燃え尽きて帰ってくる「はやぶさ」

昨日の木曜日、午前中は自治会の赤十字の寄付金の集計で区長さんのMさん宅へ。
1時間ほどでやり終えた後、実家が宇治の近くだからと宇治茶の新茶を入れて頂きました。
午後からはそのMさんと折り紙の先生宅へ。Mさんと私は同い年。先生は二周り上の90歳の同じ干支のサル!
今回は10数個で紫陽花、30数個でくす球になる「部分」のみの折り方を教わって、3時過ぎまで。
自治会のお役を引き受けてよかったね〜と今朝のお茶飲み話で分かった長女同士の二人で不思議なご縁を感謝しつつ・・・
 さて昨夜のNHKクローズアップ現代は「探査機はやぶさ宇宙の大航海」。
7年がかりの宇宙の旅を終えて、あさってオーストラリアの砂漠にカプセルを落とす軌道に乗って帰って来ます。
何年か前には、行方不明に、絶望かと思われながら、一月半後、諦めずに捜し求めていた画面に微かな電波を認めた時の喜び!
4つのイオンエンジンが全部ダメになり、それでも、エンジンを担当していた技術者たちが諦めきれず、
なんとかならないかと解決法を工夫、4基の内、別々に、プラスとマイナスの極が機能している事に気づき、
その二つを一つのエンジンとして再起動させていくお話、など、リーダーの「あきらめの悪さ」?に引っぱられ、
決して諦めないチームのみんなの努力に応えるようにして「はやぶさ」は奇跡を起こします。
太陽電池は太陽光線を受けて働き始め、様々な艱難辛苦を克服して、やっと帰還の軌道に乗ります。
そして13日の11時ごろ地球に帰ってきます。カプセルの中に小惑星イトカワの岩石が入っていれば史上初の快挙とか。
しかし、「はやぶさ」の本体は燃え尽きて帰ってくるといいます。そのことを知った女の子の
「でも、私は、忘れません」という手紙が宇宙航空研究開発機構JAXA)に届いているといいます。
その添え書きには「今、子どもはこの手紙を泣きながら書いています」と父親が・・・ まるで
はやぶさ」には命が宿って、一編の御伽噺か童話のようなお話しでした。