大樹の森へ

昨日は午後から誘われて山へ。
 


一の橋を越えて川沿いの「滝道」を取らず、山側の道を。
桜広場から、谷に掛かる小さな橋を渡ると左手の山側にある「山神」さまに手を合わせて、いざ山登り。
山は荒れ果てていて、倒木や切り倒された木々がアチコチに倒れていたり、投げ捨てられていたり。
大木が根こそぎ谷に向かって倒れてしまい道幅が狭くなったところも数箇所あります。
明るくなったところに常緑樹の木の芽や松の幼木が見えます。これらが大きく育つには10年以上もかかるでしょう。
風は冷たく寒い日なのに、かなり急勾配の登りを1時間ほども歩き続けますと身体は汗ばむくらい。
上着を脱いで腕まくりもして体温を下げ、尾根伝いを小鳥のさえずりを聞きながら快調に歩いていますとコツコツという音が。
ゴルフ場の手前に新たに高々とネットを張り巡らしてゴルフの「打ちっぱなし」が出来ました。そこから聞こえる音だと教えらました。登りつめるとゴルフ場に沿って猪除けのネットが張り巡らされていて、しばらく歩いていますと、海が見えると先に行く夫が言います。
こんな所から海!? 六甲山の山の先に光る物が見えて、それが海! 芦屋浜あたり? 
下りは数々の大樹の群れにカメラを向けながら来た道を辿って行きました。
 
夜は、バンクーバーオリンピックの開会式をテレビで。凝った演出でかなりの長時間。
原住民、昔はカナディアン・インディアンと言ってたと思ったのですが、ファーストネイションズと言うんですね。
元々カナダも、アメリカもそうなんですが、ヨーロッパからの移民で人口を増やしていった国でした。
だから先住民族に敬意を表して・・・かと思っていたら、息子の解説で、オリンピック会場を建設するのに立ち退きをさせてホームレスや住んでいた人たちからの猛反発があったとか。そういう経緯があったの〜とファーストネイションズのダンスが延々続くのを観ながら。
先日、小中高と一緒だったカナダ・トロント在住のSさんからメールが入っていました。「暖冬」とのこと、オリンピックには一切ふれず、「トヨタの件、どうなってる?」「日本は江戸時代のように東洋の小国になってしまうのかしら?」と心配して、日本の様子をリクエスト。海外にいる日本人に、いつまでも「政治とカネ」の今の国会、どう伝えればいいのでしょう?