落差激しい今日この頃

昨日は5月の陽気だったとか・・・今日は2月? と、最近の気温は振幅の差が激しくて身体に堪えます。私は内臓が弱いので胃や腸の働きが悪くなって、お医者さんにかかって薬のお世話にもなることに。四月から医療費の明細が克明に表記されたものが手渡されますが、結構かかっていて、二重払いは否めません。もちろん健康保険の有難さも感じます。

ところで、今週は平沼氏、与謝野氏の新党がスタートするようですが、背後に渡辺恒夫、石原慎太郎の両氏がいて、どうも自民党と挟み撃ちして次の選挙での民主党一人勝ちを阻止するという作戦だという狙いも洩れてきているようです。なるほど、と思えるお話ですが、これが本当だとすると、国民をというか、無党派層を甘く見ているような気がします。それなら、いっそのこと国家主義的な立場を主張する方たちには平沼新党へ移ってもらって、谷垣・河野両氏はリベラルな自民党として頑張って真の野党として再生に成功してほしいと思います。

とにかく、クルクルと首相が代わって政治がお留守になるような事態はこの時期もうゴメンですし、最低4年はこの態勢で修正しながら行ってほしいな〜と思っています。その間に民主党自民党(バラバラにならなければ)も与党、野党として習熟?していってくれれば、なんて政治素人は考えているところです。

昨日はドラマ「八日目の蝉」の第二回。ますます訳のわからない展開に訳も無く引き込まれてしまいます。誘拐して自分の子として育てる赤ちゃん、演技しているはずは無いのですが、場面ごとにピッタリの表情がはまっていてリアル! 脚本の浅野妙子さん。上手いですね〜。先の読めないドラマにいよいよ興味が尽きません。

NHKETV特集は「戦争と平和」のレフ・トルストイの非戦・不戦についてでした。これもしっかり見ていないのですが、日露戦争に反対し、それを表明。日本人にも同調者がいたとか。同じく非戦で非暴力のガンジーとの親交があったとか。そこへアメリカのオバマ大統領が6日「核体制の見直し」を公表。日本経済新聞の今日の朝刊では、「核拡散防止条約(NPT)を順守する非核保有国に対し核兵器を使用しないと宣言。」

「テロ対策で核戦力を重視したブッシュ前政権の方針を転換し、核の使用は「極限の状況」に限定すると表明。「新たな核弾頭を開発しない」ことや、核実験を実施しない点も明確にした。米ロの新しい核戦力の存在感が相対的に増すことへの懸念も示した。アジアの戦略に関しては「抑止力の提供は、より核に依存しない態勢に移る」と表明。通常兵力の前方配備の重要性を強調して在日米軍の必要性を示唆した。また「核平気が存在する限り、米国や同盟国を核攻撃から防衛するための核の役割は維持される」と言及し、米国が一方的な核削減に応じないことも確認した。

アメリカ国内でも、ハト派タカ派の対立があって、この件も賛否両論あった中での小さくて大きな一歩。
ドラマ「大仏開眼」の吉備真備が直面した、問題の解決を暴力によってか、非暴力によってかは、未だ政治の課題です。
吉備真備の言葉「兵法の根本は戦わずして勝つこと。」
「戦うべき敵を作らぬこと」は今も生きています。