが、その対戦相手の世界チャンピオンを窪田正孝さんが演じています。格闘技苦手な私ですが、今はチョット楽しみにしています。