日曜の夜の飲み会?

週末の土曜と日曜の夜は、夫が息子と飲めるチャンス。ところが最近は山の訓練で週末泊りがけが多く、30日の日曜日は仲間とのお酒の機会を断って25キロの荷物を背負って夕食に間に合うように急いで帰って来ました。それでも、いつもの時間よりは1時間遅れで、夕食。お魚のメニューだったので、息子が日本酒の冷酒を、その後、夫から白ワイン、途中でビール、その後、焼酎のグレープフルーツ割りと定番のアルコールのフルコースです。酒の肴は鳩山さんの普天間問題での記者会見と福嶋社民党党首の罷免問題。珍しく3人で政治談議となりました。
鳩山さんには二人はとっても厳しい意見。出来ないなら最初から言わなきゃいいんだとか、ころころ意見を変えて腹が決まらないとか。私は政権交代のために民主党に投票はしたけれど、自民党反対票で、政策までは期待していなかった。今回の沖縄問題も、沖縄の人たちが裏切られたと批判するのは当然だけれど、私は、「国外、県外、本当?!」と期待はしたけれど、「やっぱり、これが現実」と、鳩山さんには情けないとは思っても余り腹はたたない。息子は自民党の時代より、いろんなことが国民の目の前で明らかにされるので分かりやすい。今まで国民が何十年と自民党に任せきりにしたツケを払わされている。民主が駄目だから又元の自民には絶対戻らないと。夫も、その点は認める、こうやって茶の間でそれぞれ違った意見を交し合うようになれたのがいいんだと。
そうね、この8ヶ月で日本の何が問題かが分かってきた感じはするね〜で3人一致。
「安全保障の問題は、日本が自力で守る覚悟をすればいいんだ。自衛隊国防軍にしてアメリカ頼みをやめて自分で守るようにすれば良いと思う。だけど、それには中国や他の国が嫌がると言う問題がある」と夫がいつになくハッキリとした考えを言い出しました。「あいつら(乱暴です!)は日本が自力で軍隊を持つことは嫌がる。米軍の支配下に有ることを望んでいるという問題がある。」 息子が、それじゃ、憲法を変えるの?と。「今のままでいいんじゃないか、もうここまで解釈憲法自衛隊を持ってしまってるんだから」と夫が。
私も問題は護憲か、改憲かではないような気がするし、もし、自主自衛の道を行くにしても徐々にでなければ、まず、アメリカが許さない気がします。今のままで自衛隊アメリカとの共同作戦とは別に、自主的な国防の活動を増やす方向が現実的で良いと思います。その上で、憲法の前文を生かす専守防衛、平和の為の自衛隊であればよいと思うようになりました。
そうすると、徴兵制の問題とか・・・何年か前には絶対賛成できなかった問題にも、今なら若者の再教育や公民意識とか、最低限日本国民として知っておくべき知識(歴史)とか家庭教育でしつけられなかった礼儀や社会性を身に付けるのに一時期強制的に集団教育を受けるというのも良いかもしれないとまで考えるようになってきました。歴史教育については立場の違いで解釈が異なりますが、歴史的事実については教えるべきだし知っていないと恥ずかしいようなことも知らないでは困りますし。我ながら自分自身の考えが変わってきたな〜と思います。

「戦争は絶対駄目」をどうやって実現するのか・・・まだまだ色んな意見を聞きながら考えていきたいと思います。