一週間まとめてあれこれ

今週は16日の水曜の鳩山内閣発足を挟んで前後にも色々とありました。
まず、14日(月曜)には、イチローのメジャー史上初の9年連続200本安打達成がありました。
達成後のインタビューでのイチロー選手の「これで解放されました」というコメントには重圧の大変さが窺えました。


もう一つは、酒井法子被告の保釈をめぐる大騒ぎ。夫の高相被告の保釈時には挨拶後、乗り込んだ車に靴が投げられました。
そういえば、イラクでブッシュさんに靴を投げた記者が釈放されていましたが、それに倣ったわけでしょうか? 
ブッシュ(元)大統領に靴を投げた人は、イラク国民のアメリカに対する思いを代表して行為に及んだとして英雄になったそうですが、こちらは、のりピーファン、それも男性ファン心理を代表しての靴投げだったのでしょうか。
酒井法子被告の保釈は明らかに16日を意識しての翌日夕刻だったようです。私も丁度夕飯の支度時でテレビをつけていたので見ました。
堂々とした舞台女優の会見だったと思いました。違法な薬物に手を出していながら法務省裁判員制度の普及のための映画に主演していたというのですから、「演技派」の女優ではあったのでしょうが、それにしても、アイドルタレントというよりは「大女優」でした。マスコミが「堕ちた偶像」と清純派のタレントを餌食にして、というよりは、再起を期した酒井法子グループにマスコミが利用されたのではないでしょうか。
それにしても騒ぎすぎですね、まだ、裁判も始まっていないのに・・・(秋海棠)

さて、週の真ん中16日の水曜には、8月30日の衆院選圧勝が形となって鳩山内閣発足。
昨日、18日(金曜)の新聞の世論調査では鳩山内閣支持率75%で、2001年4月の小泉内閣の80%についで歴代2位とのこと。
すでに、次官会議が廃止されたり、「順調に進んでいる」ようです。明らかに政治家の官僚依存脱却の流れが始まりました。
新任の大臣が今まで官僚の用意した原稿を読んでいたということがおかしかったので、これからは政治家の能力が問われる当り前の政治に変わるということで大歓迎です。


土曜のお昼にやっている番組「たかじん胸いっぱい」で、今日はバラエティ番組には珍しく「政権交代SP/民主党マニフェスト大検証」と題して、レギュラーの政治音痴?丸出しの女性タレント3人を相手に、政治評論家の福岡政行氏と例の勝谷誠彦氏を迎えて、真面目に民主党と政治について基礎から懇切丁寧に説明しています。
その中で、たかじんさんが「世界で50年以上も一党独裁のようにやってきているのは、北朝鮮か中国しかない。
生きてるうちに、政権交代を見たいとず〜と思ってきたので、実現できた今は、ちょっと興奮している」と話していました。
たかじんさんは今年還暦とか。福岡氏は昭和20年生まれで64歳。この年代の「政権交代」にかける思いはやはり一寸共通していますね。
自民党の政治は変わらないものというのが延々何十年も続いて、もう少しで…を何回か経験して、それでも変わらない。
自民党がいいと思っている人がやはり多いのだ、変わってほしいと思っている自分は少数派なのか、とか、最後には諦めて、言い聞かせて、という体験をしていますので、今回も、30日の開票速報でも、NHKや民放の出口調査の結果をそう簡単には信じることができなかった訳です。
たかじんさんの「だから、うまくいってほしい。冷ややかに見ているのではなくて、応援して・・・」という思いも共感できます。