投票日の6時台、投票率が軒並み前回を下まわるというニュースにショックを受けました。
いつもより早く始まった大河ドラマが終わって選挙番組に、いきなり、「民主、300議席超える」に、また、ショック！
なんなの〜？！ ＮＨＫの出口調査とやらの断定的物言いに、いつまでもついて行けない私。
開票速報が始ってから、やっと大変化を受け止められるようになりました。
(最終的には、投票率は期日前分を足して69.28％で過去最高に。当日の投票率が予想外に低くて残念でした。）
艶やかな葉の色に負けない鮮やかな珊瑚樹の実
新聞やテレビでは今度の選挙を「自民に不満・民主に不安」というとらえ方をしていました。
ところが、選挙後のどの番組を見ていても、大勝した民主党に対して盛んに「国民は不安に思っている」と言っています。
ＮＨＫの昨夜の番組では、問い詰められた岡田幹事長が、「国民はリスクをかけて変化を選んだ」と答えていました。
その通りだと思います。
「このまま自民の政治を続けさせるのか、それとも、不安はあっても民主に変えるのか」という選択でした。
民主308議席という答えは、ともにリスクを負うという一人一人の迷いと決断の集積なんだと思います。
政治ブログの中には今回の選挙による政権交代を無血市民革命と名付けているものもあります。
大げさな感じもしますが、ピッタリという思いも。
新しい時代の選択が間違いのないよう見守り続けたいと思います。
与党の立場の辛さを知る自民党が野党に、野党の辛酸を知る民主党が与党に、
初めて、相手の立場が分かる政党政治が始まるでしょうか？ 国会の論戦も期待できるでしょうか？
野党の経験がない自民党が求心力を失って四分五裂する可能性もあるし、自民党の野党ぶりにも注目です。
