◎今日はローカルニュースから。
わが市の広報誌「もみじだより」10月号の表紙の写真。
◎来年には、北大阪急行の「千里中央駅」から駅3つを新設して延伸、終着駅が『箕面萱野』駅になります。そして、「もみじだより」8頁には、『北急延伸事業の財源は全額ボートレース事業の収益金のみで賄っています』と書かれています。しかも、市負担分の財源確保の見通しは令和32年度までだったのが、『ボートレース事業の収益増加により、27年分短縮して、今年度には全額確保できることに』なったそうです。
◎さて、そのボートレース事業というのが元箕面市民（1899年箕面市小野原生まれ）で、現在は名誉市民である笹川良一さんの笹川財団の事業です。近隣市民の方が噂話で「箕面はお金持ちだから」と言われるのを私もメープルホールの演奏会場などで聞くことがありますが、競艇のお陰なんですね。これは、住之江のボートレースに行って下さる方たちのお陰なんですが、その競艇事業の仕掛人が笹川氏です。
笹川良一氏の葬儀の時の物々しさに度肝を抜いたことがありますが、あの頃は笹川邸がバス道北側、北小近くにまだあった頃でした。その筋の人の出入りが多くて、私も遠巻きに見ていた市民の一人でしたが、箕面市の市会議員を務めた方達、特に自民党の方たちは笹川さんのお陰だといつも有難がっていました。「ファシスト」「右翼の大物」、「慈善事業家」などいくつもの顔を持つ謎深き人物の”お陰”で、市民の負担なしで新しい駅が出来るわけです。
◎笹川良一さんについては、俳愚人さんも最近取り上げておられますので、こちらで：
笹川親子と財団をめぐる感想をめぐるマイ事件 - 俳愚人 blog (hatenablog.com)
映画「ハマのドン」の戦中世代の良心 - 俳愚人 blog (hatenablog.com)
🔲ジャニーズ問題と大阪万博について。
吉村府知事というか維新というか、ローカルスタンダードなんですね。自分が基準と言っていいかも。万博という世界に向けての事業でも、マイスタンダードが通用すると思っておられるところが維新です：
大阪万博が「ジャニーズ起用」継続で“欧米が参加拒否”開催危機 (msn.com)
🔲新社長の東山氏も『白波瀬前副社長に説明責任ある」と発言：
白波瀬傑前副社長について「説明責任がある」と強調した。
🔲ジャニーズ問題、マスコミの捉え方、可笑しくないか：
ジャニーズ事務所は望月衣塑子、尾形聡彦、鈴木エイト3氏の口を封じにかかったね。イノッチの「ルールを守って」に記者から拍手が上がった時は驚いた。飛び込んだ「岡田准一退所」のニュースを泣いて読めなかった男性アナもいた。マスコミが著しく劣化してないか。ジャーナリズムが壊れてはいないか。
🔲2回目の2日の会見。メディアが本気でないのが見えてきたような。本気で追及する仲間を除け者にする動きがみえました：
ジャニーズ、前の会見のときより嫌悪感ひどい。禊は済んだよ黙れって感じで本気のジャーナリズムは黙らせて、後は共犯メディアと会見ごっこ。徹底的につぶれてなくなれ。「罪が無い」タレントも見たくないわ。実際は加害側になっているとしか言いようない。史上最大級レイプ事件だろ、これ。
🔲岡田准一さん、関西では『ジャニーズの』というより、枚方（ひらかた）出身の『ひらパー兄さん』でお馴染みでしたので、これは、いいんじゃないかな（？）：
🔲被害者が500人近くいて、325名が補償を求めているというその数字の大きさ。まだまだ言えない人たちも大勢いるだろうと思うと本当に60年間に渡ってなぜ見過ごされて来たのか…事務所の権力構造の問題点も明らかにしてほしいし、知ってて知らんふりをしていた方達、当時子どもだった人や特に大人だった人はきっちり反省して二度とこんなことがないように。報道関係者やテレビ局の関係者の反省の弁が聞きたいです。
さて、望月記者のツィートです：
「一人一問」と条件付きの「記者会見」自体が世界のスタンダードではないのに 女性記者が「意見を言わせて」と言うと 「ルールを守れ」「ルールを守らない奴はけしからん」と権力側とその仲間によって大炎上 日本がいつまで経っても世界から取り残され続けるのは、こういう人間がいるからじゃね？
引用
ジャニーズ会見について 末延吉正氏 「会見をみて二つ思いました。一つは『一人一問でお願いします』って、あれは政治家の記者会見で追及されたくないので早く終わらせたいから作った原則なんです、極めて日本的で内向きなプレスカンファレンスのスタイルなんです。⇒ #ワイドスクランブル
「一人一問」と条件付きの「記者会見」自体が世界のスタンダードではないのに 女性記者が「意見を言わせて」と言うと 「ルールを守れ」「ルールを守らない奴はけしからん」と権力側とその仲間によって大炎上 日本がいつまで経っても世界から取り残され続けるのは、こういう人間がいるからじゃね？
引用
ジャニーズ会見について 末延吉正氏 「会見をみて二つ思いました。一つは『一人一問でお願いします』って、あれは政治家の記者会見で追及されたくないので早く終わらせたいから作った原則なんです、極めて日本的で内向きなプレスカンファレンスのスタイルなんです。⇒ #ワイドスクランブル
「一人一問」と条件付きの「記者会見」自体が世界のスタンダードではないのに 女性記者が「意見を言わせて」と言うと 「ルールを守れ」「ルールを守らない奴はけしからん」と権力側とその仲間によって大炎上 日本がいつまで経っても世界から取り残され続けるのは、こういう人間がいるからじゃね？
とんだ「茶番会見」だった。司会進行の元NHKアナ松本和也氏は、質問者を指名する際、たびたび「マスクの～」と繰り返していた。最前列の芸能記者たちは、なぜかマスクを着用。それがあたかも目印のようだった。メディア工作を担ったキーマンの白波瀬前副社長は今回も出てこなかった。説明責任があるにもかかわらずだ。出てきてマスク集団に言い放てばよい。資金「あのとき俺の言うことを聞いただろ」と
会見時間は打ち切られ、新会社のや知財の扱い、補償会社の資金や補償算定基準などはわからないことだらけだ。新会社にどれだけ「旧ジャニーズ」の資金が入るのか。「法を越えた補償」とは何か。それがわからなければ、決別の意志など判断できない。日本の安い賠償額を前提にした算定では「法を越えた」とは言いがたい
和解を急ぐ目的が刑事告訴・告発を封じることが目的となっては、救済につながらない。被害者の分断を図り、事務所に有利な条件をのませるのでは「泣き寝入り」の繰り返しとなる。前回会見で事務所の名称を残す判断をし、対応が後手に回ったが、今回の対応とあわせてみると「保身優先」の意図が透けて見える
性被害の申告は今後、まだ増えるだろう。被害の全容解明に向けた調査の継続は必須だ。そして加害者はジャニー氏だけではないのではないか。東山新社長は前回の会見でセクハラについて「やったかもしれないしやらなかったかもしれない」と述べたが、２回目の会見では「セクハラはやってない」と否定した。9月にやめた元マネジャーによる性加害には、問いかけても全く触れなかった。隠蔽したいのがなにか、よくわかる対応だった
【東山新社長の会見詳報】ジャニーズ「廃業します」 東山紀之社長が驚いた補償希望の人数、語った今後
9月13日付けで、元裁判官の経歴を持つ3人の弁護士から構成される被害者救済委員会を設置し、被害者補償の受付窓口のみでぜんがくかく
被害、被害額の認定については、過去の資料や申告を頂いた方から提供を頂いた資料にもとづいて、過去にジャニーズ事務所に在籍していたか、もしくは当然、現在ジャニーズ事務所に在籍しているかを確認の上、被害者救済委員会が申し出内容、それから聴き取り調査を行って、その結果にもとづいて実施してまいります
🔲井ノ原氏は『いい人』で通っている方だそうですが、この時のこの発言は、白々しいと思いました。子どもにレイプした問題で加害者側の責任者という立場で言えることではないし、「ルールを守る大人」って、ジャニーズ事務所側の都合で出したその場の『ルール』が”正しいモノ”でもないし、それに拍手をする記者たちのレベルも呆れる：
まさか井ノ原氏の口から『ルールを守っていく大人たちの姿をこの会見では見せていきたい』との言葉が出るとは思わなかった。 ジャニーズ記者会見で質問した一人として、この言葉には心底仰天した！… さらに表示
mainichi.jp/articles/20231 東山紀之社長は、長年ジャニーズ事務所を支えてきた白波瀬傑前副社長について「説明責任がある」と強調しました。白波瀬氏は性加害問題について公の場で見解を示すことなく、9月に退任しています。
