「報知映画賞」<作品賞、主演男優賞・女優賞、助演男優・女優賞発表。「月」3冠>

芦原公園の紅葉

生涯学習センターからi池の対岸の木立を見て

図書館側玄関前のハナミズキの赤い実

昨日は報知映画賞の発表がありました。今年観た映画がノミネートされていたので関心がありました。主演男優賞の横浜流星さんの主演映画「ヴィレッジ」と「春に散る」は観ていますし、作品賞、助演男優賞助演女優賞と三冠達成の「月」はつい最近観たところでした。

4年前、連続ドラマの3回目くらいから見始めたピンク頭の不良高校生が33歳の塾講師に恋をして東大合格を目指す10話の物語の「ユリユリ」を演じてブレイクした横浜流星さん。思春期の喜怒哀楽の全てを繊細かつ的確に表現していて魅力的、かつ”ただモノ”ではないと思いましたが、浮かれず「精進あるのみ」の成果が出ているようで嬉しいです。「月」のインパクトは強くて、あれ以来、今は音信不通になっている人たちのことを考えるようになりました。主に認知症になられて、かき消えるように連絡が取れなくなった方達です。

 

第48回 #報知映画賞 ノミネート一覧からの『受賞一覧』です。 この場をお借りして改めて 読者投票に参加してくださった方々に御礼申し上げます。 #映画 ファンの皆様、 受賞者と受賞作品にどうぞ温かな拍手を👏 #スポーツ報知

 

主演男優賞は横浜流星さん。

助演→主演の連続受賞は17、18年の役所広司以来、2人目の快挙。「流浪の月」での受援男優賞から1年。「より芝居と向き合えた」と振り返った。

「年齢やキャリアと共に携わる作品が変わって。より本物にならないといけないと感じたし、深いところまで向き合える作品も多かった。」・・・

「ストイックなんて言ってくださる方もいますけど、器用に切り替えられないだけ。一日一日を大切に過ごして、作品や役者としてこの世界に欠かせない人になれたら」。

第48回 #報知映画賞 主演男優賞
2作品の演技が評価されての受賞です
 
第47回の昨年は助演男優賞
第48回の今年は主演男優賞
連続受賞‼️
スゴい‼️
おめでとうございます㊗️
 
 

【報知映画賞】横浜流星「こんなにも早く」 昨年助演男優賞から1年で主演男優賞「より本物にならないといけない」 : スポーツ報知 (hochi.news)

報知新聞から引用です:

主演男優賞は「ヴィレッジ」(藤井道人監督)と「春に散る」(瀬々敬久監督)に主演した横浜流星(27)が受賞した。無気力な青年から世界王者を目指すボクサーまで、幅広い演技を披露。昨年の報知映画賞も「流浪の月」(李相日監督)で助演男優賞を受賞したが、2年連続の快挙。「こんなにも早く帰って来られるとは」と顔をほころばせた。

【選考経過】横浜流星鈴木亮平豊川悦司の三つどもえとなったが、1回目の投票で横浜が大多数の票を集め圧勝。「一瞬で自分の世界に惹きこむ彫の深い身体表現の魔力に感嘆」(見城)、「影のある役も出来る。ボクシングシーンでは殴打されることもいとわない体を張った演技。売れっ子の爽やかさを見事に封印していた」(木村)

【選考委員】荒木久文(映画評論家)、木村直子(読売新聞文化部映画担当)、見城徹幻冬舎社長)、藤田晋サイバーエージェント)、松本志のぶフリーアナウンサー)、YOU(タレント)、LiLiCo(映画コメンテーター)、渡辺祥子(映画評論家)、とスポーツ報知文化社会部デスク及び映画担当。

主演女優賞は綾瀬はるかさん。

主演女優賞
 
2作品の演技が評価されての受賞です
 
どちらの作品も身体を張ったアクション演技が高評価‼️
おめでとうございます㊗️
 

一番最近観た映画「月」が三冠。助演男優賞磯村勇斗さんは沼津出身。新婚生活をスタートさせ、長男を出産した懐かしい沼津出身と知って、注目していました。二階堂ふみさん、「月」ではほとんどノーメーク(かと思うほど)で複雑な人物を演じていました:

第48回 #報知映画賞 なんと‼️
#月』が三冠👑
 
作品賞邦画部門#月#石井裕也 監督
 
世に問うべき大問題作が3部門受賞‼️
石井監督・磯村さん・二階堂さんが本作に込めた並々ならぬ想いは紙面で‼️
 
おめでとうございます㊗️ #スポーツ報知

磯村勇斗(31)

今年は6本の映画に出演。作品ごとに鮮烈な印象を残すが、公開規模や番手に拘らず脚本重視で出演を決める。「自分が気にしていることや社会で起きていること、それに対して自分が何を思うかのフィーリングであうものをチョイスしている率が高い気がします」。デビューは22歳と遅めのスタート。「ここから40歳までの10年間は役者としても勝負の年でもあり、…ちゃんと生きて来たんだという証がシワになって、魅力ある映画人の顔になれたらいい」

二階堂ふみ(29)

実際の事件をモチーフにした問題作(「月」)とご当地ジョーク全開のコメディー(「翔んで埼玉~琵琶湖より愛を込めて~」)。両極端とも言える2つの出演作が同時期に公開されている。これこそ、二階堂の振り幅の大きさ、豊かな表現力を裏付けるものだ。

「経験を重ねると自分の表現に自信をもてると思っていたけど、そんなことは全然ないし、これからもないと思う。むしろ未熟さを受け入れられるようになった。少しは大人になったかな」「月」に出演したことで、映画への希望を一層強く感じるようになった。「映画には、誰かの感情や大きな物事を動かす力がある。SNSが発達した時代だからこそ、映画にしかできないコミュニケーションを信じて、長く関わっていきたい」

作品賞にノミネートされている中では、昨年12月に「ラーゲリより愛を込めて」を、今年に入って、「ヴィレッジ」「怪物」「春に散る」「福田村事件」「月」を観ました。

★昨年6月に亡くなった河村光庸氏が関わった映画が「ヴィレッジ」と「月」:

☆河村Pが目指していた社会派エンタメが評価されるようになったことはとても嬉しいです。その原点はやはりメディアがだんまりを決め込んでいた当時、堂々と映画で安倍元首相が関わる疑惑事件を題材の映画を製作して、それを国民が大歓迎したこと、その作品を日本アカデミー賞が最優秀賞を贈って讃えて一矢報いたことではないかと思っています。当時、反安部で出来たことと言えば、映画界のコレだけだったように思います。それ以後、いわゆるかつての社会派と呼ばれたジャンルに相当する映画がたくさん作られているように思います。政治家や政党が変われば日本は変われる・・・政治を変えるためには今の自民党自民党に手を貸す政党を選ばないこと、少しでもマシな政治家や政党を国政に送り出すこと。やはり投票率が大事だと思います。